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Patch のプロパティ
パッチの外観と動作
Patch
プロパティは Patch
オブジェクトの外観と動作を制御します。プロパティの値を変更することによって、パッチの特定の要素を変更できます。プロパティのクエリと設定にはドット表記を使用します。
p = patch; c = p.CData; p.CDataMapping = 'scaled';
色
FaceColor
— 面の色
[0 0 0]
(既定値) | 'interp'
| 'flat'
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
面の色。'interp'
、'flat'
RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。
各面に異なる色を作成するには、面ごとに 1 つの色または頂点ごとに 1 つの色を含む配列として CData
または FaceVertexCData
プロパティを指定します。色は面ごとに周囲の頂点の色から内挿することも、一様にすることもできます。内挿された色の場合、このプロパティを 'interp'
として指定します。一様な色の場合、このプロパティを 'flat'
として指定します。頂点ごとに 'flat'
と異なる色を指定すると、指定する最初の頂点の色によって面の色が決まります。
すべての面に単色を指定するには、このプロパティを RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード'#FF8800'
、'#ff8800'
、'#F80'
、および'#f80'
は等価です。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB® の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
EdgeColor
— エッジの色
[0 0 0]
(既定値) | 'none'
| 'flat'
| 'interp'
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
エッジの色。次の表のいずれかの値として指定します。エッジの既定色は黒で、[0 0 0]
の値で指定されます。複数の多角形で共有されるエッジの場合、その表示色は最初に描画された多角形によって決まります。
値 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名 | すべてのエッジに 1 つの色を使用します。詳細については、次の表を参照してください。 |
|
'flat' | エッジごとに異なる色を使用します。エッジの色を設定するには、その前の頂点の色を指定します。まず、頂点ごとに 1 つの色を含む配列として |
|
'interp' | 内挿されたエッジの色。まず、頂点ごとに 1 つの色を含む配列として |
|
'none' | エッジは表示されません。 | エッジは表示されません。 |
RGB 3 成分および 16 進数カラー コードは、カスタム色を指定するのに役立ちます。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
CData
— パッチのカラー データ
パッチ全体の単一の色 | 面ごとに 1 つの色 | 頂点ごとの 1 つの色
パッチのカラー データ。パッチ全体の単一の色、面ごとの 1 つの色または頂点ごとの 1 つの色として指定します。
関数 patch
が CData
を解釈する方法は、与えられたデータの型に依存します。CData
は次のいずれかの形式で指定します。
現在のカラーマップに線形にマップするためにスケーリングされる数値。
現在のカラーマップへのインデックスとして直接使用される整数値。
RGB 3 成分の配列。RGB 3 成分は、現在のカラーマップにはマッピングされず、定義された色として解釈されます。
CData
の次元と XData
、YData
、ZData
プロパティの配列との関係について以下の図で説明します。
次の図は、インデックス カラーを使用する場合について示しています。
次の図は、トゥルーカラーを使用する場合について示しています。トゥルーカラーは単一の RGB 3 成分または RGB 3 成分の配列を必要とします。
CData
に NaN が含まれている場合、patch
の面には色は付きません。
パッチを定義する別の方法では、Faces
、Vertices
および FaceVertexCData
プロパティを使用します。
例: [1,0,0]
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
CDataMode
— CData
の設定方法を制御
"auto"
(既定値) | "manual"
CData
プロパティの設定方法を制御します。次のいずれかの値として指定します。
"auto"
—Patch
オブジェクトのSeriesIndex
プロパティと座標軸のColorOrder
プロパティを使用することにより、MATLAB がCData
プロパティ値を制御します。"manual"
—Patch
オブジェクトを作成するときに、CData
プロパティ値を直接設定するか、関数の引数として間接的に制御します。
CData
プロパティの値を手動で変更すると、MATLAB は CDataMode
プロパティの値を "manual"
に変更します。
SeriesIndex
— シリーズ インデックス
"none"
(既定値) | 正の整数
R2023b 以降
シリーズ インデックス。正の整数または "none"
として指定します。このプロパティは、テキスト、プロット ライン、またはその他の Patch
オブジェクトなどのグラフィック オブジェクトの色を一致させるのに役立ちます。
SeriesIndex
の値が数値の場合、MATLAB はこの数値を使用して、プロット関数を呼び出すときに色を自動的に割り当てるインデックスを計算します。このインデックスは、座標軸の ColorOrder
プロパティに格納されている配列の行を表します。同じ SeriesIndex
数値をもつ座標軸内のオブジェクトは同じ色をもちます。
SeriesIndex
の値が "none"
の場合は、インデックス方式に参加しない中間色に対応します。
