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メイン プログラム例の生成

メイン プログラム例の生成を制御

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [テンプレート]

説明

モデルのメイン プログラム例を生成するかどうかを制御します。サービス インターフェイスで構成されたコンポーネント モデルに対しては、このパラメーターは意味をもたないため無効になります。

依存関係

このパラメーターにより、[ターゲット オペレーティング システム] が有効になります。

設定

オン (既定値) | オフ

既定の設定: オン

オン

モデルのメイン プログラム例 ert_main.c (または .cpp) を生成します。このファイルには次が含まれます。

  • 生成されるプログラムの main() 関数

  • モデルの各タイム ステップでブロック計算をいつどのように実行するかを決定するタスク スケジューリング コード

メイン プログラムの操作と採用されるスケジューリング アルゴリズムは、主にモデルが次のいずれであるかに依存します。

  • シングルレートまたはマルチレート

  • ソルバー モードの設定が [SingleTasking] または [MultiTasking]

オフ

メイン プログラム例を生成しません。

メモ

ソフトウェアには、カスタムの変更のためのベースとして、静的なバージョンのメイン ファイル matlabroot/rtw/c/src/common/rt_main.c および matlabroot/rtw/c/src/common/rt_cppclass_main.cpp が用意されています。この静的なメイン ファイルを組み込みアプリケーションの開発のテンプレートとして使用できます。

ヒント

  • メイン プログラムを生成およびカスタマイズした後は、メイン モジュールの再生成やカスタマイズしたバージョンの上書きを防ぐために、このパラメーターをオフにします。

  • カスタム ファイル処理 (CFP) テンプレート ファイルを使用して、標準のメイン プログラムの生成をオーバーライドし、ターゲット環境向けにカスタマイズされたメイン プログラム モジュールを生成できます。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

プログラムでの使用

パラメーター: GenerateSampleERTMain
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'

バージョン履歴

R2006a より前に導入