paramci
R2026b確率分布パラメーターの信頼区間
説明
例
標本データを読み込みます。学生の試験の採点データの 1 列目を含むベクトルを作成します。
load examgrades
x = grades(:,1);正規分布オブジェクトをデータに近似します。
pd = fitdist(x,"Normal")pd =
NormalDistribution
Normal distribution
mu = 75.0083 [73.4321, 76.5846]
sigma = 8.7202 [7.7391, 9.98843]
パラメーター推定の横にある区間は分布パラメーターの 95% 信頼区間です。
関数 paramci を使用してこれらの区間を取得することもできます。
ci = paramci(pd)
ci = 2×2
73.4321 7.7391
76.5846 9.9884
ci の列 1 には mu パラメーターの 95% 信頼区間の下限および上限が含まれ、列 2 には、sigma パラメーターの同様の限界が含まれています。
標本データを読み込みます。学生の試験の採点データの 1 列目を含むベクトルを作成します。
load examgrades
x = grades(:,1);正規分布オブジェクトをデータに近似します。
pd = fitdist(x,"Normal")pd =
NormalDistribution
Normal distribution
mu = 75.0083 [73.4321, 76.5846]
sigma = 8.7202 [7.7391, 9.98843]
分布パラメーターの 99% の信頼区間を計算します。
ci = paramci(pd,Alpha=0.01)
ci = 2×2
72.9245 7.4627
77.0922 10.4403
ci の列 1 には mu パラメーターの 99% 信頼区間の下限および上限が含まれ、列 2 には、sigma パラメーターの同様の限界が含まれています。
入力引数
確率分布。次の表のいずれかの確率分布オブジェクトとして指定します。
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: paramci(pd,Alpha=0.01) は、99% の信頼区間を意味します。
信頼区間の有意水準。範囲 (0,1) のスカラー値として指定します。ci の信頼水準は 100(1–Alpha)% です。既定値の 0.05 は、95% の信頼区間に対応します。
例: Alpha=0.01
データ型: single | double
信頼区間を計算するパラメーターのリスト。パラメーター名が格納された文字ベクトル、string 配列、または文字ベクトルの cell 配列として指定します。既定では、paramci はすべての分布パラメーターの信頼区間を計算します。
例: Parameter="mu"
データ型: char | string | cell
信頼区間の計算方法。"exact"、"wald"、または "lr" として指定します。
"exact" は、厳密法を使用して信頼区間を計算します。次の分布に対して使用できます。
| 分布 | 計算方法 |
|---|---|
| 二項 | 正確な確率計算に基づく Clopper-Pearson 法を使用して計算します。この方法は、正確なカバレッジ確率を提供しません。 |
| 指数 | カイ二乗分布に基づく方法を使用して計算します。この方法では、完全なタイプ 2 の打ち切られている標本に対して正確なカバレッジを提供します。 |
| 正規 | 打ち切られていない標本に対する t 分布とカイ二乗分布に基づく計算方法では、打ち切られていない標本に対して正確なカバレッジが提供されます。打ち切られている標本に対して、Type が exact の場合、paramci は Wald 法を使用します。 |
| 対数正規 | 打ち切られていない標本に対する t 分布とカイ二乗分布に基づく計算方法では、正確なカバレッジが提供されます。打ち切られている標本に対して、Type が exact の場合、paramci は Wald 法を使用します。 |
| ポアソン | カイ二乗分布に基づく計算方法では、正確なカバレッジが提供されます。自由度が大きい場合、カイ二乗は、数値効率を上げるため正規分布によって近似されます。 |
| レイリー | カイ二乗分布に基づく計算方法では、正確なカバレッジ確率が提供されます。 |
| シフトされた指数 | 打ち切られていない標本に対して、paramci は F 分布に基づく計算法を使用して正確なカバレッジを提供します。右側打ち切りの標本に対しては、Type が "exact" の場合、paramci は尤度比法を使用します。 |
または、"wald" を指定して信頼区間の計算に Wald 法を使用するか、"lr" を指定して信頼区間の計算に尤度比法を使用できます。Wald 法は、シフトされた指数分布ではサポートされていません。シフトされたガンマ分布とシフトされたワイブル分布ではサポートされていますが、当てはめられた形状パラメーターが 1 より小さいと警告が発行されます。この場合、尤度表面が不規則になることがあり、Wald 区間の信頼性は低くなります。
使用可能な場合は "exact" が既定値です。シフトされたガンマ分布とシフトされたワイブル分布では、既定値は "lr" です。それ以外の場合は、既定値は "wald" です。
例: Type="wald"
データ型: char | string
対数スケールの boolean フラグ。各分布パラメーターに対応する論理値を含むベクトルとして指定します。このフラグは、対数スケールで計算する Wald 区間を指定します。既定値は分布に応じて異なります。
例: LogFlag=[0,1]
データ型: logical
出力引数
拡張機能
使用上の注意および制限:
指定した確率分布がシフトされた指数分布、シフトされたガンマ分布、またはシフトされたワイブル分布である場合を除き、この関数は GPU 配列をサポートします。
詳細については、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2013a で導入makedist、または fitdist や分布フィッター アプリを使用したデータへの当てはめにより、次の 3 つの新しいシフトされた確率分布オブジェクトを作成できるようになりました。
ShiftedExponentialDistribution— 2 パラメーターの指数分布ShiftedGammaDistribution— 3 パラメーターのガンマ分布ShiftedWeibullDistribution— 3 パラメーターのワイブル分布
各オブジェクトには位置パラメーター theta が含まれており、分布は 0 ではなく x=theta から始まります。これらのオブジェクトは、pdf、cdf、random などの汎用関数で使用できます。
MATLAB Command
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