手動の色割り当てにより SeriesIndex
の動作をオーバーライドする方法
パッチ面の色を手動で制御する 1 つの方法は、Patch
オブジェクトの FaceColor
プロパティを "flat"
に設定し、次に CData
(または FaceVertexCData
) プロパティをカラー値に設定することです。CData
プロパティには、直交座標データ (x, y, z) を使用して作成されたパッチのカラー値が格納され、FaceVertexCData
プロパティには、面-頂点データを使用して作成されたパッチのカラー値が格納されます。これらのプロパティは同期されます。片方のプロパティ値を変更すると、もう片方のプロパティは新しい値に一致するように更新されます。
パッチ エッジの色を手動で制御する場合も同様に機能します。EdgeColor
プロパティを "flat"
に設定し、次に CData
(または FaceVertexCData
) プロパティをカラー値に設定します。
Patch
オブジェクトの色を手動で設定すると、MATLAB はそのオブジェクトの色の自動選択を無効にし、SeriesIndex
プロパティの値に関係なく色を保持できるようにします。モード プロパティ CDataMode
および FaceVertexCDataMode
は、色が手動で (ユーザーにより) 設定されているか、自動的に設定されているかを示します。値 "manual"
は手動選択を示し、値 "auto"
は自動選択を示します。これらのモード プロパティも同期されます。片方のモード プロパティが変更されると、もう片方のプロパティも同じ値に変更されます。
色の自動選択は、次の操作のいずれかを実行すると無効になります。
CData
またはFaceVertexCData
をカラー値に手動で設定する。FaceColor
またはEdgeColor
を"flat"
以外の値に設定する。
自動選択を再度有効にするには、FaceColor
、EdgeColor
、または両方のプロパティを "flat"
に設定します。CDataMode
(または FaceVertexCDataMode
) プロパティを "auto"
に設定し、SeriesIndex
プロパティを正の整数に設定します。
場合によっては、MATLAB は SeriesIndex
プロパティを 0
に設定し、色の自動選択も無効にします。
FaceVertexCData
— 面と頂点の色
[]
(既定値) | パッチ全体の単一の色 | 面ごとに 1 つの色 | 頂点ごとの 1 つの色
面と頂点の色。パッチ全体の単一の色、面ごとの 1 つの色または内挿された面の色のための頂点ごとの 1 つの色として指定します。
インデックス カラーを使用する場合は、次のいずれかの形式で FaceVertexCData
を指定します。
パッチ全体を単一の色にするには、単一の値を使用します。
面ごとに 1 つの色にするには、m 行 1 列の列ベクトルを使用します。ここで m は
Faces
プロパティの行数です。内挿された面の色にするには、m 行 1 列の列ベクトルを使用します。ここで m は
Vertices
プロパティの行数です。
トゥルーカラーを使用する場合は、次のいずれかの形式で FaceVertexCData
を指定します。
すべての面を 1 つの色にするには、RGB 3 成分を定義する 3 成分の行ベクトルを指定します。これを行う場合、さらに
FaceColor
を'flat'
に、EdgeColor
を'flat'
または'interp'
以外の値に設定しなければなりません。面ごとに 1 つの色にするには、RGB 3 成分を表す m 行 3 列の 配列を使用します。ここで m は
Faces
プロパティの行数です。内挿された面の色にするには、m 行 3 列の配列を使用します。ここで m は
Vertices
プロパティの行数です。
次の図は、8 個の面と 9 個の頂点をもつパッチの FaceVertexCData
プロパティのさまざまな型を示します。CDataMapping
プロパティは、インデックス付き色を指定したときに、MATLAB が FaceVertexCData
プロパティをどのように解釈するかを決定します。
FaceVertexCDataMode
— FaceVertexCData
の設定方法の制御
"auto"
(既定値) | "manual"
FaceVertexCData
プロパティの設定方法を制御します。次のいずれかの値として指定します。
"auto"
—Patch
オブジェクトのSeriesIndex
プロパティと座標軸のColorOrder
プロパティを使用することにより、MATLAB がFaceVertexCData
プロパティ値を制御します。"manual"
—Patch
オブジェクトを作成するときに、FaceVertexCData
プロパティ値を直接設定するか、関数の引数として間接的に制御します。
FaceVertexCData
プロパティの値を手動で変更すると、MATLAB は FaceVertexCDataMode
プロパティの値を "manual"
に変更します。
CDataMapping
— 直接的またはスケーリングによるカラー データ マッピング
'scaled'
(既定値) | 'direct'
直接的またはスケーリングによるカラー データ マッピング。'scaled'
(既定値) または 'direct'
で指定します。CData
プロパティおよび FaceVertexCData
プロパティにカラー データが含まれています。CData
または FaceVertexCData
でトゥルーカラーを指定する場合、このプロパティは影響しません。
'direct'
— 現在のカラーマップのインデックスとして値を解釈します。小数部分の値は、最近傍値の小さい方の整数に丸められます。値が
double
型またはsingle
型の場合、1
以下の値はカラーマップの最初の色にマッピングされます。カラーマップの長さ以上の値は、カラーマップの最後の色にマッピングされます。値が
uint8
、uint16
、uint32
、uint64
、int8
、int16
、int32
またはint64
型の場合、0
以下の値はカラーマップの最初の色にマッピングされます。カラーマップの長さ以上の値は、カラーマップの最後の色にマッピングされます (またはその型の範囲の上限値)。値が
logical
型の場合、0
の値はカラーマップの最初の色にマッピングされ、1
