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特定のグラフィックス オブジェクトの動作と外観は、そのプロパティを設定することにより制御できます。プロパティを設定するには、オブジェクトを作成した関数からそのオブジェクトを出力引数として返します。たとえば、関数 plot
から chart line オブジェクトを返します。次に、ドット表記を使用して、プロパティを表示および設定します。
p = plot(1:10,1:10); p.LineWidth = 3;
plot(1:10,1:10,'LineWidth',3)
のように名前と値のペアの引数を使用してプロパティを設定できます。ほとんどのプロット関数で名前と値のペアの引数がサポートされています。
get | グラフィックス オブジェクトのプロパティのクエリ |
set | グラフィックス オブジェクトのプロパティの設定 |
reset | グラフィックス オブジェクトのプロパティを既定の設定にリセット |
プロパティ インスペクター | プロパティ インスペクターを開く |
この例では、MATLAB® でグラフィックス オブジェクトを作成、表示、変更する方法を示します。
グラフィックス オブジェクトは、MATLAB® がデータをグラフィカルに表示するために使用するビジュアル コンポーネントです。
プロパティ値は、設定してクエリすることができ、また、元の値 (出荷時の既定) に戻すことができます。
グラフィックス オブジェクトは、線グラフ、イメージ、テキスト、これらのオブジェクトの組み合わせなどのデータを、直感的でわかりやすい方法で表現します。
ほぼすべてのグラフィックス オブジェクトのプロパティには事前定義値がありますが、既定のプロパティ値を定義できます。
この例では、階層の複数のレベルで既定値を設定します。
グラフを作成する場合、MATLAB ではそのグラフに適切なプロパティ値が設定されます。
すべてのグラフィックス オブジェクトのプロパティには、MATLAB に組み込まれている値があります。独自の既定値を定義することもできます。
値を引数または既定値として指定しない場合は、工場出荷時のプロパティ値がプロット関数で使用されます。
高解像度システムでのグラフィカル要素の外観を改善する DPI 対応の動作について学習します。