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icdf

説明

x = icdf('name',p,A) は、'name' および分布パラメーター A で指定された 1 パラメーター分布族について、p の確率値で評価した累積分布逆関数 (icdf) を返します。

x = icdf('name',p,A,B) は、'name' と分布パラメーター A および B で指定された 2 パラメーターの分布族について、p の確率値で評価した icdf を返します。

x = icdf('name',p,A,B,C) は、'name' と分布パラメーター AB および C で指定された 3 パラメーターの分布族について、p の確率値で評価した icdf を返します。

x = icdf('name',p,A,B,C,D) は、'name' と分布パラメーター ABC および D で指定された 4 パラメーターの分布族について、p の確率値で評価した icdf を返します。

x = icdf(pd,p) は、p の確率値で評価した、確率分布オブジェクト pd の icdf 関数を返します。

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平均 μ が 0、標準偏差 σ が 1 に等しい標準正規分布オブジェクトを作成します。

mu = 0;
sigma = 1;
pd = makedist('Normal','mu',mu,'sigma',sigma);

入力ベクトル p を定義して、icdf を計算する確率値を格納します。

p = [0.1,0.25,0.5,0.75,0.9];

p の値における標準正規分布の icdf 値を計算します。

x = icdf(pd,p)
x = 1×5

   -1.2816   -0.6745         0    0.6745    1.2816

x の各値は、入力ベクトル p の値に対応しています。たとえば、p の値が 0.9 である場合、対応する icdf 値 x は 1.2816 です。

また、確率分布オブジェクトを作成せずに同じ icdf 値を計算することもできます。関数 icdf を使用し、μσ について同じパラメーター値を使用して標準正規分布を指定します。

x2 = icdf('Normal',p,mu,sigma)
x2 = 1×5

   -1.2816   -0.6745         0    0.6745    1.2816

icdf の値は、確率分散オブジェクトを使用して計算した値と同じです。

レート パラメーター λ が 2 に等しいポアソン分布オブジェクトを作成します。

lambda = 2;
pd = makedist('Poisson','lambda',lambda);

入力ベクトル p を定義して、icdf を計算する確率値を格納します。

p = [0.1,0.25,0.5,0.75,0.9];

p の値におけるポアソン分布の icdf 値を計算します。

x = icdf(pd,p)
x = 1×5

     0     1     2     3     4

x の各値は、入力ベクトル p の値に対応しています。たとえば、p の値が 0.9 である場合、対応する icdf 値 x は 4 です。

また、確率分布オブジェクトを作成せずに同じ icdf 値を計算することもできます。関数 icdf を使用し、レート パラメーター λ について同じ値を使用してポアソン分布を指定します。

x2 = icdf('Poisson',p,lambda)
x2 = 1×5

     0     1     2     3     4

icdf の値は、確率分散オブジェクトを使用して計算した値と同じです。

標準正規分布オブジェクトを作成します。

pd = makedist('Normal')
pd = 
  NormalDistribution

  Normal distribution
       mu = 0
    sigma = 1

上限および下限の 2.5% の値を計算して、標準正規分布をもつ検定統計量の有意水準 5% における棄却限界値を判定します。

x = icdf(pd,[.025,.975])
x = 1×2

   -1.9600    1.9600

累積分布関数をプロットして棄却限界を塗りつぶします。

p = normspec(x,0,1,'outside')

