ターゲット ライブラリ
ターゲット環境用にコード生成時に使用する深層学習ライブラリ
R2020b 以降
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [インターフェイス]
説明
[ターゲット ライブラリ] パラメーターでは、コード ジェネレーターがターゲット環境用にコードを生成する際に使用する深層学習ライブラリを指定します。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[システム ターゲット ファイル] パラメーターを [grt.tlc]
または [ert.tlc]
に設定し、[言語] パラメーターを [C++]
に設定します。
設定
なし
(既定値) | MKL-DNN
| ARM 計算
| cuDNN
| TensorRT
MKL-DNN
Intel® Math Kernel Library for Deep Neural Networks (Intel MKL-DNN) を使用するコードを生成します。
この設定 (または
[ARM 計算]
) を有効にするには、[GPU による高速化] パラメーターの選択を解除します。この設定を選択すると、[言語標準] パラメーターは
[C++11 (ISO)]
に設定されます。
ARM 計算
ARM® Compute Library を使用するコードを生成します。
この設定 (または
[MKL-DNN]
) を有効にするには、[GPU による高速化] パラメーターの選択を解除します。
cuDNN
CUDA® Deep Neural Network library (cuDNN) を使用するコードを生成します。
この設定には GPU Coder™ のライセンスが必要です。
この設定 (または
[TensorRT]
) を有効にするには、[GPU による高速化] パラメーターを選択します。
TensorRT
高性能な深層学習推論オプティマイザーおよびランタイム ライブラリである NVIDIA® TensorRT を利用するコードを生成します。
この設定には GPU Coder のライセンスが必要です。
この設定 (または
[cuDNN]
) を有効にするには、[GPU による高速化] パラメーターを選択します。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | |
トレーサビリティ | |
効率性 | |
安全対策 |
プログラムでの使用
パラメーター: DLTargetLibrary |
型: 文字ベクトル |
値: 'None' | 'MKL-DNN' | 'arm-compute' | 'cuDNN' | 'TensorRT' |
既定の設定: 'None' |
バージョン履歴
R2020b で導入