makedist
R2026b確率分布オブジェクトの作成
説明
は、list = makedistmakedist で作成できる確率分布のリストが含まれている cell 配列 list を返します。
makedist -reset は、prob という名前の名前空間に含まれているファイルのパスを検索し、ProbabilityDistribution から派生するクラスを実装することにより、分布のリストをリセットします。この構文は、カスタム分布関数を定義した後で使用します。詳細については、分布フィッター アプリの使用によるカスタム分布の定義を参照してください。
例
標準正規分布のパラメーターに対応する既定のパラメーター値を使用して正規分布オブジェクトを作成します。
pd = makedist("Normal")pd =
NormalDistribution
Normal distribution
mu = 0
sigma = 1
pd のオブジェクト関数を使用して、分布の評価と乱数の生成を実行できます。サポートされるオブジェクト関数を表示します。
methods(pd)
Methods for class prob.NormalDistribution: cdf gather icdf iqr mean median negloglik paramci pdf plot proflik random std truncate var
たとえば、関数 iqr を使用して、分布の四分位数間範囲を計算します。
r = iqr(pd)
r = 1.3490
既定のパラメーター値を使用してガンマ分布オブジェクトを作成します。
pd = makedist("Gamma")pd =
GammaDistribution
Gamma distribution
a = 1
b = 1
ガンマ分布の平均値を計算します。
mean = mean(pd)
mean = 1
パラメーター値 mu = 75 および sigma = 10 をもつ正規分布オブジェクトを作成します。
pd = makedist("Normal",mu=75,sigma=10)pd =
NormalDistribution
Normal distribution
mu = 75
sigma = 10
パラメーター値 a = 3 と既定の値 b = 1 をもつガンマ分布オブジェクトを作成します。
pd = makedist("Gamma",a=3)pd =
GammaDistribution
Gamma distribution
a = 3
b = 1
入力引数
分布名。以下のいずれかの文字ベクトルまたは string スカラーを指定します。distname で指定された分布により、返される確率分布オブジェクトのタイプが決まります。
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: makedist("Normal",mu=10) は、パラメーター mu が 10 でパラメーター sigma が既定値の 1 と等しい正規分布を指定します。
ベータ分布
二項分布
バーンバウム・サンダース分布
ブール分布
指数分布
極値分布
ガンマ分布
一般化極値分布
一般化極値分布の形状パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedExtremeValue" である場合のみ有効です。
例: k=0
データ型: single | double
一般化極値分布のスケール パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedExtremeValue" である場合のみ有効です。
例: sigma=2
データ型: single | double
一般化極値分布の位置パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedExtremeValue" である場合のみ有効です。
例: mu=1
データ型: single | double
一般化パレート分布
一般化パレート分布の形状パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedPareto" である場合のみ有効です。
例: k=0
データ型: single | double
一般化パレート分布のスケール パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedPareto" である場合のみ有効です。
例: sigma=2
データ型: single | double
一般化パレート分布の位置 (しきい値) パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "GeneralizedPareto" である場合のみ有効です。
例: theta=2
データ型: single | double
半正規分布
逆ガウス分布
ロジスティック分布
対数ロジスティック分布
対数正規分布
対数一様分布
多項分布
仲上分布
負の二項分布
正規分布
区分的線形分布
ピアソン分布
ポアソン分布
レイリー分布
ライス分布
シフトされた指数分布
シフトされたガンマ分布
シフトされたガンマ分布の形状パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedGamma" または "Gamma3" の場合のみ有効です。
データ型: single | double
シフトされたガンマ分布のスケール パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedGamma" または "Gamma3" の場合のみ有効です。
データ型: single | double
シフトされたガンマ分布の位置 (しきい値) パラメーター。数値のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedGamma" または "Gamma3" の場合のみ有効です。
データ型: single | double
シフトされたワイブル分布
シフトされたワイブル分布のスケール パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedWeibull" または "Weibull3" である場合にのみ有効です。
データ型: single | double
シフトされたワイブル分布の形状パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedWeibull" または "Weibull3" である場合にのみ有効です。
データ型: single | double
シフトされたワイブル分布の位置 (しきい値) パラメーター。数値のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "ShiftedWeibull" または "Weibull3" である場合にのみ有効です。
データ型: single | double
安定分布
安定分布の 1 番目の形状パラメーター。(0,2] の範囲にあるスカラー値として指定します。この引数は、distname が "Stable" である場合にのみ有効です。
例: alpha=1
データ型: single | double
安定分布の 2 番目の形状パラメーター。[–1,1] の範囲にあるスカラー値として指定します。この引数は、distname が "Stable" である場合にのみ有効です。
例: beta=0.5
データ型: single | double
安定分布のスケール パラメーター。(0,∞) の範囲にあるスカラー値として指定します。この引数は、distname が "Stable" である場合にのみ有効です。
例: gam=2
データ型: single | double
安定分布の位置パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "Stable" である場合にのみ有効です。
例: delta=5
データ型: single | double
t 位置-スケール分布
t 位置-スケール分布の位置パラメーター。スカラー値として指定します。この引数は、distname が "tLocationScale" である場合にのみ有効です。
例: mu=-2
データ型: single | double
t 位置-スケール分布のスケール パラメーター。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "tLocationScale" である場合にのみ有効です。
例: sigma=2
データ型: single | double
t 位置-スケール分布の自由度。正のスカラー値として指定します。この引数は、distname が "tLocationScale" である場合にのみ有効です。
例: nu=20
データ型: single | double
三角分布
一様分布
出力引数
代替機能
アプリ
分布フィッター アプリは、ワークスペースからデータをインポートするためのグラフィカル ユーザー インターフェイスを開き、そのデータに確率分布を対話的に当てはめます。その後、分布を確率分布オブジェクトとしてワークスペースに保存できます。分布フィッター アプリを開くには、コマンド ラインで distributionFitter を使用するか、[アプリ] タブの [分布フィッター] をクリックします。
バージョン履歴
R2013a で導入makedist、または fitdist や分布フィッター アプリを使用したデータへの当てはめにより、次の 3 つの新しいシフトされた確率分布オブジェクトを作成できるようになりました。
ShiftedExponentialDistribution— 2 パラメーターの指数分布ShiftedGammaDistribution— 3 パラメーターのガンマ分布ShiftedWeibullDistribution— 3 パラメーターのワイブル分布
各オブジェクトには位置パラメーター theta が含まれており、分布は 0 ではなく x=theta から始まります。これらのオブジェクトは、pdf、cdf、random などの汎用関数で使用できます。
MATLAB Command
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