の値はカラーマップの 2 番目の色にマッピングされます。
'scaled'
— 色の最小値と最大値の間の範囲に値がスケーリングされます。座標軸のCLim
プロパティには色の範囲が含まれています。
透明度
FaceAlpha
— 面の透明度
1 (既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー | 'flat'
| 'interp'
面の透明度。次の値のいずれかとして指定します。
範囲
[0,1]
のスカラー — すべての面に一様な透明度を使用します。値1
は完全に不透明で、値0
は完全に透明です。このオプションはFaceVertexAlphaData
プロパティの透明度値を使用しません。'flat'
—FaceVertexAlphaData
プロパティの値に基づいて面ごとに異なる透明度を使用します。まず、FaceVertexAlphaData
プロパティを、面または頂点ごとに 1 つの透明度値を含むベクトルとして指定しなければなりません。面全体の透明度は、最初の頂点の透明度値によって決まります。'interp'
—FaceVertexAlphaData
プロパティの値に基づいて面ごとに内挿された透明度を使用します。まず、FaceVertexAlphaData
プロパティを、頂点ごとに 1 つの透明度値を含むベクトルとして指定しなければなりません。頂点の値を内挿することにより、各面に異なる透明度が使用されます。
EdgeAlpha
— エッジのラインの透明度
1
(既定値) | [0,1]
の範囲のスカラー値 | 'flat'
| 'interp'
エッジのラインの透明度。次の値のいずれかとして指定します。
[0,1]
の範囲内のスカラー値 — すべてのエッジに一様な透明度を使用します。値1
は完全に不透明で、値0
は完全に透明です。このオプションはFaceVertexAlphaData
プロパティの透明度値を使用しません。'flat'
—FaceVertexAlphaData
プロパティの値に基づいてエッジごとに異なる透明度を使用します。まず、FaceVertexAlphaData
プロパティを、面または頂点ごとに 1 つの透明度値を含むベクトルとして指定しなければなりません。エッジの透明度は最初の頂点の透明度値によって決まります。'interp'
—FaceVertexAlphaData
プロパティの値に基づいて、エッジごとに内挿した透明度を使用します。まず、FaceVertexAlphaData
プロパティを、頂点ごとに 1 つの透明度値を含むベクトルとして指定しなければなりません。エッジごとに異なる透明度を使用するには、それぞれの頂点の値を内挿します。
FaceVertexAlphaData
— 面と頂点の透明度値
[]
(既定値) | スカラー | 面ごとに 1 つの値をもつベクトル | 頂点ごとに 1 つの値をもつベクトル
面と頂点の透明度値。スカラー、面ごとに 1 つの値をもつベクトル、頂点ごとに 1 つの値をもつベクトルのいずれかとして指定します。
すべての面またはエッジに一様な透明度を使用するには、スカラー値を指定します。その後、
FaceAlpha
またはEdgeAlpha
プロパティを'flat'
に設定します。面またはエッジごとに異なる透明度を使用するには、
m
行 1 列のベクトルを指定します。ここでm
は面の数です。その後、FaceAlpha
またはEdgeAlpha
プロパティを'flat'
に設定します。面の数を判別するには、Faces
プロパティにある行の数をクエリします。面またはエッジごとに透明度を内挿するには、
n
行 1 列のベクトルを指定します。ここでn
は頂点の数です。その後、FaceAlpha
またはEdgeAlpha
プロパティを'interp'
に設定します。頂点の数を判別するには、Vertices
プロパティにある行の数をクエリします。
AlphaDataMapping
プロパティは、パッチが FaceVertexAlphaData
プロパティ値を解釈する方法を指定します。
メモ
FaceAlpha
および EdgeAlpha
プロパティの両方がスカラー値に設定されている場合、パッチは FaceVertexAlphaData
の値を使用しません。
AlphaDataMapping
— FaceVertexAlphaData
値の解釈
'scaled'
(既定値) | 'direct'
| 'none'
FaceVertexAlphaData
の値の解釈。次の値のいずれかとして指定します。
'none'
— 値を透明度値として解釈します。1 以上の値は完全に不透明に、0 以下の値は完全に透明に、0 と 1 の間の値は半透明になります。'scaled'
— 値を Figure の alphamap にマッピングします。座標軸のアルファ値の範囲の最小値と最大値によって、alphamap の最初と最後の要素にマッピングされるアルファ データ値が決まります。たとえば、アルファ値の範囲が[3 5]
の場合、3
以下のアルファ データ値は alphamap の最初の要素にマッピングされます。また、5
以上のアルファ データ値は、alphamap の最後の要素にマッピングされます。座標軸のALim
プロパティにはアルファ値の範囲が含まれています。Figure のAlphamap
プロパティには alphamap が含まれています。'direct'
— Figure の alphamap のインデックスとして値を解釈します。小数部分の値は、最近傍値の小さい方の整数に丸められます。値が
double
型またはsingle
型の場合、1 以下の値は alphamap の最初の要素にマッピングされます。alphamap の長さ以上の値は、alphamap の最後の要素にマッピングされます。値が整数型の場合、0 以下の値は alphamap の最初の要素にマッピングされます。alphamap の長さ以上の値は、alphamap の最後の要素 (またはその型の範囲の上限) にマッピングされます。整数型は
uint8
、uint16
、uint32
、uint64
、int8
、int16
、int32
、int64
です。値が
logical
型の場合、0 の値は alphamap の最初の要素に、1 の値は alphamap の 2 番目の要素にマッピングされます。
ライン スタイル
LineStyle
— ライン スタイル
"-"
(既定値) | "--"
| ":"
| "-."
