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ファイル パッケージ化形式

生成されたコード ファイルのファイル パッケージ化の方式

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [コード配置]

説明

コード生成でコード コンポーネントを多数のファイルにモジュール化するか、生成コードをいくつかのファイルに圧縮するかを指定します。参照モデルごとに異なるファイル パッケージ化形式を指定できます。

設定

モジュラー (既定値) | コンパクト (別々のデータ ファイル) | コンパクト

既定: モジュラー

モジュラー

  • model.c および model.h の生成に加えて、model_data.cmodel_private.h、および model_types.h を出力します。これらのファイルの内容については、Generated Code Modulesの表を参照してください。

  • サブシステムに対して個別のソース ファイルを生成することをサポートします。サブシステムのコード生成の詳細については、サブシステム コードを別々の関数およびファイルとして生成を参照してください。

  • [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [コード生成][インターフェイス] ペインで、[共有コードの配置][自動] として指定した場合、一部のユーティリティ ファイルはビルド ディレクトリにあります。[共有コードの配置][共有場所] として指定した場合、ユーティリティ コードの個別のファイルが共有場所に生成されます。

コンパクト (別々のデータ ファイル)
  • model.c および model.h を生成することに加えて、model_data.c を条件付きで出力します。

  • [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [コード生成][インターフェイス] ペインで、[共有コードの配置][自動] として指定した場合、ユーティリティ アルゴリズムが model.c に定義されます。

  • [共有コードの配置][自動] に指定し、モデルに次のブロックの少なくとも 1 つが含まれている場合、ユーティリティ コードの個別のファイルが共有場所に生成されます。

    • Model ブロック

    • Simulink Function ブロック

    • Function Caller ブロック

    • Stateflow® からの Simulink Function ブロックまたは MATLAB Function ブロックの呼び出し

    • [チャート レベルの関数をエクスポート] パラメーターを選択した場合の Stateflow グラフィカル関数

  • [共有コードの配置][共有場所] として指定した場合、ユーティリティ コードの個別のファイルが共有場所に生成されます。

  • サブシステムに対して個別のソース ファイルをサポートしません。

  • インラインでない S-Function をもつモデルをサポートしません。

コンパクト
  • model_data.c の内容は model.c に含まれます。

  • model_private.h および model_types.h の内容は、model.h または model.c に含まれます。

  • [コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [コード生成][インターフェイス] ペインで、[共有コードの配置][自動] として指定した場合、ユーティリティ アルゴリズムが model.c に定義されます。

  • [共有コードの配置][自動] に指定し、モデルに次のブロックの少なくとも 1 つが含まれている場合、ユーティリティ コードの個別のファイルが共有場所に生成されます。

    • Model ブロック

    • Simulink Function ブロック

    • Function Caller ブロック

    • Stateflow からの Simulink Function ブロックまたは MATLAB Function ブロックの呼び出し

    • [チャート レベルの関数をエクスポート] パラメーターを選択した場合の Stateflow グラフィカル関数

  • [共有コードの配置][共有場所] として指定した場合、ユーティリティ コードの個別のファイルが共有場所に生成されます。

  • サブシステムに対して個別のソース ファイルをサポートしません。

  • インラインでない S-Function をもつモデルをサポートしません。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

プログラムでの使用

パラメーター: ERTFilePackagingFormat
型: 文字ベクトル
値: 'Modular' | 'CompactWithDataFile' | 'Compact'
既定: 'Modular'

バージョン履歴

R2010a で導入