メインコンテンツ

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

コード生成のコンフィギュレーション セット

シミュレーションおよびコード生成用のモデル構成

コード生成用のモデル コンフィギュレーション パラメーターは、コード ジェネレーターによるコードの生成方法と、モデルから実行可能ファイルを作成する方法を定義します。

モデル設定

すべて展開する

共有コーダー ディクショナリコード生成用のコード インターフェイスの設定を含む Embedded Coder ディクショナリ (R2022b 以降)
Halide コードの生成配列計算を高速化するために Halide コードを生成する (R2023b 以降)
優先順位が設定された目的モデル コンフィギュレーション パラメーター設定の確認のために適用するコード生成アドバイザーの目的の優先順位付きのリスト

データの初期化

ルート レベル I/O のゼロ初期化を削除ゼロに設定されたルート レベル Inport と Outport の初期化コードの生成を制御する
内部データのゼロ初期化を削除ブロック状態やブロック出力などの内部の作業構造体の初期化コードをゼロとして生成することを制御する

最適化レベル

レベルOptimization level for generated code
優先順位Control application of optimizations based on priority
カスタム最適化を指定個々の最適化パラメーターを選択するオプションを有効化
配列のインデックスを簡略化するループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算を置き換え
並列 for ループの生成並列 for ループの最適化
for ループの自動スケジュールAutomatically schedule generated loop nest code (R2024a 以降)
boolean データをビットフィールドにパッキングboolean 信号の格納の制御
サイズと次元が異なるバッファーの再利用バッファーを再利用してサイズと次元が異なるデータを保存する
グローバル データ アクセスの最適化グローバル変数の使用の最適化
生成コードにおけるブロック演算順序の最適化コードの実行速度を改善するために、ブロック演算を並べ替えるように指定する
グローバル ブロック出力の再利用最適化によるグローバル変数の再利用
Model ブロックの出力バッファーを再利用する可能な場合は参照モデルのバッファーを再利用 (R2022b 以降)
バッファーの再利用候補の統一Analyze buffer reuse candidates to implement efficient reuses (R2025a 以降)
Assignment ブロックおよび Bus Assignment ブロックの更新でインプレース更新を実行するBus Assignment ブロックと Assignment ブロックの入力変数と出力変数を再利用
Data Store Read ブロックと Data Store Write ブロックのバッファーの再利用Data Store Read ブロックと Data Store Write ブロックの一時的なバッファーを除去する
ビットフィールド宣言子の型指定子ビットフィールド型の指定
再利用可能なサブシステムの出力を渡す再利用可能なサブシステムによって出力が渡される形式の制御

詳細設定パラメーター

指定した最小値と最大値を使用した最適化Optimize using minimum and maximum values for signals and parameters
調整可能なパラメーター式から範囲外の値を飽和させるコードを削除調整可能なパラメーター式の範囲外の値を飽和させる保護コードの生成を制御する
除算演算の例外処理を防止するコードを削除除算演算の例外処理を防止するコードの生成の制御
バッファーの再利用のガイドとして信号のラベルを使用信号のラベルを使用してバッファーを再利用
Bitwise Operator ブロックと Logical Operator ブロックを表す演算子生成コードにおける演算子タイプを指定
ローカル変数のゼロ値への初期化を削除ゼロに設定されたローカル変数の初期化コードの生成を制御する (R2023b 以降)
コードからモデルにモデルのブロック線図にリンクするハイパーリンクをコード生成レポートに含める
モデルからコードにSimulink ブロック、Stateflow オブジェクト、および MATLAB 関数をクリックした際の、コード生成レポートでのコードの強調表示を有効にする
削除された / バーチャル ブロック削除されたバーチャル ブロックの概要をコード生成レポートに含める
追跡可能な Simulink ブロックSimulink ブロックの概要および対応するコードの場所をコード生成レポートに含める
追跡可能な Stateflow オブジェクトStateflow オブジェクトの概要および対応するコードの場所をコード生成レポートに含める
追跡可能な MATLAB 関数MATLAB 関数の概要および対応するコードの場所をコード生成レポートに含める
コード置き換えをトリガーするブロックをまとめる使用される置換関数およびそれらが関連するブロックの概要をコード生成レポートに含める
モデルの Web ビューを生成コード生成レポートにモデルの Web ビューを含める
静的コード メトリクス静的コード メトリクス レポートの生成
モデルへのトレースに使用コメントの形式を指定
演算子の注釈Polyspace の演算子の注釈を生成コメントに含める
Simulink ブロックの説明ブロックの説明をコメントとして生成コードに挿入する
Simulink データ オブジェクトの説明Simulink データ オブジェクトの説明をコメントとして生成コードに含める
ブロック コメント内の接続済み注釈接続された注釈を生成コードにカスタム コメントとして含める (R2024b 以降)
カスタム コメント (MPT オブジェクトのみ)MPT の信号およびパラメーターのデータについてのコメントを生成コードに含める
カスタム コメント関数MPT の信号およびパラメーターのデータ オブジェクトについてのコメントを含むファイルを指定
Stateflow オブジェクトの説明Stateflow オブジェクトの説明を生成コメントに含める
要件のブロック コメント化要件の説明を生成コメントに含める
MATLAB ユーザー コメント生成コードに MATLAB ユーザー コメントを含める
Polyspace コメントの挿入Polyspace ブロックの注釈のコード コメントを含める
コメント スタイル生成コードのコメント スタイルを指定