| "none"
ライン スタイル。次の表にリストされたオプションのいずれかとして指定します。
ライン スタイル | 説明 | 結果として得られる線 |
---|---|---|
"-" | 実線 |
|
"--" | 破線 |
|
":" | 点線 |
|
"-." | 一点鎖線 |
|
"none" | ラインなし | ラインなし |
LineWidth
— ライン幅
0.5
(既定値) | 正の値
ライン幅。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。ラインがマーカーをもつ場合、ライン幅はマーカー エッジにも影響します。
ライン幅をピクセルの幅より細くすることはできません。システムでライン幅をピクセルの幅より細い値に設定すると、ラインは 1 ピクセル幅で表示されます。
LineJoin
— ラインの角のスタイル
'miter'
(既定値) | 'round'
| 'chamfer'
ラインの角のスタイル。'round'
、'miter'
、'chamfer'
のいずれかに指定します。次の表に、各値によって指定される外観を示します。
'round' | 'miter' | 'chamfer' |
---|---|---|
|
|
|
Figure の Renderer
プロパティが 'painters'
ではなく 'opengl'
に設定されている場合、'round'
オプションの外観は異なる場合があります。
AlignVertexCenters
— 垂直および水平のラインのシャープ化
'off'
(既定値) | on/off logical 値
垂直および水平のラインのシャープ化。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
値 | 説明 | 外観 |
---|---|---|
'on' | 垂直および水平のラインをシャープ化して不均一な外観を取り除きます。 |
|
'off' | 垂直および水平のラインをシャープ化しません。均一でない太さや色でラインが表示される場合があります。 |
|
関連付けられている Figure の GraphicsSmoothing
プロパティが 'on'
に設定されていて Renderer
プロパティが 'opengl'
に設定されている場合、Figure のプロットには平滑化技法が適用されます。場合によってはこの平滑化技法が原因で、垂直および水平のラインが均一でない太さや色で表示されることがあります。この不均一な外観を取り除くために AlignVertexCenters
プロパティを使用します。
メモ
この機能をサポートするグラフィックス カードがなければなりません。この機能がサポートされているかどうかを確認するには、関数 rendererinfo
を呼び出します。サポートされている場合、rendererinfo
は info.Details.SupportsAlignVertexCenters
に 1
の値を返します。
マーカー
Marker
— マーカー記号
"none"
(既定値) | "o"
| "+"
| "*"
| "."
| ...
マーカー記号。次の表に挙げる値のいずれかとして指定します。既定では、オブジェクトはマーカーを表示しません。マーカー記号を指定すると、各データ点または各頂点にマーカーが追加されます。
マーカー | 説明 | 結果のマーカー |
---|---|---|
"o" | 円 |
|
"+" | プラス記号 |
|
"*" | アスタリスク |
|
"." | 点 |
|
"x" | 十字 |
|
"_" | 水平線 |
|
"|" | 垂直線 |
|
"square" | 正方形 |
|
"diamond" | 菱形 |
|
"^" | 上向き三角形 |
|
"v" | 下向き三角形 |
|
">" | 右向き三角形 |
|
"<" | 左向き三角形 |
|
"pentagram" | 星形五角形 |
|
"hexagram" | 星形六角形 |
|
"none" | マーカーなし | 該当なし |
MarkerSize
— マーカー サイズ
6
(既定値) | 正の値
マーカー サイズ。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。
MarkerEdgeColor
— マーカーの輪郭の色
'auto'
(既定値) | 'flat'
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
マーカーの輪郭の色。'auto'
、'flat'
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。'auto'
オプションは、EdgeColor
プロパティと同じ色を使用します。'flat'
オプションは頂点の CData
の値を使用して色を設定します。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く string スカラーまたは文字ベクトルです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
MarkerFaceColor
— マーカーの塗りつぶし色
'none'
(既定値) | 'auto'
| 'flat'
| RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
マーカーの塗りつぶし色。'auto'
、'flat'
、RGB 3 成分、16 進数カラー コード、色名、または省略名として指定します。'auto'
オプションは座標軸の Color
プロパティと同じ色を使用します。'flat'
オプションは頂点の CData
の値を使用して色を設定します。
カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分または 16 進数カラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く string スカラーまたは文字ベクトルです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 色なし |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
このプロパティは円、正方形、菱形、星形五角形、星形六角形、4 種類の三角形のマーカー タイプにのみ影響します。
例: [0.3 0.2 0.1]
例: 'green'
例: '#D2F9A7'
データ
Faces
— 各面を定義する頂点の連結
ベクトル | 行列
各面を定義する頂点の連結。各面を構成するための Vertices
プロパティ内の頂点の結合を定義するベクトルまたは行列として指定します。Faces
とVertices
プロパティは、多くの場合、XData
、YData
、および ZData
座標を使用する方法よりも、効率的なパッチの指定方法です。
配列 faces の各行は、1 つの面に対する連結を指定し、行内の NaN
ではない要素の数が、その面の頂点の数を定義します。このため m 行 n 列の配列 Faces
は、それぞれ最大 n 個の頂点を含む m 個の面を定義します。
たとえば、次のパッチを考えます。これは、9 個の頂点で定義した 8 個の三角形の面から成ります。対応する Faces
および Vertices
