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モデル コンフィギュレーション パラメーター: コード生成インターフェイス

[コード生成][インターフェイス] カテゴリには、生成コードのインターフェイスを設定するためのパラメーターが含まれています。これらのパラメーターには Simulink® Coder™ のライセンスが必要です。ERT ベースのターゲットで使用可能な追加のパラメーターには、Embedded Coder® のライセンスが必要です。NVIDIA® CUDA® Deep Neural Network library (cuDNN) または NVIDIA GPU 用の TensorRT™ の高性能な推論ライブラリを使用する深層学習モデルのコード生成には、GPU Coder™ ライセンスが必要です。

次のコンフィギュレーション パラメーターは、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [コード生成][インターフェイス] ペインにあります。

パラメーター説明

コード置換ライブラリ

コード ジェネレーターがモデルのコードを生成するときに使用するコード置換ライブラリを指定します。

コード置換ライブラリ

コード ジェネレーターがモデルのコードを生成するときに使用する複数のコード置換ライブラリを指定します。

共有コードの配置

ユーティリティ関数、エクスポートされたデータ型定義、およびカスタム ストレージ クラスがあるエクスポートされたデータの宣言を生成する場所を指定します。

サポート: 浮動小数点数

浮動小数点データおよび演算を生成するかどうかを指定します。

サポート: 非有限数

非有限データおよび非有限データの演算を生成するかどうかを指定します。

サポート: 複素数

複素数データおよび演算を生成するかどうかを指定します。

サポート: 絶対時間

絶対時間値および経過時間値の整数カウンターを生成および維持するかどうかを指定します。

サポート: 連続時間

連続時間を使用するブロックのコードを生成するかどうかを指定します。

このパラメーターは、サービス インターフェイスで構成されたコンポーネント モデルに Embedded Coder を使用する場合は適用されません。

サポート: 可変サイズの信号

可変サイズの信号を使用するモデルのコードを生成するかどうかを指定します。

Code interface packaging (component)

生成された C または C++ コード インターフェイスのパッケージ化を選択します。

Code interface packaging (subcomponent)

生成された C または C++ コード サブコンポーネント インターフェイスのパッケージ化を選択します。

マルチインスタンス コードのエラーの診断

モデルがマルチインスタンス コード生成の要件に違反した場合に表示される、診断の重大度のレベルを選択します。

ルートレベル I/O を以下として渡す

ルートレベル モデルの入力および出力が再利用可能な関数 model_step に渡される方法を制御します。

Implement root-level I/O as

ルートレベル モデルの入力および出力が再利用不可のサブコンポーネント関数 model_step に渡される方法を制御します。

リアルタイム モデル データ構造体のエラー ステータス フィールドを削除

エラー ステータスのログ作成または監視を行うかどうかを指定します。

生成コード内での MATLAB 名前空間の保持

MATLAB® 名前空間の列挙型の生成コードが型定義に名前空間を含むかどうかを指定します。

モデル クラスにモデル タイプを含める

モデル クラスにモデル タイプの定義を生成するかどうかを指定します。

配列のレイアウト

コード生成の配列データのレイアウトを列優先または行優先として指定します。

行優先コード生成の外部関数互換性

Simulink が配列のレイアウトが指定されていない関数を検出した場合の診断アクションを選択します。

C API の生成: 信号

信号構造体を備えた C API データ インターフェイス コードを生成します。

C API の生成: パラメーター

パラメーター調整構造体を備えた C API データ インターフェイス コードを生成します。

C API の生成: 状態

状態構造体を備えた C API データ インターフェイス コードを生成します。

C API の生成: ルートレベル I/O

ルートレベル I/O 構造体を備えた C API データ インターフェイス コードを生成します。

エクスターナル モード

エクスターナル モードのデータ インターフェイスのコードを生成します。サービス インターフェイスで構成されたコンポーネント モデルに Embedded Coder を使用する場合、このパラメーターは意味をもたないためサポートされません。

