MATLAB ヘルプ センター
入力の日付と時刻の日番号と日名
d = day(t)
d = day(t,dayType)
d = day(t) は、入力配列内のそれぞれの日付と時刻について日を返します。既定では、day は、入力 datetime 配列 t の要素の月間通算日番号を返します。
d
t
day
datetime
出力 d は 1 から 31 までの整数値が格納された double 配列です。値の範囲は月および年によって異なります。日の値を datetime 配列 t に代入するには、t.Day を使用して Day プロパティを変更します。
double
t.Day
Day
例
d = day(t,dayType) は、datetime 配列 t の日番号または日名を、指定した型 ("dayofmonth"、"dayofweek"、"dayofyear"、"name"、"shortname" のいずれか) で返します。
dayType
"dayofmonth"
"dayofweek"
"dayofyear"
"name"
"shortname"
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日付の配列から月間通算日番号を抽出します。
t = [datetime('yesterday');datetime('today');datetime('tomorrow')]
t = 3×1 datetime 08-Aug-2025 09-Aug-2025 10-Aug-2025
d = 3×1 8 9 10
関数 day の 2 番目の入力として 'name' を指定して、任意の日付の曜日を判別します。
'name'
t = datetime(2014,05,16)
t = datetime 16-May-2014
d = day(t,'name')
d = 1×1 cell array {'Friday'}
あるいは、'dayofweek' を指定して曜日の番号を返します。
'dayofweek'
d = day(t,'dayofweek')
d = 6
入力の日付と時刻。datetime 配列として指定します。
Financial Toolbox™ を必要とする従来のコードをサポートできるように、day ではシリアル日付値やテキストを入力として使用することもできますが、この方法は推奨されません。詳細については、バージョン履歴を参照してください。
'dayofmonth'
'iso-dayofweek'
'dayofyear'
'shortname'
日の値のタイプ。次の表の値として指定します。
dayType の値
説明
'dayofmonth' (既定)
1 から 28、29、30、31 までの月間通算日番号。範囲は月によって異なります。
1 から 7 までの曜日の値。1 が日曜日です。
'iso-dayofweek' (R2023a 以降)
ISO 8601 標準に従った、1 から 7 までの曜日番号。1 が月曜日です。
1 から 365 または 366 までの年間通算日番号。範囲は年によって異なります。
曜日の完全名。たとえば Sunday です。NaT の datetime 値では、曜日名は空の文字ベクトル '' です。
Sunday
NaT
''
曜日の短縮名。たとえば Sun です。NaT の datetime 値では、曜日名は空の文字ベクトル '' です。
Sun
メモ
day は、[設定] ウィンドウの [日付と時刻の形式] セクションの [ロケール] オプションに指定された言語で曜日名を返します。既定の日付と時刻のロケールを変更する方法については、Modify Command Window Settingsを参照してください。
この引数は、t が datetime 配列の場合のみ有効です。
日番号または曜日名。double 型の整数の数値配列または文字ベクトルの cell 配列として返されます。d のサイズは t と同じです。
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day 関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
backgroundPool
ThreadPool
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
ISO の曜日番号を返すには、'iso-dayofweek' オプションを使用します。ISO 8601 標準では、月曜日が曜日 1 です。
day ではシリアル日付値とテキストの入力もサポートされていますが、推奨されるのは datetime 値です。datetime データ型を使用すると、柔軟な日付と時刻の形式、ナノ秒単位の精度のストレージ、タイム ゾーンと夏時間を考慮するためのプロパティを使用できます。
シリアル日付値またはテキストを datetime 値に変換するには、関数 datetime を使用します。以下に例を示します。
t = datetime(738427.656845093,"ConvertFrom","datenum"); d = day(t)
d = 28
現在のところ、シリアル日付値やテキストの入力のサポートを削除する予定はありません。
以前のリリースでは、関数 day は 2 種類ありました。1 つは MATLAB® の関数で、datetime 値を使用していました。もう 1 つは Financial Toolbox の関数で、シリアル日付値やテキスト値を使用していました。R2022a 以降では、Financial Toolbox がなくても day™ を呼び出せます。day を MATLAB から呼び出す場合、従来のすべての入力型を使用できます。
Financial Toolbox
たとえば、MATLAB からシリアル日付値とテキストを使用して次の呼び出しを行うことができます。
d = day(738427.656845093)
d = day("28-Sep-2021")
さらに、day では 1 番目の入力が datetime 配列でない場合に、日付形式を指定する 2 番目の入力を使用できます。
d = day(t,F)
この構文では、関数 datestr について記載されている有効な日付形式を使用して F を指定します。ただし、'Q' 書式指定子はサポートされません。以下に例を示します。
datestr
F
'Q'
d = day("2021/28/09","yyyy/dd/mm")
ymd | year | quarter | month | week | isweekend | datetime
ymd
year
quarter
month
week
isweekend
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