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カスタム データ型名を指定
生成コード内で組み込みのデータ型名を置き換えるオプション
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [データ型置換]
説明
[カスタム データ型名を指定] パラメーターは、生成コード内の組み込みのデータ型名を指定のデータ型名に置き換えるかどうかを決定します。たとえば、データ型の命名について、アプリケーションやサイトの標準に準拠したコードを生成する場合です。
このパラメーターにより、生成コードで以下を置き換えるように指定できます。
[データ型名] テーブルで組み込みのデータ型名。
[詳細設定パラメーター] セクションで boolean とデータ型制限識別子。
設定
off
(既定値) | on
on
[データ型名] テーブルを表示します。このテーブルを使用して、生成コードで使用される組み込みデータ型の名前を変更できます。
テーブルにリストされている Simulink® 組み込みデータ型の一部またはすべてについて、新しいデータ型名を指定できます。置換名は次のいずれかとして指定します。
Simulink.AliasType
オブジェクト。Simulink.NumericType
オブジェクト。[Simulink 名前] の組み込みのデータ型名。
Simulink.AliasType
オブジェクトまたはSimulink.NumericType
オブジェクトを使用し、[データ型置換] が[固定幅の整数の C データ型を使用]
に設定されている場合、HeaderFile
オブジェクト プロパティは、型定義を提供するヘッダー ファイルの名前に設定しなければなりません。次の場合はエラーが発生します。
置換データ型の指定が [Simulink 名] のデータ型と一致しない。
Simulink.AliasType
オブジェクトの [データ スコープ] パラメーターが[エクスポート]
に設定されている。
off
生成コードにおいて、組み込みの Simulink データ型に Simulink Coder™ の名前を使用します。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | オン |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: EnableUserReplacementTypes |
型: 文字ベクトル |
値: 'on' | 'off' |
既定の設定: 'off' |
バージョン履歴
R2007a で導入