num2str
数値を文字配列に変換
説明
は、s
= num2str(A
,formatSpec
)formatSpec
で指定した形式を A
の全要素に適用します。
メモ
形式を指定した場合、s
では A
の要素間にスペースは含まれません。スペースを含めるにはスペースを形式に追加します。
例
入力引数
出力引数
ヒント
num2str
はformatSpec
入力引数内の位置識別子を受け入れません。たとえば、num2str([14 15],'%2$X %1$o)
はエラーを返します。位置識別子は、書式演算子が関数の入力引数を処理する順序を指定します。入力配列の要素は指定しません。
num2str
を呼び出す場合、変換対象の数値をもつ入力引数は 1 つのみです。無効な書式演算子または特殊文字を指定すると、
num2str
はその無効な演算子または文字までのすべてのテキストを出力し、残りを破棄します。例:
formatSpec
が'value = %z'
の場合、%z
は書式演算子ではないため、num2str
は'value ='
を出力します。例:
formatSpec
が'character \x99999 = %s'
の場合、\x99999
は有効な特殊文字ではないため、num2str
は'character'
を出力します。
アルゴリズム
num2str
は、formatSpec
に空白文字フラグが含まれていたとしても、文字配列から先頭の空白をすべて取り除きます。たとえば、num2str(42.67,'% 10.2f')
は、1 行 5 列の文字配列 '42.67'
を返します。
代替機能
数値スカラーとテキストの結合に num2str
を使用しているコードについて、代わりに string
を使用するように更新します。数値と string を +
演算子を使用して結合できます。以下に例を示します。
非推奨 | 推奨 |
---|---|
newstr = ['The value is ' num2str(4.5)] newstr = 'The value is 4.5' | newstr = "The value is " + 4.5 newstr = "The value is 4.5" |
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入