サポート: 連続時間

連続時間を使用するブロックのコード生成

モデルコンフィギュレーションペイン: [コード生成] / [インターフェイス]

説明

[サポート: 連続時間] パラメーターは、連続時間を使用するブロックのコードを生成するかどうかを指定します。

このパラメーターは、サービスコードインターフェイスで構成されたコンポーネントモデルに対しては意味をもたないため、サポートされません。
[リアルタイムモデルデータ構造体のエラーステータスフィールドを削除] パラメーターを選択した場合、Simulink^® はこのパラメーターをオフにします。

以下の状況に該当する場合、連続出力端子の ert_main から読み取られた出力値が、ログデータの対応する出力値とは異なる可能性があります。

この相違が発生するのは、ログデータはメジャータイムステップでの出力を取得しているにもかかわらず、基本レートのモデルステップ後に ert_main から読み取られた出力は、間にあるマイナータイムステップでの出力を取得する可能性があるためです。次の表に、不一致をなくす回避方法を示します。

回避方法	カスタマイズされた ert_main.c	カスタマイズされた ert_main.cpp
生成された出力と更新関数を分け ([1 つの出力/更新関数] パラメーターをオフにする)、メジャータイムステップのみを反映するモデル出力値を読み取るためのコードを `ert_main` に挿入します。たとえば、`ert_main` の `model_output` 呼び出しと `model_update` 呼び出しの間で、モデル `External outputs` のグローバルデータ構造体 (`model.h` で定義) を読み取ります。	X
[1 つの出力/更新関数] パラメーターを選択します。生成された `model.c` または `.cpp` ファイルに、メジャータイムステップのみを反映するモデル出力値を返すコードを挿入します。たとえば、モデルステップ関数の出力コードと更新コードの間にモデル `External outputs` のグローバルデータ構造体 (`model.h` で定義) の値を保存します。その後、更新コードの完了後に値を復元します。	X	X
Zero-Order Hold ブロックを連続出力端子の前に配置します。	X	X

Off (既定値) | On

オン: 連続時間を使用するブロックのコード生成を有効にします。
オフ: 連続時間を使用するブロックのコード生成を無効にします。このパラメーターをオフにした場合、連続時間を使用するブロックがモデルに含まれていると、コードジェネレーターはエラーを返します。

パラメーター: SupportContinuousTime

型: 文字ベクトル

値: 'on' | 'off'

既定: 'off'

R2006a より前に導入