このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
string
string 配列
説明
MATLAB® では、"string 配列" を使用してテキストを表現できます。string 配列の各要素は、文字のシーケンスを格納します。このシーケンスは、"yes"
や "no"
などパディングなしの異なる長さをもつことができます。1 つの要素しかない string 配列は、"string スカラー" とも呼ばれます。
標準の配列演算を使用して string 配列のインデックス付け、形状変更、連結ができ、+
演算子を使用してテキストを追加できます。string 配列が数値を表す場合、関数 double
を使用してこれを数値配列に変換できます。
作成
テキストを二重引用符で囲むことで string スカラーを作成できます。
str = "Hello, world"
str = "Hello, world"
string 配列を作成するには、数値を数値配列に連結するのと同様に、大かっこを使用して string スカラーを連結します。
str = ["Mercury" "Gemini" "Apollo"; "Skylab" "Skylab B" "ISS"]
str = 2x3 string "Mercury" "Gemini" "Apollo" "Skylab" "Skylab B" "ISS"
以下に説明するように、関数 string
を使用して異なるデータ型の変数を string 配列に変換することもできます。
説明
入力引数
出力引数
例
ヒント
string 配列内にテキストを作成および操作する関数の一覧については、文字と文字列を参照してください。
入力引数がオブジェクトである場合、そのオブジェクトを string として表す
string
メソッドを実装するクラスに属していなければなりません。char
配列を数値型に変換すると、対応する Unicode コード値の配列が生成されます。string 内のテキストはこのように変換されません。単一の数値を表さない string をdouble
に変換すると、NaN
の結果が生成されます。詳細については、Unicode と ASCII の値を参照してください。
拡張機能
バージョン履歴
R2016b で導入