median
確率分布の中央値
説明
例
標本データを読み込みます。学生の試験採点データの 1 列目が含まれているベクトルを作成します。
load examgrades
x = grades(:,1);正規分布をデータに近似することにより、正規分布オブジェクトを作成します。
pd = fitdist(x,'Normal')pd =
NormalDistribution
Normal distribution
mu = 75.0083 [73.4321, 76.5846]
sigma = 8.7202 [7.7391, 9.98843]
近似分布の中央値を計算します。
m = median(pd)
m = 75.0083
正規分布などの対称分布の場合、中央値は平均値 mu と等しくなります。
ワイブル確率分布オブジェクトを作成します。
pd = makedist('Weibull','A',5,'B',2)
pd =
WeibullDistribution
Weibull distribution
A = 5
B = 2
分布の中央値を計算します。
m = median(pd)
m = 4.1628
ワイブル分布などの非対称分布の場合、中央値は平均値と等しくならない場合があります。
ワイブル分布の平均値を計算し、その値を中央値と比較します。
mean = mean(pd)
mean = 4.4311
分布の平均値は、中央値よりも大きくなります。
確率密度関数をプロットして分布を可視化します。
x = [0:.1:15]; pdf = pdf(pd,x); plot(x,pdf)

入力引数
確率分布。次の表のいずれかの確率分布オブジェクトとして指定します。
出力引数
確率分布の中央値。スカラー値として返されます。m の値は、確率分布の 50 番目の百分位数です。
拡張機能
使用上の注意事項および制限事項:
入力引数
pdは、ベータ分布、指数分布、極値分布、対数正規分布、正規分布、ワイブル分布の近似確率分布オブジェクトとなります。確率分布を関数fitdistの標本データに当てはめることで、pdを作成します。たとえば、確率分布オブジェクトのコードの生成を参照してください。
コード生成の詳細については、コード生成の紹介および一般的なコード生成のワークフローを参照してください。
この関数は、GPU 配列を完全にサポートします。詳細は、GPU での MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2013a で導入
MATLAB Command
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