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インラインでない S-Function のサポート
インラインでない S-Function のコードを生成するかどうか
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [インターフェイス]
説明
[インラインでない S-Function のサポート] パラメーターは、インラインでない S-Function のコードを生成するかどうかを指定します。
S-Function インターフェイスでは、浮動小数点数および非有限値のサポートが必要です。このパラメーターを選択した場合、Simulink® では [サポート: 浮動小数点数] パラメーターおよび [サポート: 非有限数] パラメーターが選択されます。このパラメーターが選択されている場合、[サポート: 浮動小数点数] または [サポート: 非有限数] をオフにすると、コードジェネレーターは警告を表示します。
設定
Off
(既定値) | On
- オン
インラインでない S-Function のコード生成を有効にします。
- オフ
インラインでない S-Function のコード生成を無効にします。このパラメーターをオフにした場合、インラインでない S-Function がモデルに含まれていると、コード ジェネレーターはビルド プロセス中にエラーを返します。
ヒント
S-Function のインライン化は、デバイス ドライバーの実装などの量産コード生成で非常に効果的です。このような場合、このオプションをオフにして、インライン化 S-Function をコード生成で強制的に使用するようにします。
インラインでない S-Function では、追加のメモリおよび計算リソースが必要になり、パフォーマンス上の重大な問題を引き起こす場合があります。効率を重視する場合は、インライン化 S-Function の使用を検討してください。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | オフ |
安全対策 | 推奨なし |
プログラムでの使用
パラメーター: SupportNonInlinedSFcns |
型: 文字ベクトル |
値: 'on' | 'off' |
既定: 'off' |
バージョン履歴
R2006a より前に導入