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日付と時刻

異なる形式で表示できる日付と時刻の値の配列

日付と時刻のデータ型 datetimeduration および calendarDuration は、日付と時刻の効率的な計算、比較、書式設定された表示をサポートします。これらの配列は数値配列と同じ方法で使用します。日付と時刻の値を加算、減算、並べ替え、比較、連結、およびプロットできます。日付および時刻を数値配列またはテキストとして表すこともできます。詳細については、MATLAB での日付と時刻の表現を参照するか、日付と時刻の配列をご覧ください。

関数

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時点

datetime時点を表す配列
dateshift日付のシフトと日付および時刻のシーケンスの生成
NaTNot-a-Time
eomday月の最終日
lweekdate(Not recommended; use dateshift) Date of last occurrence of weekday in month
nweekdate(Not recommended; use dateshift) Date of specific occurrence of weekday in month

期間

years年単位の期間
days期間の日数
hours期間 (時間数)
minutes分単位の期間
seconds期間の秒数
millisecondsミリ秒単位の期間
duration固定長の単位で表す時間の長さ

カレンダー期間

calyearsカレンダー期間の年数
calquartersカレンダー期間の四半期数
calmonthsカレンダー期間の月数
calweeksカレンダー期間の週数
caldaysカレンダー期間の日数
calendarDuration可変長カレンダー単位の時間の長さ

月のカレンダー

calendar指定した月のカレンダー

代替形式での時点

datenum(非推奨、datetime または duration を使用すること) 日付と時刻をシリアル日付値に変換
now(非推奨、datetime を使用すること) シリアル日付値として表現された現在の日時
clock(非推奨、datetime を使用すること) 日付ベクトルとして表現された現在の日付
date(非推奨、datetime("today") を使用すること) 文字ベクトルとしての現在の日付
today(非推奨、datetime("today") を使用すること) 現在の日付
eomdate(Not recommended; use dateshift) Last date of month

成分の抽出

year入力の日付と時刻の年番号
quarter入力の日付と時刻の四半期番号
month入力の日付と時刻の月番号と月名
week入力の日付と時刻の週番号
day入力の日付と時刻の日番号と日名
weekday曜日
hour入力の日付と時刻の時間コンポーネント
minute入力の日付と時刻の分コンポーネント
second入力の日付と時刻の秒コンポーネント
weeknum(Not recommended; use week) Week in year

成分への分割

ymddatetime の年、月、日の番号
hmsdatetime または duration の時間、分、秒数
datevec日付と時刻を成分のベクトルに変換
splitカレンダー期間を数値と期間の単位に分割
timeカレンダー期間の時間を期間に変換
timeofdaydatetime 配列の深夜からの経過時間

datetime 配列

betweenカレンダーの差分の計算
caldiffカレンダーの連続する差分の計算
tzoffsetUTC からのタイム ゾーン オフセット
dateshift日付のシフトと日付および時刻のシーケンスの生成

固定書式配列

addtodate(非推奨、duration または calendarDuration を使用すること) 日付と時刻を文字列形式に変換
etime(非推奨、datetime 値または between を使用すること) 日付ベクトル間の経過時間
months(Not recommended; use between) Number of whole months between dates
isbetween日付と時刻の区間内の要素を判別
isregular時間またはカレンダーの単位に関して入力時間が規則的かどうかを判別
isnatNaT (Not-a-Time) 要素の判別
isdst夏時間要素の判別
isweekend週末の要素の判別
isdatetime入力が datetime 配列かどうかを判別
isduration入力が duration 配列かどうかを判別
iscalendarduration入力がカレンダー期間配列かどうかを判別
stringstring 配列
char文字配列
datestr(非推奨、string または char を使用すること) 日付と時刻を文字列形式に変換

変換

convertTodatetime 値を数値表現に変換
exceltimeMATLAB datetime の Excel 日付値への変換
posixtimeMATLAB datetime の POSIX 時間への変換
juliandateMATLAB の datetime をユリウス日に変換
yyyymmddMATLAB datetime の YYYYMMDD 数値への変換
m2xdate(Not recommended; use exceltime) MATLAB date to Excel serial date number
x2mdate(非推奨、datetime を使用すること) Excel のシリアル日付値を MATLAB のシリアル日付値または datetime 値に

MATLAB の時間

timezonesタイム ゾーンの一覧
leapsecondsdatetime データ型によってサポートされるすべてのうるう秒のリストを表示 (R2020a 以降)
matlab.datetime.compatibility.convertDatenumConvert inputs to datetime values in a backward-compatible way (R2022a 以降)

トピック

トラブルシューティング

日付ベクトルと文字列の繰り上げ

ある要素が通常の範囲外である場合、MATLAB ではその日付ベクトル要素と直前の要素の両方が調整されます。

日付ベクトルの変換から予期しない出力が返される

日付ベクトルは 1 行 6 列のベクトルの値なので、datestr は入力された日付ベクトルをシリアル日付値のベクトルと解釈し (またはシリアル日付値を日付ベクトルと解釈し)、予期しない出力が返されることがあります。