today

(非推奨、datetime("today") を使用すること) 現在の日付

today はシリアル日付値を返すため、推奨されません。代わりに現在の日付を datetime 値として返すには、"today" を入力引数として指定して関数 datetime を使用します。コードの更新の詳細については、バージョン履歴またはシリアル日付値と日付文字列の推奨されないインスタンスの置き換えを参照してください。

構文

Date = today

Date = today(outputType)

説明

Date = today は現在の日付をシリアル日付値として返します。

Date = today(outputType) はオプションの outputType を使用して現在の日付を返します。出力の型は、オプションの変数入力 outputType によって決定されます。

例

現在の日付を返します。

既定のシリアル日付値を使用した現在の日付を返すには、today を使用します。

Date = today

Date = 
739838

datetime 配列を返すには、オプションの引数 outputType を使用します。

Date = today("datetime")

Date = datetime
   09-Aug-2025

入力引数

outputType — 出力データ型

"datenum" (既定値) | "datetime"

出力データ型。"datenum" または "datetime" として指定します。

outputType が "datenum" の場合、Date はシリアル日付値になります。outputType が "datetime" の場合、Date は datetime 値になります。outputType の既定値は "datenum" です。

データ型: string | char

出力引数

Date — 現在の日付

シリアル日付値 | datetime 値

現在の日付。オプションの入力引数 outputType に応じて、シリアル日付値または datetime 値として返されます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

R2022a: 非推奨

today を削除する予定はありません。ただし、代わりに関数 datetime の使用が推奨されます。datetime 値が返されるからです。datetime データ型を使用すると、柔軟な日付と時刻の形式、ナノ秒単位の精度のストレージ、タイム ゾーンと夏時間を考慮するためのプロパティを使用できます。

現在の日付を返すには、"today" を入力引数として指定して datetime を呼び出します。

currentDate = datetime("today")

currentDate を string に変換するには、関数 string を使用します。

currentDateString = string(currentDate)

currentDate をシリアル日付値に変換するには、関数 convertTo を使用します。

currentDateNum = convertTo(currentDate,"datenum")

R2022a: Financial Toolbox から MATLAB に移行

以前は、today では Financial Toolbox™ が必要でした。

参考

datetime | string | convertTo