日付と時刻
日付と時刻のデータ型 datetime
、duration
および calendarDuration
は、日付と時刻の効率的な計算、比較、書式設定された表示をサポートします。これらの配列は数値配列と同じ方法で使用します。日付と時刻の値を加算、減算、並べ替え、比較、連結、およびプロットできます。日付および時刻を数値配列またはテキストとして表すこともできます。詳細については、MATLAB での日付と時刻の表現を参照するか、日付と時刻の配列をご覧ください。
関数
トピック
- MATLAB での日付と時刻の表現
配列
datetime
を使用して、日付と時刻の情報を格納します。これらの配列は、演算、並べ替え、比較、プロットおよび書式設定された表示をサポートします。 - シリアル日付値と日付文字列の推奨されないインスタンスの置き換え
R2022b 以降、日付と時刻を指定する際にシリアル日付値と日付文字列は推奨されません。代わりに、
datetime
、duration
、およびcalendarDuration
データ型を使用します。コード更新に関する以下の推奨事項に従います。 - 日付と時刻の比較
タイム ゾーンや夏時間を考慮して、
>
、<
、==
などの関係演算子を使用して日付、時刻、および期間を比較する。 - 日付と時刻の表示形式の設定
配列
datetime
、duration
およびcalendarDuration
のFormat
プロパティは、各配列の値の表示を制御します。このプロパティの値は変更できます。Format
プロパティを変更しても、表示が変更されるだけで配列内の値は変更されません。 - タイム ゾーンの指定
datetime
配列のタイム ゾーンを指定して、タイム ゾーン オフセット、夏時間、うるう秒を考慮する。 - ロケール間でのコードとデータの共有
日付と時刻を処理するコードを他のロケールの MATLAB® ユーザーと共有する場合、これらのベスト プラクティスに従います。他のロケールから日付の書き込みと読み取りを行います。
- 日付と時刻の配列をサポートする主要な関数
MATLAB には、日付と時刻の配列を他の配列とほぼ同じ方法で操作できる関数が多数あります。
トラブルシューティング
ある要素が通常の範囲外である場合、MATLAB ではその日付ベクトル要素と直前の要素の両方が調整されます。
日付ベクトルは 1 行 6 列のベクトルの値なので、datestr
は入力された日付ベクトルをシリアル日付値のベクトルと解釈し (またはシリアル日付値を日付ベクトルと解釈し)、予期しない出力が返されることがあります。