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共有ユーティリティ識別子の形式
共有ユーティリティ識別子をカスタマイズ
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [識別子]
説明
共有ユーティリティ識別子をカスタマイズします。
依存関係
このパラメーターには次の特徴があります。
ERT ベースのターゲットの場合にのみ表示されます。
C++ コード生成と AUTOSAR コード生成の場合にのみ表示されます。
コード生成時に Embedded Coder® が必要です。
設定
$N$C (既定値) | string生成される共有ユーティリティ識別子の名前をカスタマイズします。
生成される識別子に特定のテキストを含めるかどうかとその順序を指定するマクロを入力します。マクロには、次の書式トークンの組み合わせを含めることができます。
| トークン | 説明 |
|---|---|
$N | 共有ユーティリティ識別子が生成される対象のオブジェクトのシステム生成名を挿入します。オプション。 |
$C |
|
$R | ルート モデルの名前を識別子に挿入します。サポートされない文字はアンダースコア ( |
$U |
|
ヒント
可能であれば、生成される識別子の長さに合わせて [識別子の最大の長さ] を増やします。
チェックサム トークン
$Cは必須です。$Cが$Nまたは$Rなしで指定されている場合、識別子名にチェックサムが含められます。それ以外の場合、コード ジェネレーターは名前の競合を避けるために必要なときにチェックサムを含めます。各トークンが表すテキストの大文字小文字の区別を制御するには、
[U_]などのデコレータをマクロに含めます。Control Case of Identifiers by Using Basic Token Decoratorsを参照してください。$Nまたは$Rが指定されている場合、識別子の長さが短すぎて展開後の形式テキスト全体が収まらないときにのみ識別子名にチェックサムが含められます。コード ジェネレーターはチェックサムを含めてから、長さが [識別子の最大の長さ] と等しくなるように$Nまたは$Rを切り捨てます。必要な場合はトークンの区切りにアンダースコアが挿入されます。$Nおよび$Rが指定されている場合、識別子の長さが短すぎて展開後の形式テキスト全体が収まらないときにのみ識別子名にチェックサムが含められます。コード ジェネレーターはチェックサムを含めてから、長さが [識別子の最大の長さ] と等しくなるように$Nおよび必要に応じて$Rを切り捨てます。必要な場合はトークンの区切りにアンダースコアが挿入されます。説明テキストを使用すると識別子名にアクセスしやすくなります。
R2016a より前のバージョンでは、[共有ユーティリティ識別子の形式] パラメーターで
$Rトークンはサポートされていません。モデルで [共有ユーティリティ識別子の形式] パラメーターに$Rトークンが含まれている場合、そのモデルを R2016a より前のバージョンにエクスポートすると、[共有ユーティリティ識別子の形式] パラメーターは既定の$N$Cになります。C コード生成の場合は、命名規則を指定する関数カスタマイズ テンプレートを Embedded Coder ディクショナリを使用して作成してから、そのテンプレートをコード マッピング エディターを使用して適用します。
推奨設定
| アプリケーション | 設定 |
|---|---|
| デバッグ | 影響なし |
| トレーサビリティ | 既定値を使用 |
| 効率性 | 影響なし |
| 安全対策 | 推奨なし |
プログラムでの使用
パラメーター: CustomSymbolStrUtil |
| 型: 文字ベクトル |
| 値: 有効なトークンの組み合わせ |
既定の設定: $N$C |
バージョン履歴
R2013b で導入