トランスポート層

通信のトランスポート プロトコルを指定します。

MEX ファイルの引数

実行中のターゲットと通信するために、エクスターナル モードのインターフェイス MEX ファイルに渡す引数を指定します。

静的なメモリ割り当て

エクスターナル モード通信のメモリ バッファーを制御します。

静的なメモリ バッファー サイズ

エクスターナル モード通信のメモリ バッファー サイズを指定します。

静的メモリの自動割り当て

エクスターナル モード通信で使用されるバッファー用の静的メモリを自動的に割り当てます。

最大持続時間

エクスターナル モード通信に必要な静的メモリのサイズを決定する際にソフトウェアで考慮しなければならない最大持続期間を、基本レート ステップ数で指定します。

信号を MDF ファイルに記録

信号のログを記録し、生成されたコードからのデータを MDF ファイルに出力します。

ターゲット ライブラリ

コード生成時に使用されるターゲット深層学習ライブラリを指定します。

[cuDNN] または [TensorRT] には GPU Coder のライセンスが必要です。

学習可能なパラメーターの圧縮

圧縮タイプに "none" または "bfloat16" を指定します。

ARM Compute Library のバージョン

ARM® Compute Library のバージョンを指定します。

ARM Compute Library のアーキテクチャ

ターゲット ハードウェアでサポートされる ARM アーキテクチャを指定します。

Deep Learning Data Type

TensorRT ライブラリが深層学習コード生成に使用するデータ型を指定します。

このパラメーターには GPU Coder のライセンスが必要です。

自動調整

cuDNN ライブラリの自動調整を使用します。自動調整を有効にすると、cuDNN ライブラリで最速の畳み込みアルゴリズムが検出されるようになります。

このパラメーターには GPU Coder のライセンスが必要です。

以下のコンフィギュレーション パラメーターは [詳細設定パラメーター] の下にあります。

パラメーター説明

インラインでない S-Function のサポート

インラインでない S-Function のコードを生成するかどうかを指定します。

最大語長

コード生成プロセスがシステム定義のマルチワードの型定義を生成する対象の最大語長を、ビット単位で指定します。

動的サイズ文字列のバッファー サイズ (バイト)

最大長をもたない動的な文字列信号に対して生成された文字バッファーのバイト数。

マルチワード タイプの定義

生成コードでマルチワードのデータ型にシステム定義型またはユーザー定義型の定義を使用するかどうかを指定します。

モデルの初期化に動的メモリ割り当てを使用

生成されたコードがモデル データに対しメモリを割り当てる方法を制御します。

1 つの出力/更新関数

関数 model_step を生成するかどうかを指定します。

終了関数が必要

関数 model_terminate を生成するかどうかを指定します。

Combine signal/state structures

生成コードでグローバル ブロック信号とグローバル状態データを組み合わせて 1 つのデータ構造体にするかどうかを指定します。

Generate separate internal data per entry-point function同じレートで動作するモデルのブロック信号 (Block I/O) と離散状態 (DWork) を同じデータ構造体内に生成します。

MAT ファイルのログ

MAT ファイルのログを指定します。

このパラメーターは、サービス インターフェイスで構成されたコンポーネント モデルに Embedded Coder を使用する場合は適用されません。

MAT ファイルの変数名の修飾子

MAT ファイルの変数名に追加するテキストを選択します。

既存の共有コード

既存の共有コードを含むフォルダーを指定します。

固定小数点ワード サイズ チェックの生成を抑制

固定小数点ワード サイズ チェックを実行するプリプロセッサ命令の生成を制御します。

関数 disable の削除

モデル参照階層を含む ERT ベースのシステムの生成コードから関数 disable の到達不能 (デッドコード) インスタンスを削除します。

関数 reset の削除

モデル参照階層を含む ERT ベースのシステムの生成コードから関数 reset の到達不能 (デッドコード) インスタンスを削除します。

LUT object struct order for even spacing specification

指定パラメーターが等間隔に設定されているルックアップ テーブル オブジェクトについて、生成された構造体のフィールドの順序を変更します。

LUT object struct order for explicit value specification

指定パラメーターが明示的な値に設定されているルックアップ テーブル オブジェクトについて、生成された構造体のフィールドの順序を変更します。

デストラクターの生成

C++ モデル クラスのデストラクターを生成するかどうかを指定します。

Use dynamic memory allocation for model block instantiation

生成コードがモデルのオブジェクトの登録中に演算子 new を使用して、C++ クラス インターフェイスで構成された参照モデルのオブジェクトをインスタンス化するかどうかを指定します。

