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Rate Transition ブロック コード
Rate Transition ブロックのコードおよびデータの形式
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [コード配置]
説明
Rate Transition ブロックのコードおよびデータの形式を指定します。コードをモデル コードとインラインにするか、専用の構造体でモデル コードが状態データとともに呼び出す別の関数を作成します。
依存関係
このパラメーターには Embedded Coder® のライセンスが必要です。
ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。
設定
インライン
(既定値) | 関数
既定: インライン
インライン
Rate Transition ブロック コードをモデル コードとインラインにします。Rate Transition ブロック状態データをグローバルなブロック状態構造体に宣言します。
関数
Rate Transition ブロック コードとデータをモデル コードとデータから分離します。生成コードには、
model_step
関数が呼び出す個別のget
関数とset
関数、および状態データ専用の構造体が含まれます。生成コードには、model_initialize
関数が呼び出す個別の開始関数と初期化関数も含まれます。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 関数 |
トレーサビリティ | 関数 |
効率性 | インライン |
安全対策 | 影響なし |
メモ
コード ジェネレーターは、可変サイズの信号をもつか、For Each Subsystem ブロック内にある Rate Transition ブロックのコードとデータを分離しません。
Rate Transition ブロック パラメーター ダイアログ ボックスで、[データ転送中の整合性を確保] パラメーターを選択する必要があります。このパラメーターを選択しないと、コード生成中にモデルでエラーが発生します。
[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスで、[マルチタスク データ転送] パラメーターを
error
に設定する必要があります。このパラメーターがerror
に設定されていない場合、Embedded Coder は [Rate Transition ブロック コード] パラメーターを無効にし、コード ジェネレーターは Rate Transition ブロック コードをインラインにします。
プログラムでの使用
パラメーター: RateTransitionBlockCode |
値: 'Inline' | 'Function' | |
既定: 'Inline' |
バージョン履歴
R2018a で導入