fitdist
データへの確率分布オブジェクトの近似
構文
説明
は、1 つ以上の名前と値のペア引数で指定された追加オプションを使用して、確率分布オブジェクトを作成します。たとえば、打ち切りデータを示すか、反復近似アルゴリズムの制御パラメーターを指定できます。pd
= fitdist(x
,distname
,Name,Value
)
例
入力引数
名前と値の引数
出力引数
アルゴリズム
関数 fitdist
は、最尤推定法を使用してほとんどの分布を近似します。2 つの例外は、打ち切りされていないデータを含む正規分布と対数正規分布です。
打ち切りされていない正規分布の場合、sigma パラメーターの推定値は、分散の不偏推定の平方根です。
打ち切りされていない対数正規分布の場合、sigma パラメーターの推定値は、データの対数の分散の不偏推定の平方根です。
代替機能
分布フィッター アプリは、ワークスペースからデータをインポートするためのグラフィカル ユーザー インターフェイスを開き、そのデータに確率分布を対話的に当てはめます。その後、分布を確率分布オブジェクトとしてワークスペースに保存できます。分布フィッター アプリを開くには、コマンド ラインで
distributionFitter
を使用するか、[アプリ] タブの [分布フィッター] をクリックします。分布を左側打ち切りデータ、二重打ち切りデータ、または区間打ち切りデータに当てはめるため、
mle
を使用します。関数mle
を使用して最尤推定値を確認し、関数makedist
を使用して確率分布オブジェクトを作成できます。例については、二重打ち切りデータの MLE の計算を参照してください。
参照
[1] Johnson, N. L., S. Kotz, and N. Balakrishnan. Continuous Univariate Distributions. Vol. 1, Hoboken, NJ: Wiley-Interscience, 1993.
[2] Johnson, N. L., S. Kotz, and N. Balakrishnan. Continuous Univariate Distributions. Vol. 2, Hoboken, NJ: Wiley-Interscience, 1994.
[3] Bowman, A. W., and A. Azzalini. Applied Smoothing Techniques for Data Analysis. New York: Oxford University Press, 1997.