p = 0.0500

入力引数

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確率分布名。次の表のいずれかの確率分布名を指定します。

'name'分布入力パラメーター A入力パラメーター B入力パラメーター C入力パラメーター D
'Beta'ベータ分布1 番目の形状パラメーター a2 番目の形状パラメーター b
'Binomial'二項分布試行回数 n各試行の成功確率 p
'BirnbaumSaunders'バーンバウム・サンダース分布スケール パラメーター β形状パラメーター γ
'Burr'ブール型 XII 分布スケール パラメーター α1 番目の形状パラメーター c2 番目の形状パラメーター k
'Chisquare'カイ二乗分布自由度 ν
'Exponential'指数分布平均値 μ
'Extreme Value'極値分布位置パラメーター μスケール パラメーター σ
'F'F 分布分子の自由度 ν1分母の自由度 ν2
'Gamma'ガンマ分布形状パラメーター aスケール パラメーター b
'Generalized Extreme Value'一般化極値分布形状パラメーター kスケール パラメーター σ位置パラメーター μ
'Generalized Pareto'一般化パレート分布裾の指数 (形状) パラメーター kスケール パラメーター σしきい値 (位置) パラメーター μ
'Geometric'幾何分布確率パラメーター p
'HalfNormal'半正規分布位置パラメーター μスケール パラメーター σ
'Hypergeometric'超幾何分布母集団のサイズ m母集団内で対象となる特徴をもつ項目の個数 k抽出した標本の個数 n
'InverseGaussian'逆ガウス分布スケール パラメーター μ形状パラメーター λ
'Logistic'ロジスティック分布平均値 μスケール パラメーター σ
'LogLogistic'対数ロジスティック分布対数値の平均 μ対数値のスケール パラメーター σ
'Lognormal'対数正規分布対数値の平均 μ対数値の標準偏差 σ
'Nakagami'仲上分布形状パラメーター μスケール パラメーター ω
'Negative Binomial'負の二項分布成功回数 r1 回の試行における成功確率 p
'Noncentral F'非心 F 分布分子の自由度 ν1分母の自由度 ν2非心度パラメーター δ
'Noncentral t'非心 t 分布自由度 ν非心度パラメーター δ
'Noncentral Chi-square'非心カイ二乗分布自由度 ν非心度パラメーター δ
'Normal'正規分布平均値 μ標準偏差 σ
'Poisson'ポアソン分布平均値 λ
'Rayleigh'レイリー分布スケール パラメーター b
'Rician'ライス分布非心度パラメーター sスケール パラメーター σ
'Stable'安定分布1 番目の形状パラメーター α2 番目の形状パラメーター βスケール パラメーター γ位置パラメーター δ
'T'スチューデントの t 分布自由度 ν
'tLocationScale't 位置-スケール分布位置パラメーター μスケール パラメーター σ形状パラメーター ν
'Uniform'一様分布 (連続)下限端点 (最小) a上限端点 (最大) b
'Discrete Uniform'一様分布 (離散)最大観測可能値 n
'Weibull'ワイブル分布スケール パラメーター a形状パラメーター b

例: 'Normal'

icdf を評価する確率値。範囲 [0,1] のスカラー値またはスカラー値の配列を指定します。

入力引数 pABC および D の 1 つ以上が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、icdf は配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。各分布の ABC および D の定義については、'name' を参照してください。

例: [0.1,0.25,0.5,0.75,0.9]

データ型: single | double

1 番目の確率分布パラメーター。スカラー値またはスカラー値の配列を指定します。

入力引数 pABC および D の 1 つ以上が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、icdf は配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。各分布の ABC および D の定義については、'name' を参照してください。

データ型: single | double

2 番目の確率分布パラメーター。スカラー値またはスカラー値の配列を指定します。

入力引数 pABC および D の 1 つ以上が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、icdf は配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。各分布の ABC および D の定義については、'name' を参照してください。

データ型: single | double

3 番目の確率分布パラメーター。スカラー値またはスカラー値の配列を指定します。

入力引数 pABC および D の 1 つ以上が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、icdf は配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。各分布の ABC および D の定義については、'name' を参照してください。

データ型: single | double

4 番目の確率分布パラメーター。スカラー値またはスカラー値の配列を指定します。

入力引数 pABC および D の 1 つ以上が配列である場合、配列のサイズは同じでなければなりません。この場合、icdf は配列入力と同じサイズの定数配列に各スカラー入力を拡張します。各分布の ABC および D の定義については、'name' を参照してください。

データ型: single | double

確率分布。次の表の関数またはアプリで作成した確率分布オブジェクトを指定します。

関数またはアプリ説明
makedist指定されたパラメーター値を使用して確率分布オブジェクトを作成します。
fitdist確率分布オブジェクトを標本データにあてはめます。
Distribution Fitter対話型の Distribution Fitter アプリを使用して確率分布を標本データにあてはめ、あてはめたオブジェクトをワークスペースにエクスポートします。
paretotails裾が一般化パレート分布になっている区分的分布オブジェクトを作成します。

出力引数

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icdf の値。スカラー値またはスカラー値の配列として返されます。x は、必要なスカラー拡張後の p と同じサイズになります。x の各要素は、分布パラメーター (ABC、および D) 内の対応する要素または確率分布オブジェクト (pd) によって指定される分布の icdf 値で、p 内の対応する要素で評価されています。

代替機能

icdf は、名前 'name' によって指定された分布、または確率分布オブジェクト pd のいずれも受け入れる汎用関数です。正規分布の場合は norminv、二項分布の場合は binoinv など、分布特有の関数を使用する方が高速です。分布特有の関数の一覧については、サポートされている分布を参照してください。

拡張機能

R2006a より前に導入