プロパティを、パッチの右側に示します。ある面がどのように他の面と頂点を共有するかを注意してください。たとえば、5 番目の頂点 (V5
) は、面 1、2、3、6、7 および 8 にそれぞれ 1 回、計 6 回使われています。頂点を共有しない場合、これと同じパッチは 24
個の頂点を定義する必要があります。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
Vertices
— 頂点の座標
ベクトル | 行列
頂点の座標。各頂点の (x,y,z) 座標を定義するベクトルまたは行列として指定します。Faces
とVertices
プロパティは、多くの場合、XData
、YData
、および ZData
座標を使用する方法よりも、効率的なパッチの指定方法です。頂点データの使用方法については、Faces
プロパティを参照してください。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
XData
— パッチの頂点の x 座標
ベクトル | 行列
パッチの頂点の x 座標。ベクトルまたは行列として指定します。XData
が行列の場合、各列がパッチの 1 つの面の x 座標を表します。この場合、XData
、YData
、および ZData
は、同じ次元でなければなりません。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
YData
— パッチの頂点の y 座標
ベクトル | 行列
パッチを定義する y 座標。ベクトルまたは行列として指定します。YData
が行列の場合、各列がパッチの 1 つの面の y 座標を表します。この場合、XData
、YData
、および ZData
は、同じ次元でなければなりません。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
ZData
— パッチの頂点の z 座標
ベクトル | 行列
パッチの頂点の z 座標。ベクトルまたは行列として指定します。ZData
が行列の場合、各列がパッチの 1 つの面の z 座標を表します。この場合、XData
、YData
、および ZData
は、同じ次元でなければなりません。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| categorical
| datetime
| duration
法線
VertexNormals
— 頂点の法線ベクトル
m×n×3 の配列 (既定値) | 法線ベクトルの配列
頂点の法線ベクトル。パッチの頂点ごとに 1 つの法線ベクトルをもつ法線ベクトルの配列として指定します。Vertices
プロパティ値のサイズによって決まるパッチの頂点ごとに 1 つの法線を定義します。頂点の法線はパッチの形状と向きを決定します。このデータはライティングの計算に使用されます。
このプロパティの値を設定すると、対応するモード プロパティが manual に設定されます。法線ベクトルを指定しない場合、座標軸が light オブジェクトを含んでいるときにはパッチによってこのデータが生成されます。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
VertexNormalsMode
— VertexNormals
の選択モード
'auto'
(既定値) | 'manual'
VertexNormals
の選択モード。次の値のいずれかとして指定します。
'auto'
— シーンにライトを追加したときに、関数patch
によって頂点の法線を計算します。'manual'
—VertexNormals
プロパティで指定されている頂点の法線データを使用します。VertexNormals
プロパティに値を代入すると、VertexNormalsMode
は'manual'
に設定されます。
FaceNormals
— 面法線ベクトル
m×n×3 の配列 (既定値) | 法線ベクトルの配列
面法線ベクトル。パッチの面ごとに 1 つの法線ベクトルをもつ法線ベクトルの配列として指定します。Faces
プロパティ値のサイズによって決まるパッチの面ごとに 1 つの法線を定義します。面法線はそれぞれのパッチの面の向きを決定します。このデータはライティングの計算に使用されます。
このプロパティの値を設定すると、対応するモード プロパティが manual に設定されます。法線ベクトルを指定しない場合、座標軸が light オブジェクトを含んでいるときにはパッチによってこのデータが生成されます。パッチの面法線は、Newell の方法を使用して計算されます。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
FaceNormalsMode
— FaceNormals
の選択モード
'auto'
(既定値) | 'manual'
FaceNormals
の選択モード。次の値のいずれかとして指定します。
'auto'
— シーンにライトを追加したときに、関数patch
によって面法線を計算します。'manual'
—FaceNormals
プロパティで指定されている面法線データを使用します。FaceNormals
プロパティに値を代入すると、FaceNormalsMode
は'manual'
に設定されます。
ライティング
FaceLighting
— 面に対する light オブジェクトの効果
'flat'
(既定値) | 'gouraud'
| 'none'
面に対する light オブジェクトの効果。次の値のいずれかとして指定します。
'flat'
— 各面にライトを一様に適用します。この値は小平面で構成されたオブジェクトを表示する場合に使用します。'gouraud'
— 面のライトを変化させます。各頂点のライトを計算し、面上でライトを線形内挿します。この値は曲面を表示する場合に使用します。'none'
— light オブジェクトのライトを面に適用しません。
light オブジェクトを座標軸に追加するには、関数 light
を使用します。
メモ
値 'phong'
は削除されました。代わりに 'gouraud'
を使用してください。
BackFaceLighting
— 法線がカメラと反対方向の場合の面のライティング方法
'reverselit'
(既定値) | 'unlit'
| 'lit'
頂点の法線がカメラと反対方向の場合の面のライティング方法。次の値の 1 つとして指定します。
'reverselit'
— 頂点法線がカメラに向かっているかのように面をライティングします。'unlit'
— 面をライティングしません。'lit'
— 頂点法線に従って面をライティングします。
このプロパティを使用すると、オブジェクトの内部と外部を見分けられます。例については、背面ライティングを参照してください。
EdgeLighting
— エッジに対する light オブジェクトの効果
'none'
(既定値) | 'flat'
| 'gouraud'
エッジに対する light オブジェクトの効果。次の値のいずれかとして指定します。
'flat'
— 各エッジにライトを一様に適用します。'none'
— light オブジェクトのライトをエッジに適用しません。'gouraud'
— 各頂点のライトを計算し、エッジ上でライトを線形内挿します。
メモ
値 'phong'
は削除されました。代わりに 'gouraud'
を使用してください。
AmbientStrength
— 周囲光の強度