自動生成される識別子の命名規則

グローバル変数生成されたグローバル変数の識別子をカスタマイズする
グローバルなタイプ生成されたグローバルなタイプの識別子をカスタマイズする
グローバルなタイプのフィールド名グローバルなタイプの生成されたフィールド名をカスタマイズする
サブシステムのメソッドサブシステムおよび Simulink 関数に対して生成される関数名をカスタマイズ
サブシステムのメソッド引数サブシステムおよび Simulink 関数に対して生成される関数引数名をカスタマイズ
ローカルな一時変数生成されたローカルな一時変数の識別子をカスタマイズする
ローカルなブロックの出力変数生成されたローカルなブロックの出力変数の識別子をカスタマイズする
定数のマクロ生成された定数マクロ識別子のカスタマイズ
マングルの最小の長さ名前マングリングの最小文字数を指定する
システム生成の識別子Specify whether to use shorter names for the $N token in system-generated identifiers
スカラーのインライン パラメーターの生成Express scalar inlined parameter values in the generated code as literals or macros

詳細設定パラメーター

共有チェックサム長$C トークンの文字の長さを指定する
EMX 配列ユーティリティ関数識別子の形式emxArray ユーティリティ関数に対して生成される識別子をカスタマイズ
EMX 配列タイプ識別子の形式emxArray タイプに対して生成される識別子をカスタマイズ
共有ユーティリティ識別子の形式共有ユーティリティ識別子をカスタマイズ
カスタム トークン テキスト$U トークンに挿入するテキストの指定
信号名生成コードでの Simulink.Signal および mpt.Signal オブジェクトの命名規則を指定する
M 関数生成コードでの識別子の命名規則を指定する
#define 定義名生成コードの #define パラメーターの命名規則を指定
M 関数生成コードでの識別子の命名規則を指定
パラメーター名生成コードでの Simulink.Parameter および mpt.Parameter オブジェクトの命名規則を指定する
M 関数生成コードでの識別子の命名規則を指定する

ソフトウェア環境

コード置換ライブラリ特定のターゲット環境向けのコード最適化を定義するライブラリ
サポート: 浮動小数点数浮動小数点データのコード生成
サポート: 複素数複素数データのコード生成
サポート: 絶対時間絶対時間または経過時間に依存するブロックを含むモデルのコード生成
サポート: 連続時間連続時間を使用するブロックのコード生成
サポート: 可変サイズの信号サイズが変化する信号のコードの生成

コード インターフェイス

リアルタイム モデル データ構造体のエラー ステータス フィールドを削除エラー ステータスのログを作成するかどうか
生成コード内での MATLAB 名前空間の保持Specify whether generated code for enumeration in MATLAB namespace includes the namespace in the type definition (R2025a 以降)
ルートレベル I/O を以下として渡す生成コードがルートレベルの入力と出力を再利用可能な実行エントリポイント関数に引き渡す方法を指定する
ルートレベル I/O を次として実装Specify how generated code passes root-level input and output to nonreusable subcomponent execution entry-point function (R2025a 以降)
モデル クラスにモデル タイプを含めるコード ジェネレーターでモデル クラスにモデル タイプの定義を配置するかどうか

