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サイズと次元が異なるバッファーの再利用
バッファーを再利用してサイズと次元が異なるデータを保存する
モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成] / [最適化]
説明
[サイズと次元が異なるバッファーの再利用] パラメーターは、バッファーを再利用してサイズと次元が異なるデータを保存することにより、メモリ消費量を削減することを指定します。
依存関係
このパラメーターは信号ストレージの再利用を選択すると有効になります。
設定
on
(既定値) | off
- オン
コード ジェネレーターは同じバッファーを再利用して、サイズと次元が異なるデータを保存しようとします。この最適化により、RAM と ROM の消費量が節約されます。
- オフ
コード ジェネレーターはバッファーのサイズと形状がデータと同じ場合のみ、バッファーを再利用します。
ヒント
サイズと形状が異なる信号に対して再利用を指定するための、再利用可能なカスタム ストレージ クラスがモデルに含まれている場合、[サイズと次元が異なるバッファーの再利用] パラメーターをオンにするか、指定を削除する必要があります。そうしないと、シミュレーション中にモデルでエラーが発生します。
コード ジェネレーターは、バッファーを、サイズが小さい、優先順位の低いバッファーに置換しません。
コード ジェネレーターは、サイズとシンボリック次元が異なるバッファーを再利用しません。
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | off |
トレーサビリティ | off |
効率性 | on |
安全対策 | 影響なし |
プログラムでの使用
パラメーター: DifferentSizesBufferReuse |
型: 文字ベクトル |
値: 'on' | 'off' |
既定: 'on' |
バージョン履歴
R2017b で導入