0.3
(既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー
周囲光の強度。[0,1]
の範囲のスカラー値として指定します。周囲光は場面全体を照らす方向性のない光です。周囲光が視覚可能であるためには、座標軸に対して少なくとも 1 つの視覚可能な light オブジェクトがなければなりません。
周囲光の色は座標軸の AmbientLightColor
プロパティで設定します。座標軸のすべてのオブジェクトに同じ色が使用されます。
例: 0.5
データ型: double
DiffuseStrength
— 拡散光の強度
0.6
(既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー
拡散光の強度。[0,1]
の範囲のスカラー値として指定します。拡散光は座標軸の light オブジェクトからの非鏡面反射です。
例: 0.3
データ型: double
SpecularStrength
— 鏡面反射の強度
0.9
(既定値) | 範囲 [0,1]
のスカラー
鏡面反射の強度。[0,1]
の範囲のスカラー値として指定します。鏡面反射は座標軸の light オブジェクトが照らす表面上の部分です。
例: 0.3
データ型: double
SpecularExponent
— 鏡面反射の膨張性
10
(既定値) | 0
より大きいスカラー値
鏡面反射の膨張性。0
よりも大きいスカラー値で指定します。SpecularExponent
は鏡面反射スポットのサイズを制御します。値を大きくすると鏡面反射は小さくなります。
ほとんどが、5
から 20
の範囲の指数です。
例: 17
データ型: double
SpecularColorReflectance
— 鏡面反射の色
1
(既定値) | 0
以上 1
以下のスカラー
鏡面反射の色。0
以上 1
以下のスカラーとして指定します。
0
— 鏡面反射の色は、反射するオブジェクトの色と光源の色の両方に依存します。1
— 鏡面反射の色は、光源の色 (つまり、light オブジェクトのColor
プロパティ) のみに依存します。
鏡面反射の色に対する光源の色とパッチの色の寄与は、0
~ 1
の間で線形に変化します。
例: 0.5
データ型: single
| double
凡例
DisplayName
— 凡例ラベル
''
(既定値) | 文字ベクトル | string スカラー
凡例ラベル。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。legend
コマンドを呼び出すまで、凡例は表示されません。テキストを指定しない場合、legend
は 'dataN'
形式を使用してラベルを設定します。
Annotation
— 凡例にオブジェクトを含める
Annotation
オブジェクト
凡例にオブジェクトを含めるかどうか。Annotation
オブジェクトとして指定します。Annotation
オブジェクトの基となる IconDisplayStyle
プロパティを次のいずれかの値に設定します。
"on"
— 凡例にオブジェクトを含めます (既定)。"off"
— 凡例にオブジェクトを含めません。
たとえば、obj
という Patch
オブジェクトを凡例から除外するには、IconDisplayStyle
プロパティを "off"
に設定します。
obj.Annotation.LegendInformation.IconDisplayStyle = "off";
あるいは、関数 legend
を使用して、凡例内の項目を制御することもできます。最初の入力引数を、含めるグラフィックス オブジェクトのベクトルとして指定します。最初の入力引数に既存のグラフィックス オブジェクトを指定しない場合、それは凡例に表示されません。ただし、凡例が作成された後に座標軸に追加されたグラフィックス オブジェクトは凡例には表示されません。追加の項目を避けるには、すべてのプロットを作成した後に凡例を作成することを考慮してください。
対話機能
Visible
— 可視性の状態
"on"
(既定値) | on/off logical 値
可視性の状態。"on"
または "off"
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。"on"
の値は true
と等価であり、"off"
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
"on"
— オブジェクトを表示します。"off"
— オブジェクトを削除せずに非表示にします。非表示のオブジェクトのプロパティには引き続きアクセスできます。
DataTipTemplate
— データ ヒントの内容
DataTipTemplate
オブジェクト
データ ヒントの内容。DataTipTemplate
オブジェクトとして指定します。基となる DataTipTemplate
オブジェクトのプロパティを変更することにより、データ ヒントに表示される内容を制御できます。プロパティの一覧については、DataTipTemplate のプロパティ を参照してください。
データ ヒントの変更の例については、カスタム データ ヒントの作成を参照してください。
このプロパティは、データ ヒントが固定されたパッチにのみ適用されます。
メモ
DataTipTemplate
オブジェクトは findobj
または findall
によって返されず、copyobj
によってコピーされません。
ContextMenu
— コンテキスト メニュー
空の GraphicsPlaceholder
配列 (既定値) | ContextMenu
オブジェクト
コンテキスト メニュー。ContextMenu
オブジェクトとして指定します。このプロパティは、オブジェクトを右クリックしたときにコンテキスト メニューを表示するために使用します。関数 uicontextmenu
を使用して、コンテキスト メニューを作成します。
メモ
PickableParts
プロパティが 'none'
に設定されている場合または HitTest
プロパティが 'off'
に設定されている場合には、このコンテキスト メニューは表示されません。
Selected
— 選択状態
'off'
(既定値) | on/off logical 値
選択状態。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
'on'
— 選択されています。プロット編集モードでオブジェクトをクリックした場合、MATLAB はSelected
プロパティを'on'
に設定します。SelectionHighlight
プロパティも'on'
に設定されている場合、MATLAB はオブジェクトの周囲に選択ハンドルを表示します。'off'
— 選択されていません。
SelectionHighlight
— 選択ハンドルの表示
'on'
(既定値) | on/off logical 値
選択時の選択ハンドルの表示。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
'on'
—Selected
プロパティが'on'
に設定されているときに選択ハンドルを表示します。'off'
—Selected
プロパティが'on'
に設定されている場合でも選択ハンドルを表示しません。
Clipping
— 座標軸の範囲でのオブジェクトのクリップ
