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サブシステムのメソッド引数

サブシステムおよび Simulink 関数に対して生成される関数引数名をカスタマイズ

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [識別子]

説明

サブシステムおよび Simulink® 関数に対して生成される関数引数名をカスタマイズします。

依存関係

このパラメーターには次の特徴があります。

  • ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。

  • コード生成時に Embedded Coder® が必要です。

設定

rt$I$N$M | string

生成される引数名に特定のテキストを含めるかどうかとその順序を指定するマクロを入力します。マクロには、次の書式トークンの組み合わせを含めることができます。

トークン説明
$I
  • 引数が入力の場合は u を挿入します。

  • 引数が出力の場合は y を挿入します。

  • 引数が入力と出力の場合は uy を挿入します。

オプション。

$M

名前の競合を回避するために必要な場合に名前マングリング テキストを挿入します。

必須。

$N

識別子を生成する対象のオブジェクト (ブロック、信号または信号オブジェクト、状態、パラメーターまたはパラメーター オブジェクト) の名前を挿入します。

生成コードの可読性を最大限に高めるために推奨されます。

$U

$U トークンに対する指定のテキストを挿入します。このテキストは [カスタム トークン テキスト] パラメーターを使用して指定します。

ヒント

  • 一般に名前の競合は避けるようにします。1 つの方法として、モデルに同じタイプのブロックが複数含まれる場合、既定のブロック名 (たとえば、Gain1Gain2 など) を使用することは避けます。

  • 可能であれば、生成される識別子の長さに合わせて [識別子の最大の長さ] を増やします。少なくとも 3 文字は名前マングリング テキスト用に確保します。

  • 各トークンが表すテキストの大文字小文字の区別を制御するには、[U_] などのデコレータをマクロに含めます。Control Case of Identifiers by Using Basic Token Decoratorsを参照してください。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ既定値を使用
効率性影響なし
安全対策推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: CustomSymbolStrFcnArg
型: 文字ベクトル
値: 有効なトークンの組み合わせ
既定: rt$I$N$M

バージョン履歴

R2009b で導入