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再利用可能なサブシステムの出力を渡す

再利用可能なサブシステムによって出力が渡される形式の制御

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [最適化]

説明

[再利用可能なサブシステムの出力を渡す] パラメーターは、再利用可能なサブシステムによって出力が渡される形式を指定します。

設定

個々の引数 (既定値) | 構造体参照
個々の引数

再利用可能なサブシステムの各出力引数を、出力引数を含むグローバル メモリの領域へのポインターとしてではなく、ローカルのアドレスとして渡します。このオプションにより、グローバル メモリの使用量が削減され、ローカル変数をコピーしてグローバルなブロック I/O 構造体に戻す処理がなくなります。信号がローカル変数として割り当てられると、スタック サイズが増加する可能性があります。スタック サイズが必要以上に増加する場合は、既定の設定を使用します。既定では、個別に渡される出力引数の最大数は 12 です。引数の数を増やすには、[サブシステム出力に使用する引数の最大数] パラメーターの値を大きくします。

構造体参照

再利用可能なサブシステムの出力を、グローバル メモリに保存されている構造体へのポインターとして渡します。

メモ

可変次元をもつ信号を含む再利用可能なサブシステムには既定のオプションが使用されます。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性[個々の引数] (実行、RAM)、[構造体参照] (ROM)
安全対策影響なし

プログラムでの使用

パラメーター: PassReuseOutputArgsAs
型: 文字ベクトル
値: 'Structure reference' | 'Individual arguments'
既定の設定: 'Individual arguments'

バージョン履歴

R2009a で導入