'on'
(既定値) | on/off logical 値
座標軸の範囲でのオブジェクトのクリップ。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
'on'
の値は座標軸の範囲外になるオブジェクトの部分をクリップします。'off'
の値は座標軸の範囲外に表示される部分があってもオブジェクト全体を表示します。プロットの作成、hold on
の設定、座標軸のスケーリングの固定を行ってから、元のプロットよりも大きくなるようにオブジェクトを作成した場合、オブジェクトの一部が座標軸の範囲の外に表示されることがあります。
オブジェクトを含む座標軸の Clipping
プロパティは 'on'
に設定しなければなりません。そうしない場合、このプロパティの効果はありません。クリップ動作の詳細については、座標軸の Clipping
プロパティを参照してください。
コールバック
ButtonDownFcn
— マウスクリック コールバック
''
(既定値) | 関数ハンドル | cell 配列 | 文字ベクトル
マウスクリック コールバック。次の値のいずれかとして指定します。
関数ハンドル
関数ハンドルと追加の引数を含む cell 配列
ベース ワークスペース内で評価される有効な MATLAB コマンドまたは MATLAB 関数の文字ベクトル (非推奨)
このプロパティは、オブジェクトをクリックしたときにコードを実行するために使用します。関数ハンドルを使用してこのプロパティを指定した場合、MATLAB はコールバックを実行するときに次の 2 つの引数をコールバック関数に渡します。
クリックしたオブジェクト — コールバック関数内から、クリックしたオブジェクトのプロパティにアクセスします。
イベント データ — 空の引数です。この引数が使用されないことを示すために、関数定義の中でこの引数をチルダ文字 (
~
) に置換します。
関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法についての詳細は、グラフィックス オブジェクトのコールバックの作成を参照してください。
メモ
PickableParts
プロパティが 'none'
に設定されている場合または HitTest
プロパティが 'off'
に設定されている場合には、このコールバックは実行されません。
CreateFcn
— 作成関数
''
(既定値) | 関数ハンドル | cell 配列 | 文字ベクトル
オブジェクト作成関数。次の値のいずれかとして指定します。
関数ハンドル。
最初の要素が関数ハンドルである cell 配列。cell 配列内のその後の要素はコールバック関数に渡される引数です。
有効な MATLAB 式を含む文字ベクトル (非推奨)。MATLAB は、この式をベース ワークスペースで評価します。
コールバックを関数ハンドル、cell 配列、または文字ベクトルとして指定する方法の詳細については、グラフィックス オブジェクトのコールバックの作成を参照してください。
このプロパティは、MATLAB がオブジェクトを作成するときに実行されるコールバック関数を指定します。MATLAB は CreateFcn
コールバックを実行する前に、すべてのプロパティ値を初期化します。CreateFcn
プロパティを指定しない場合、MATLAB は既定の作成関数を実行します。
既存のコンポーネントに CreateFcn
プロパティを設定しても効果はありません。
このプロパティを関数ハンドルまたは cell 配列として指定した場合、コールバック関数の最初の引数を使用して、作成中のオブジェクトにアクセスできます。それ以外の場合は、関数 gcbo
を使用してオブジェクトにアクセスします。
DeleteFcn
— 削除関数
''
(既定値) | 関数ハンドル | cell 配列 | 文字ベクトル
オブジェクト削除関数。次の値のいずれかとして指定します。
関数ハンドル。
最初の要素が関数ハンドルである cell 配列。cell 配列内のその後の要素はコールバック関数に渡される引数です。
有効な MATLAB 式を含む文字ベクトル (非推奨)。MATLAB は、この式をベース ワークスペースで評価します。
コールバックを関数ハンドル、cell 配列、または文字ベクトルとして指定する方法の詳細については、グラフィックス オブジェクトのコールバックの作成を参照してください。
このプロパティは、MATLAB がオブジェクトを削除するときに実行されるコールバック関数を指定します。MATLAB は、オブジェクトのプロパティを破棄する前に DeleteFcn
コールバックを実行します。DeleteFcn
プロパティを指定しない場合、MATLAB は既定の削除関数を実行します。
このプロパティを関数ハンドルまたは cell 配列として指定した場合、コールバック関数の最初の引数を使用して、削除されるオブジェクトにアクセスできます。それ以外の場合は、関数 gcbo
を使用してオブジェクトにアクセスします。
コールバック実行制御
Interruptible
— コールバックの割り込み
'on'
(既定値) | on/off logical 値
コールバックの割り込み。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true
と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
このプロパティは実行中のコールバックが割り込み可能かどうかを決定します。次の 2 つのコールバックの状態について考慮する必要があります。
"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。
"割り込み" コールバックは、実行中のコールバックに割り込もうとするコールバックです。
MATLAB は、コールバック キューを処理するコマンドを実行するたびにコールバックの割り込み動作を判別します。これらのコマンドには、drawnow
、figure
、uifigure
、getframe
、waitfor
、pause
があります。
実行中コールバックにこれらのコマンドが含まれていない場合、割り込みは発生しません。MATLAB は、実行中コールバックの実行を先に終了させ、その後に割り込みコールバックを実行します。
実行中コールバックにこれらのいずれかのコマンドが含まれている場合、実行中コールバックを所有するオブジェクトの Interruptible
プロパティに応じて割り込みが発生するかどうかが決まります。
Interruptible
の値が'off'
の場合、割り込みは発生しません。代わりに、割り込みコールバックを所有するオブジェクトのBusyAction
プロパティに応じて、割り込みコールバックが破棄されるかコールバック キューに追加されるかが決まります。Interruptible
の値が'on'
の場合、割り込みが発生します。MATLAB は、コールバック キューの次回処理時に、実行中コールバックの実行を停止し、割り込みコールバックを実行します。割り込みコールバックが完了した後、MATLAB は実行中だったコールバックの実行を再開します。
メモ
コールバックの割り込みと実行は、以下の状況では動作が異なります。
割り込みコールバックが
DeleteFcn
、CloseRequestFcn
またはSizeChangedFcn
コールバックの場合、Interruptible
プロパティの値にかかわらず割り込みが発生します。実行中のコールバックが関数
