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配列のインデックスを簡略化する

ループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算を置き換え

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [最適化]

説明

[配列のインデックスを簡略化する] パラメーターは、ループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算を置き換えるかどうかをコード ジェネレーターに指示します。

設定

off (既定値) | オン

既定の設定: オフ

オン

配列インデックスにおいて、ループ内の配列にアクセスするときの乗算演算を生成コード内で加算演算に置き換えます。元の信号が多次元の場合、Embedded Coder® では 1 次元配列を生成するため、配列インデックスで乗算演算が発生します。この設定を使用すると、C/C++ プログラムでループ内の配列にアクセスするときのコストが高い乗算演算が排除されます。この最適化 (一般に強度低減と呼ばれる) は、ターゲット プラットフォームの C/C++ コンパイラに同様の機能がない場合に特に便利です。C/C++ プログラムに乗算演算がなくても、C/C++ コンパイラで乗算命令が生成されないわけではありません。

オフ

ループ内の配列にアクセスするときに配列インデックスの乗算演算を残します。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性On (実行速度)
安全対策影響なし

プログラムでの使用

パラメーター: StrengthReduction
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

バージョン履歴

R2009a で導入