second
入力の日付と時刻の秒コンポーネント
説明
s = second(
は、t
,secondType
)"secondofminute"
または "secondofday"
のいずれかとして指定されたタイプの、datetime
配列 t
の秒を返します。
例
datetime 値の秒数の取得
t1 = datetime('now','Format','dd-MMM-yyyy HH:mm:ss.SSS'); t = t1 + seconds(30:15:60)
t = 1x3 datetime
25-Jan-2024 22:22:08.609 25-Jan-2024 22:22:23.609 25-Jan-2024 22:22:38.609
s = second(t)
s = 1×3
8.6094 23.6094 38.6094
入力引数
t
— 入力の日付と時刻
datetime
配列
入力の日付と時刻。datetime
配列として指定します。
t
のタイム ゾーンが UTCLeapSeconds
である場合、s
はうるう秒発生中の時間について 60 と 61 の間の値を含むことがあります。
Financial Toolbox™ を必要とする従来のコードをサポートできるように、second
ではシリアル日付値やテキストを入力として使用することもできますが、この方法は推奨されません。詳細については、バージョン履歴を参照してください。
secondType
— 秒の値のタイプ
'secondofminute'
(既定値) | 'secondofday'
秒の値のタイプ。'secondofminute'
または 'secondofday'
のいずれかとして指定します。
secondType
が'secondofminute'
の場合、second
は 1 分間における秒数を返します。secondType
が'secondofday'
の場合、second
は [0, 86400) の範囲 (うるう秒の場合を除く) の 1 日における秒数を返します。
この引数は、t
が datetime
配列の場合のみ有効です。
拡張機能
tall 配列
メモリの許容量を超えるような多数の行を含む配列を計算します。
この関数は tall 配列を完全にサポートしています。詳細については、tall 配列を参照してください。
スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool
を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool
を使用してコードを高速化します。
この関数はスレッドベースの環境を完全にサポートしています。詳細については、スレッドベースの環境での MATLAB 関数の実行を参照してください。
分散配列
Parallel Computing Toolbox™ を使用して、クラスターの結合メモリ上で大きなアレイを分割します。
この関数は分散配列を完全にサポートしています。詳細については、分散配列を使用した MATLAB 関数の実行 (Parallel Computing Toolbox)を参照してください。
バージョン履歴
R2014b で導入R2022a: シリアル日付値とテキストの入力は非推奨
second
ではシリアル日付値とテキストの入力もサポートされていますが、推奨されるのは datetime
値です。datetime
データ型を使用すると、柔軟な日付と時刻の形式、ナノ秒単位の精度のストレージ、タイム ゾーンと夏時間を考慮するためのプロパティを使用できます。
シリアル日付値またはテキストを datetime
値に変換するには、関数 datetime
を使用します。以下に例を示します。
t = datetime(738427.656845093,"ConvertFrom","datenum"); s = second(t)
s = 51.4160
現在のところ、シリアル日付値やテキストの入力のサポートを削除する予定はありません。
R2022a: Financial Toolbox と MATLAB の関数 second
を統合
以前のリリースでは、関数 second
は 2 種類ありました。1 つは MATLAB® の関数で、datetime
値を使用していました。もう 1 つは Financial Toolbox の関数で、シリアル日付値やテキスト値を使用していました。R2022a 以降では、Financial Toolbox
がなくても second™ を呼び出せます。second
を MATLAB から呼び出す場合、従来のすべての入力型を使用できます。
たとえば、MATLAB からシリアル日付値とテキストを使用して次の呼び出しを行うことができます。
s = second(738427.656845093)
s = 51.4160
s = second("2021/09/28 15:45:51.4160")
s = 51.4160
さらに、second
では 1 番目の入力が datetime
配列でない場合に、日付形式を指定する 2 番目の入力を使用できます。
s = second(t,F)
この構文では、関数 datestr
について記載されている有効な日付形式を使用して F
を指定します。ただし、'Q'
書式指定子はサポートされません。以下に例を示します。
s = second("2021/09/28 15:45:51.4160","yyyy/dd/mm hh:MM:ss.fff")
s = 51.4160
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