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char

説明

数値配列が数字のシーケンスであるように、文字配列は文字のシーケンスです。一般的に、短いテキストを文字の行として "文字ベクトル" に格納するために使用されます。

作成

一重引用符を使用して文字ベクトルを作成できます。

C = 'Hello, world'
C =

    'Hello, world'

異なるデータ型の配列がある場合は、以下に説明する関数 char を使用して、その配列を文字配列に変換できます。

構文

C = char(A)
C = char(A1,...,An)
C = char(D)
C = char(D,fmt)
C = char(D,fmt,locale)

説明

C = char(A) は、配列 A を文字配列に変換します。

C = char(A1,...,An) は、配列 A1,...,An を単一の文字配列に変換します。文字への変換後、入力配列が C の行になります。関数 char は、必要に応じて空白で行を埋めます。入力配列が空の文字配列の場合、C 内の対応する行は空白の行になります。

入力配列 A1,...,An を string 配列、cell 配列または categorical 配列にすることはできません。

A1,...,An のサイズと形状は揃っていなくてもかまいません。

C = char(D) は、datetime 配列、duration 配列またはカレンダー期間配列を DFormat プロパティで指定された形式の文字配列に変換します。出力の各行に日付または期間が 1 つずつ格納されます。

C = char(D,fmt) は、日付または期間を指定された形式 ('HH:mm:ss' など) で表現します。

C = char(D,fmt,locale) は、日付または期間を指定されたロケール ('en_US' など) で表現します。ロケールは、月や曜日の名前などの文字ベクトルを表現する場合に使用される言語に影響します。

入力引数

すべて展開する

入力配列。数値配列、文字配列、文字配列の cell 配列、categorical 配列、string 配列のいずれかとして指定します。

  • A が数値配列の場合、char は数値を文字に変換します。有効な数値範囲は 0 ~ 65535 で、Unicode® のコード単位に対応します。0 ~ 127 の値は、7 ビットの ASCII 文字にも対応します。関数 char は、次のように動作します。

    • 非整数をゼロ方向に丸めます。

    • 0 未満の値は 0 として処理します。

    • 65535 を超える値は 65535 として処理します。

  • A が文字配列の場合、charA を変換せずに返します。

  • A が文字配列の cell 配列の場合、char はその cell 配列を文字配列に変換します。cell 配列内の各文字配列の各行が、必要に応じて自動的に空白で埋められて、C の 1 行になります。

  • A が categorical 配列の場合、charA の各要素を列順に文字配列の行に変換します。

  • A が string 配列の場合、char は string 配列を文字配列に変換します。charA の各 string 要素を文字ベクトルに変換してから文字ベクトルを連結し、必要に応じて自動的に空白で埋めて、文字配列を生成します。

例: char(65) は整数 65 を文字 A に変換します。

入力の日付と時刻。datetime 配列または duration 配列として指定します。

データ型: datetime | duration | calendarDuration

日付と時刻の形式。[]、文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。[] を指定した場合、charDFormat プロパティで指定された形式で入力 D を表現します。

サポートされる形式は D のデータ型によって異なります。

  • datetime の形式は、'yyyy-MMM-dd HH:mm:ss.SSS' のように単位と区切り記号を組み合わせて指定できます。詳細については、datetime 配列の Format プロパティを参照してください。

  • duration の形式は、'y''d''h''m''s' のいずれか 1 文字か、次のいずれかの組み合わせになります。

    • 'dd:hh:mm:ss'

    • 'hh:mm:ss'

    • 'mm:ss'

    • 'hh:mm'

    • 上記のいずれかに秒の小数部を表す文字 S (最大 9 桁) を加えた 'hh:mm:ss.SSSS' のような形式

  • calendarDuration の形式には、文字 'y''q''m''w''d''t' を、'ym' のように最大から最小の時間の単位の順に組み合わせて指定できます。

duration および calendarDuration の形式についての詳細は、日付と時刻の表示形式の設定を参照してください。

出力で表現されるロケール。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。ロケールは、月の名前などの日付と時刻の特定成分を表現するために使用する言語に影響します。

locale は以下のいずれかです。

  • 'system'。システムのロケールを使用します。

  • xx_YY の形式の文字ベクトル。xx は ISO 639-1 で定義された小文字 2 文字の言語コードで、YY は ISO 3166-1 alpha-2 で定義された大文字の国コードです。

locale 入力引数は、関数 datetime の名前と値のペアの引数 'Locale' が受け入れる任意の値にすることができます。

例: 'en_US'

例: 'ja_JP'

出力引数

すべて展開する

出力配列。文字配列として返されます。文字配列は任意のサイズをもつことができますが、最も一般的な使用例は、複数のテキストを複数の文字ベクトルとして格納することです。

MATLAB® は、UTF-16 エンコードを使用してすべての文字を Unicode 文字として格納します。Unicode の詳細については、Unicode を参照してください。

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数値配列を文字配列に変換します。

A = [77 65 84 76 65 66];
C = char(A)
C = 
'MATLAB'

32 ~ 127 の整数は表示可能な ASCII 文字に対応します。しかし、0 ~ 65535 の整数は Unicode® 文字にも対応します。関数 char を使用して、整数を対応する Unicode 表現に変換できます。

たとえば、数字 8451 は摂氏温度を示す記号に対応します。char を使用して 8451 を変換します。

C = char(8451)
C = 
'℃'

複数の配列を単一の文字配列に変換します。入力配列の形状は同じでなくてもかまいません。

A1 = [65 66; 67 68];
A2 = 'abcd';
C = char(A1,A2)
C = 3x4 char array
    'AB  '
    'CD  '
    'abcd'

入力配列の列数が同じでないため、charA1 の行を空白で埋めます。

whos C
  Name      Size            Bytes  Class    Attributes

  C         3x4                24  char               

string スカラーを作成します。R2017a 以降、二重引用符を使用して string スカラーを作成できるようになりました。また、MATLAB® は二重引用符付きで string を表示します。

A = "Pythagoras"
A = 
"Pythagoras"

関数 char を使用して A を文字ベクトルに変換します。MATLAB は一重引用符を付けて文字ベクトルを表示します。

C = char(A)
C = 
'Pythagoras'

duration 配列を作成します。

D = hours(23:25) + minutes(8) + seconds(1.2345)
D = 1x3 duration array
   23.134 hr   24.134 hr   25.134 hr

D を文字配列に変換します。

C = char(D)
C = 3x9 char array
    '23.134 hr'
    '24.134 hr'
    '25.134 hr'

C は、各行が 1 つの duration 値を表す文字配列になります。

duration 値を C で表す形式を指定します。

C = char(D,'hh:mm')
C = 3x5 char array
    '23:08'
    '24:08'
    '25:08'

拡張機能

R2006a より前に導入