詳細設定パラメーター

インラインでない S-Function のサポートインラインでない S-Function のコードを生成するかどうか
マルチワード タイプの定義マルチワード データ型をシステム定義型とユーザー定義型のどちらとして定義するか
モデルの初期化に動的メモリ割り当てを使用モデル データを初期化するために動的なメモリを割り当てるかどうか
終了関数が必要終了エントリポイント関数を生成するかどうか
信号と状態の構造の統合Whether to combine global block signal and state data into one structure
エントリポイント関数ごとに個別の内部データを生成Whether to place variables representing signals and states operated on at same rate in same data structure (R2021a 以降)
MAT ファイルの変数名の修飾子MAT ファイルの変数名に追加する接頭辞または接尾辞
既存の共有コード生成された共有ユーティリティ コードの代わりに使用する共有コードが格納されたフォルダー
関数 disable の削除関数 disable の到達不能インスタンスを生成コードから削除
関数 reset の削除関数 reset の到達不能インスタンスを生成コードから削除する
カスタム ストレージ クラスを無視する事前定義されたストレージ クラスを適用するかどうか
テスト ポイント信号を無視テスト ポイントにメモリ バッファーを割り当てるかどうか
各データ ストア ブロックを一意のアクセス ポイントとして実装Data Store Memory ブロックの読み取り操作と書き込み操作のそれぞれに固有の変数を生成するかどうか
かっこのレベル生成コードのかっこのスタイル
式のオペランドの順番を保持する式のオペランドの順序を保持
if ステートメント内の条件式を保持するif ステートメントの空の一番目の条件を保持
if-elseif-else のパターンを switch-case ステートメントに変換するif-elseif-else ロジックのコードを switch-case ステートメントとして生成
関数の宣言で extern キーワードを保持するInclude extern keyword in function declarations
関数宣言に static キーワードを保持関数宣言の static キーワードを含める
到達不可能な場合、Stateflow switch ステートメントの default ケースを生成しないWhether to generate default cases for switch-case statements for Stateflow charts
2 のべき乗での乗算を符号付きのビット単位シフトに置換2 のべき乗での乗算を符号付きのビット単位シフトに置換
符号付き整数の右シフトを許可符号付き整数のビット単位右シフトを許可する
キャスト モード変数のデータ型のキャスト方法
静的な配列のコンテナー タイプContainer type for static arrays
動的な配列のコンテナー タイプContainer type for dynamic arrays (R2024b 以降)
インデント スタイル中かっこの配置のスタイル
インデント サイズ生成コード内のインデントのサイズ
改行スタイル生成コード内の改行文字
最大ライン幅生成コードを折り返す最大ライン幅
タスク実行時間を計測する生成コードの実行時間プロファイリング
関数の実行時間を計測する生成コード内の関数の実行時間プロファイリング
ワークスペース変数実行時間の測定値のワークスペース変数
保存オプションOptions for saving execution-time measurements
タスク スタック使用量の測定生成コードのスタック使用量プロファイリング (R2022a 以降)
スタック ワークスペース変数スタック使用量の測定値のワークスペース変数 (R2022a 以降)
サードパーティ ツールTool for code coverage analysis
移植可能なワード サイズを有効にする開発用コンピューターとターゲット プロセッサの間の移植性
SIL でソースレベル デバッグを有効にするSIL シミュレーションまたは PIL シミュレーション中の生成コードのデバッグ
ブロックの作成SIL or PIL block creation
コード テンプレート: ソース ファイル (*.c) テンプレートソース コード ファイルのテンプレート
コード テンプレート: ヘッダー ファイル (*.h) テンプレート生成コードのヘッダーのテンプレート
データ テンプレート: ソース ファイル (*.c) テンプレート生成データのソース ファイルのテンプレート
データ テンプレート: ヘッダー ファイル (*.h) テンプレート生成データのヘッダー ファイルのテンプレート
ファイル カスタマイズ テンプレートカスタム ファイル処理のテンプレート
メイン プログラム例の生成メイン プログラム例の生成を制御
ターゲット オペレーティング システムメイン プログラム例のターゲット オペレーティング システム
完全なファイル バナーの生成Include code generation information in header file banner
カスタム ファイル バナーを有効にするコード テンプレートとデータ テンプレートの構成を使用するかどうかを制御する
データ定義グローバル変数定義の配置
データ定義ファイル名データ定義を格納するファイル
データ宣言データ宣言の場所
データ宣言ファイル名データ宣言を格納するファイル
#include ファイルの区切り記号インクルード ファイルの区切り記号のタイプ
データ定義の配置にデータ オブジェクトからオーナーを使用するコードでの定義にデータ所有権設定を使用するかどうか
信号の表示レベルMPT 信号データ オブジェクトの持続レベル
パラメーター調整レベルMPT パラメーター データ オブジェクトの持続レベル
ファイル パッケージ化形式生成されたコード ファイルのファイル パッケージ化の方式
ヘッダー ファイルヘッダー ファイルのカスタム名
ソース ファイルソース ファイルのカスタム名
データ ファイルデータ ファイルのカスタム名
Rate Transition ブロック コードRate Transition ブロックのコードおよびデータの形式