カスタム ストレージ クラスを無視する

カスタム ストレージ クラスを適用するかまたは無視するかを指定します。

テスト ポイント信号を無視

テスト ポイントのメモリ バッファーの割り当てを指定します。

各データ ストア ブロックを一意のアクセス ポイントとして実装

Data Store Memory ブロックの読み取り/書き込み操作それぞれに固有の変数を作成します。

Generate full file banner

タイム スタンプを含む完全なヘッダー バナーを生成します。

[詳細設定パラメーター] の下にある次のパラメーターは、使用頻度が低いため、他のドキュメンテーションには記載されていません。

パラメーター説明
GenerateSharedConstants

コード ジェネレーターが共有定数と共有関数を使用するコードを生成するかどうかを制御します。既定の設定は on です。off に切り替えると、コード ジェネレーターで共有定数は生成されません。

InferredTypesCompatibility

tmwtypes.h を含むレガシ コードとの互換性のために、コード ジェネレーターが model.h 内にプリプロセッサ命令 #define __TMWTYPES__ を作成することを指定します。

TargetLibSuffix
character vector - ''

ターゲットの依存ライブラリの命名に使用される接尾辞を制御します (たとえば、_target.lib_target.a)。指定する場合、文字ベクトルはピリオド (.) を含まなければなりません。(生成されたモデル参照ライブラリにおいて、ライブラリ接尾辞は既定により Windows® システムでは _rtwlib.lib に、UNIX® システムでは _rtwlib.a になります)。

このパラメーターは、ツールチェーン アプローチを使用するモデルのビルドでは適用されません。ライブラリ制御パラメーターを参照してください。

TargetPreCompLibLocation
character vector - ''

プリコンパイルされたライブラリの位置を制御します。このパラメーターを設定しない場合、コード ジェネレーターは rtwmakecfg.m で指定された位置を使用します。

IsERTTarget

現在選択されているターゲットが ERT ターゲットから導出されたものかどうかを示します。

CPPClassGenCompliant

モデル コードへの C++ クラス インターフェイスの生成および構成がターゲットでサポートされているかどうかを示します。

ConcurrentExecutionCompliant

ターゲットで同時実行がサポートされるかどうかを示します。

UseToolchainInfoCompliant

カスタム ターゲットがツールチェーンに準拠することを示します。

ModelStepFunctionPrototypeControlCompliant

Simulink モデル用に生成される初期化関数とステップ関数の関数プロトタイプの管理がターゲットでサポートされているかどうかを示します。

このパラメーターは、サービス インターフェイスで構成されたコンポーネント モデルに Embedded Coder を使用する場合は適用されません。

ParMdlRefBuildCompliant

参照モデルを含むモデルのビルド時に、モデルが並列ビルドの構成かどうかを示します。

CompOptLevelCompliant
off, on

ターゲットの SelectCallback を設定して、生成コードのビルドのコンパイラ最適化レベルを制御するために、ターゲットが [コンパイラ最適化レベル] パラメーターを使用できるかどうかを示します。

既定の設定は、カスタム ターゲットの場合は off で、Simulink Coder および Embedded Coder 製品に用意されているターゲットの場合は on です。

ModelReferenceCompliant
文字ベクトル - offon
ターゲットの SelectCallback を設定し、ターゲットがモデル参照をサポートするかどうかを示します。

以下のパラメーターは MathWorks 専用です。

パラメーター説明
ExtModeTestingMathWorks 専用。
ExtModeIntrfLevelMathWorks 専用。
ExtModeMexFileMathWorks 専用。

参考

トピック