calendarDuration
可変長カレンダー単位の時間の長さ
説明
"カレンダー期間配列" 内の値は、経過時間を可変長のカレンダー単位で表します。たとえば、1 か月の日数は、何月であるかによって異なります。カレンダー期間の計算では、夏時間の変更とうるう年が考慮されます。日数や月数などのカレンダー単位が含まれる datetime 配列の計算を簡略化するには、カレンダー期間配列を使用します。
作成
時間単位を指定したカレンダー期間配列は、関数 calyears
、calquarters
、calmonths
、calweeks
、caldays
を使用して作成できます。たとえば、カレンダー月数 1、2、3 の経過時間をもつ配列を作成するには、関数 calmonths
を使用します。
M = calmonths(1:3)
M = 1×3 calendarDuration array 1mo 2mo 3mo
また、以下に説明する関数 calendarDuration
を使用してカレンダー期間配列を作成することもできます。
構文
説明
入力引数
プロパティ
例
ヒント
カレンダー期間配列を受け入れる関数、または返す関数の詳細については、日付と時刻を参照してください。
複数の単位を含む
calendarDuration
配列を datetime に追加する場合、MATLAB® では常に大きい単位から順番に追加します。t
が datetime の場合、このコマンドは次のようになります。は、以下と等価です。t + calendarDuration(1,2,3)
t + calyears(1) + calmonths(2) + caldays(3)
拡張機能
バージョン履歴
R2014b で導入