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ローカル変数のゼロ値への初期化を削除

ゼロに設定されたローカル変数の初期化コードの生成を制御する

R2023b 以降

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [最適化]

説明

[ローカル変数のゼロ値への初期化を削除] パラメーターは、ゼロに設定されたローカル変数の初期化コードを生成するかどうかを指定します。MISRA C++:2008 Rule 0-1-4 (Polyspace Bug Finder)などのコーディング規約に準拠するコードを生成するには、このパラメーターをオフにします。

設定

on (既定値) | off
オン

ゼロに設定されたローカル変数の初期化コードを生成しません。

オフ

ゼロに設定されたローカル変数の初期化コードを生成します。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性'on'
安全対策推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: RemoveLocalVariableInitialization
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定: 'on'

制限

  • このパラメーターをオフにした場合、コード ジェネレーターは次の型をもつローカル変数のゼロ初期化を生成しません。

    • struct

    • struct 型を含む型

    • _m128

    • std::string など、C++ クラスを含む型

    • シンボリック次元を含む型

  • このパラメーターをオフにした場合、コード ジェネレーターは連続状態をもつローカル変数のゼロ初期化を生成しません。

  • このパラメーターをオフにした場合、MAT ファイルのログパラメーターにローカル変数のゼロ初期化が反映されません。

バージョン履歴

R2023b で導入

参考

(Polyspace Bug Finder)