ドキュメンテーション

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NaT

説明

NaT は Not-a-Time を表し、不明あるいは欠損している datetime 値を示すために datetime 配列に格納できます。

関数 datetime は、テキストを datetime に変換できない場合、あるいは datetime 配列内で YearMonthDayHourMinute または Second プロパティが NaN に設定されている要素に、NaT 値を自動的に作成します。文字ベクトル 'NaT' を既存の datetime 配列の要素に代入することもできます。NaT 値のみを含む新しい datetime 配列を作成するには、関数 NaT を使用します。

NaT は、スカラーの Not-a-Time (NaT) datetime 値を返します。

t = NaT(n) は、nn 列の NaT 値の行列を返します。

t = NaT(sz1,...,szN) は、sz1 x ... x szNNaT 値の配列です。ここで sz1,...,szN はそれぞれの次元のサイズを示します。たとえば、NaT(3,4)NaT 値の 3 行 4 列の配列を返します。

t = NaT(sz)NaT 値の配列を返します。ここでサイズ ベクトル szsize(t) を定義します。たとえば、NaT([3,4])NaT 値の 3 行 4 列の配列を返します。

t = NaT(___,'Format',fmt) は、指定の表示形式を使用して datetime 配列を返します。datetime 配列を初期化するにはこの構文を使用します。Not-a-Time 値は常に NaT として表示されますが、配列に代入された NaT 以外の値は指定した形式を使って表示されます。

t = NaT(___,'TimeZone',tz) は、tz で指定されたタイム ゾーンを使用して NaT 値の配列を返します。

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3 行 3 列の NaT 値の行列を作成します。

t = NaT(3)
t = 3x3 datetime array
   NaT   NaT   NaT
   NaT   NaT   NaT
   NaT   NaT   NaT

2 行 3 列の NaT 値の配列を作成し、日付形式を指定します。

t = NaT(2,3,'Format','dd/MM/yyyy')
t = 2x3 datetime array
   NaT   NaT   NaT
   NaT   NaT   NaT

datetime 値を t の要素に代入します。

t(1,2) = datetime('today')
t = 2x3 datetime array
   NaT          03/02/2019   NaT       
   NaT          NaT          NaT       

入力引数

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正方行列のサイズ。整数として指定します。

  • n0 の場合、t は空の行列です。

  • n が負の場合、0 として扱われます。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

各次元のサイズ。整数値の個別の引数として指定します。

  • いずれかの次元のサイズが 0 の場合、t は空の配列です。

  • いずれかの次元のサイズが負の場合、そのサイズは 0 として扱われます。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

各次元のサイズ。整数値の行ベクトルとして指定します。このベクトルの各要素は対応する次元のサイズを示します。

  • いずれかの次元のサイズが 0 の場合、t は空の配列です。

  • いずれかの次元のサイズが負の場合、そのサイズは 0 として扱われます。

例: sz = [2,3,4] は、2 x 3 x 4 の配列を作成します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

日付の形式。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。A-Z および a-z の文字を使用して形式を指定します。有効な文字識別子の完全な一覧については、datetime 配列の Format プロパティを参照してください。

あるいは、次の文字ベクトルのいずれかを使用して既定の形式を指定します。

fmt の値説明

'default'

既定の表示形式を使用します。

'defaultdate'

時刻の成分を含めずに作成された datetime 値用の既定の表示形式を使用します。

例: 'yyyy MMM dd'

データ型: char | string

タイム ゾーン地域。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

tz の値は次のいずれかになります。

  • ''。特定のタイム ゾーンに属さない "ゾーンなし" の datetime 配列を作成します。

  • IANA タイム ゾーン データベースのタイム ゾーン地域の名前 (例 'America/Los_Angeles')。タイム ゾーン地域の名前では、各地域で使用される標準時および夏時間の UTC からのオフセットについて、現在および過去に実施されたルールが考慮されます。

  • ISO 8601 の +HH:mm または -HH:mm の形式の文字ベクトル (例 '+01:00')。UTC からの固定オフセットのタイム ゾーンを指定します。

  • 'UTC'。協定世界時に基づいて datetime 配列を作成します。

  • 'UTCLeapSeconds'。うるう秒が考慮された協定世界時に基づいて datetime 配列を作成します。

  • 'local'。システムのタイム ゾーンに基づいて datetime 配列を作成します。

次の表に IANA タイム ゾーン データベースの一般的なタイム ゾーン地域の名前を示します。

TimeZone の値UTC オフセットUTC DST オフセット
'Africa/Johannesburg'+02:00+02:00
'America/Chicago'−06:00−05:00
'America/Denver'−07:00−06:00
'America/Los_Angeles'−08:00−07:00
'America/New_York'−05:00−04:00
'America/Sao_Paulo'−03:00−02:00
'Asia/Hong_Kong'+08:00+08:00
'Asia/Kolkata'+05:30+05:30
'Asia/Tokyo'+09:00+09:00
'Australia/Sydney'+10:00+11:00
'Europe/London'+00:00+01:00
'Europe/Zurich'+01:00+02:00

データ型: char | string

参考

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R2015b で導入