型の置換と名前

データ型置換生成コード内で組み込みのデータ型名を置き換える方法 (R2023a 以降)
カスタム データ型名を指定生成コード内で組み込みのデータ型名を置き換えるオプション
置換名: doubleName for double data type in generated code
置換名: singleName for single data type in generated code
置換名: int32Name for int32 data type in generated code
置換名: int16Name for int16 data type in generated code
置換名: int8Name for int8 data type in generated code
置換名: uint32Name for uint32 data type in generated code
置換名: uint16Name for uint16 data type in generated code
置換名: uint8Name for uint8 data type in generated code
置換名: booleanName for boolean data type in generated code
置換名: intName for int data type in generated code
置換名: uintName for uint data type in generated code
置換名: charName for char data type in generated code
置換名: uint64Name for uint64 data type in generated code
置換名: int64Name for int64 data type in generated code

詳細設定パラメーター

boolean の false 識別子Identifier for Boolean false
boolean の true 識別子Identifier for Boolean true
64 ビット整数の最大識別子Identifier for 64-bit integer maximum
16 ビット整数の最大識別子Identifier for 16-bit integer maximum
32 ビット整数の最大識別子Identifier for 32-bit integer maximum
8 ビット整数の最大識別子Identifier for 8-bit integer maximum
64 ビット符号なし整数の最大識別子Identifier for 64-bit unsigned integer maximum
16 ビット符号なし整数の最大識別子Identifier for 16-bit unsigned integer maximum
32 ビット符号なし整数の最大識別子Identifier for 32-bit unsigned integer maximum
8 ビット符号なし整数の最大識別子Identifier for 8-bit unsigned integer maximum
64 ビット整数の最小識別子Identifier for 64-bit integer minimum
16 ビット整数の最小識別子Identifier for 16-bit integer minimum
32 ビット整数の最小識別子Identifier for 32-bit integer minimum
8 ビット整数の最小識別子Identifier for 8-bit integer minimum
データ型制限識別子の置換ヘッダー ファイルHeader file that defines Boolean and data type limit identifiers
Coder の typedef 互換性rtwtypes.h ファイルの生成を強制するオプション (R2023a 以降)
OpenCV Mat クラスを使用してイメージを実装イメージを OpenCV Mat クラスとして表すオプション (R2021b 以降)

Classic Platform

スキーマ バージョンの XML ファイルの生成Generate AUTOSAR Classic XML files for specified schema version
SHORT-NAME の最大長XML ファイル内に生成される SHORT-NAME 要素の最大長
AUTOSAR コンパイラの抽象化マクロの使用コンパイラの抽象化マクロの使用
1 次元配列を使用したルートレベルの行列の I/O のサポート1 次元の C 配列を使用してルートレベルの行列の I/O をサポート

Adaptive Platform

スキーマ バージョンの XML ファイルの生成Generate AUTOSAR Adaptive XML files for specified schema version
SHORT-NAME の最大長XML ファイル内に生成される SHORT-NAME 要素の最大長
トランスポート層XCP が使用するトランスポート層
IP アドレスAUTOSAR Adaptive アプリケーション (XCP サーバー) が実行されるマシンの IP アドレス
ポートAUTOSAR Adaptive アプリケーション (XCP サーバー) が XCP クライアント コマンドを実行するネットワーク ポート
詳細XCP サーバーに関する詳細メッセージを有効にします
カスタム XCP サーバーの使用カスタム XCP サーバーまたは既定の XCP サーバーを使用

オブジェクト

すべて展開する

rtw.codegenObjectives.Objectiveカスタム コード生成の目的

ブロック

すべて展開する

Custom MATLAB fileカスタム MATLAB コードを含むファイルを使用して親モデルのアクティブなコンフィギュレーション パラメーターを更新
ERT (optimized for fixed-point)ERT 固定小数点コード生成用に親モデルのアクティブなコンフィギュレーション パラメーターを更新
ERT (optimized for floating-point)ERT 浮動小数点コード生成用に親モデルのアクティブなコンフィギュレーション パラメーターを更新
GRT (debug for fixed/floating-point)GRT 固定小数点または浮動小数点コード生成用の親モデルのアクティブなコンフィギュレーション パラメーターの更新
GRT (optimized for fixed/floating-point)GRT 固定小数点または浮動小数点コード生成用の親モデルのアクティブなコンフィギュレーション パラメーターの更新

トピック

コード生成の構成

モデル コンフィギュレーション パラメーター: コード生成

注目の例