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EMX 配列タイプ識別子の形式
emxArray タイプに対して生成される識別子をカスタマイズ
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [識別子]
説明
emxArray (組み込み可能な mxArray) タイプに対して生成される識別子をカスタマイズします。コード ジェネレーターは、動的に割り当てられるメモリを使用する可変サイズの配列に対して emxArray タイプを生成します。このパラメーターは、MATLAB Function ブロック内の MATLAB® コード、Stateflow® チャート、または MATLAB System ブロックに関連付けられた System object™ に適用されます。このパラメーターは以下には適用されません。
入力信号または出力信号
パラメーター
グローバル変数
MATLAB System ブロックに関連付けられた System object の離散状態プロパティ
依存関係
このパラメーターには次の特徴があります。
ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。
コード生成時に Embedded Coder® が必要です。
設定
emxArray_$M$N | string生成される識別子に特定のテキストを含めるかどうかとその順序を指定するマクロを入力します。マクロには、次の書式トークンの組み合わせを含めることができます。
| トークン | 説明 |
|---|---|
$M | 名前の競合を回避するために必要な場合に名前マングリング テキストを挿入します。 必須。 |
$N | タイプ名を挿入します。例: |
$R | ルート モデルの名前を識別子に挿入します。サポートされない文字はアンダースコア (_) 文字に置き換えられます。 モデル参照に必須。 |
ヒント
コード ジェネレーターは、このパラメーターで指定された識別子の形式を適用してから、識別子の形式を制御する他のパラメーターで指定された形式を適用します。
可能であれば、生成される識別子の長さに合わせて [識別子の最大の長さ] を増やします。少なくとも 3 文字は名前マングリング テキスト用に確保します。
$Rを指定する場合は、[識別子の最大の長さ] に指定する値を$Rトークンと$Mトークンを展開した後の全体が収まる十分な大きさにしなければなりません。
推奨設定
| アプリケーション | 設定 |
|---|---|
| デバッグ | 影響なし |
| トレーサビリティ | 影響なし |
| 効率性 | 影響なし |
| 安全対策 | 推奨なし |
プログラムでの使用
パラメーター: CustomSymbolStrEmxType |
| 型: 文字ベクトル |
| 値: 有効なトークンの組み合わせ |
既定の設定: emxArray_$M$N |
バージョン履歴
R2017a で導入