waitfor
を現在実行している場合、Interruptible
プロパティの値にかかわらず割り込みが発生します。割り込みコールバックが
Timer
オブジェクトで所有されている場合、Interruptible
プロパティの値にかかわらずスケジュールに従ってコールバックが実行されます。
BusyAction
— コールバック キューイング
'queue'
(既定値) | 'cancel'
コールバック キューイング。'queue'
または 'cancel'
として指定します。BusyAction
プロパティは MATLAB による割り込みコールバックの実行の処理方法を決定します。次の 2 つのコールバックの状態について考慮する必要があります。
"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。
"割り込み" コールバックは、実行中のコールバックに割り込もうとするコールバックです。
BusyAction
プロパティによってコールバック キューイングの動作が決まるのは、次の両方の条件を満たす場合のみです。
これらの条件に当てはまる場合、割り込みコールバックを所有するオブジェクトの BusyAction
プロパティに応じて MATLAB による割り込みコールバックの処理方法が決まります。BusyAction
プロパティは次の値を取ることができます。
'queue'
— 割り込みコールバックをキューに入れ、実行中のコールバックが終了した後に処理されるようにします。'cancel'
— 割り込みコールバックを実行しません。
PickableParts
— マウス クリック キャプチャ機能
'visible'
(既定値) | 'all'
| 'none'
マウス クリック キャプチャ機能。次の値の 1 つとして指定します。
'visible'
— 表示されている場合にマウス クリックをキャプチャします。Visible
プロパティが'on'
に設定されていなければならず、Patch
オブジェクトの色が定義されている部分をクリックしなければなりません。関連付けられている色のプロパティが'none'
に設定されている部分をクリックすることはできません。プロットにマーカーが含まれている場合は、エッジまたは塗りつぶしのいずれかに色が定義されている場合にマーカー全体がクリック可能になります。Patch
オブジェクトがクリックに応答するか、先祖がクリックに応答するかは、HitTest
プロパティが決定します。'all'
— 表示状態に関係なくマウス クリックをキャプチャします。Visible
プロパティを'on'
または'off'
に設定でき、Patch
オブジェクトの色が設定されていない部分をクリックできます。Patch
オブジェクトがクリックに応答するか、先祖がクリックに応答するかは、HitTest
プロパティが決定します。'none'
— マウス クリックをキャプチャしません。Patch
オブジェクトをクリックすると、Figure ウィンドウの現在のビュー内でその下にあるオブジェクトまでクリックが渡されます。HitTest
プロパティは無効になります。
HitTest
— キャプチャしたマウス クリックへの応答
'on'
(既定値) | on/off logical 値
キャプチャしたマウス クリックへの応答。'on'
または 'off'
、もしくは数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。'on'
の値は true と等価であり、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
'on'
—Patch
オブジェクトのButtonDownFcn
コールバックをトリガーします。ContextMenu
プロパティが定義されている場合は、コンテキスト メニューを呼び出します。'off'
—Patch
オブジェクトの先祖のうち、次のいずれかの条件を満たす最も近い先祖のコールバックをトリガーします。HitTest
プロパティが'on'
に設定されているPickableParts
プロパティが、先祖によるマウス クリックのキャプチャを有効にする値に設定されている
メモ
PickableParts
プロパティは、Patch
オブジェクトがマウス クリックをキャプチャできるかどうかを決定します。キャプチャできない場合、HitTest
プロパティは無効です。
BeingDeleted
— 削除状態
on/off logical 値
この プロパティ は読み取り専用です。
削除状態。matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として返されます。
MATLAB は、DeleteFcn
コールバックが実行を開始すると、BeingDeleted
プロパティを 'on'
に設定します。コンポーネント オブジェクトが存在しなくなるまで BeingDeleted
プロパティは 'on'
に設定されたままです。
クエリや変更の前にオブジェクトが削除されようとしていないか確認するために BeingDeleted
プロパティの値をチェックします。
親/子
Parent
— 親
Axes
オブジェクト | Group
オブジェクト | Transform
オブジェクト
親。Axes
、Group
または Transform
オブジェクトとして指定します。
Children
— 子
空の GraphicsPlaceholder
配列 | DataTip
オブジェクト配列
子。空の GraphicsPlaceholder
配列、または DataTip
オブジェクト配列として返されます。このプロパティを使用して、チャートにプロットされるデータ ヒントのリストを表示します。
Children
プロパティを使用して子の追加や削除を行うことはできません。このリストに子を追加するには、DataTip
オブジェクトの Parent
プロパティをチャート オブジェクトに設定します。
HandleVisibility
— オブジェクト ハンドルの可視性
"on"
(既定値) | "off"
| "callback"
親の Children
プロパティ内でのオブジェクト ハンドルの可視性。次の値のいずれかとして指定します。
"on"
— オブジェクト ハンドルは常に表示されます。"off"
— オブジェクト ハンドルは常に非表示です。このオプションは、他の関数による意図しない変更を防止するために役立ちます。HandleVisibility
を"off"
に設定すると、その関数の実行中にハンドルが一時的に非表示になります。"callback"
— オブジェクト ハンドルはコールバック内から、あるいはコールバックにより呼び出される関数から参照できます。しかし、コマンド ラインから呼び出される関数からは参照できません。このオプションを使用すると、コマンド ラインからのオブジェクトへのアクセスがブロックされますが、コールバック関数からのアクセスは許可されます。
オブジェクトが親の Children
プロパティ内にリストされない場合、オブジェクト階層の検索またはハンドル プロパティのクエリによってオブジェクト ハンドルを取得する関数は、そのオブジェクト ハンドルを返しません。こうした関数の例としては、関数 get
、findobj
、gca
、gcf
、gco
、newplot
、cla
、clf
、および close
などが挙げられます。
非表示のオブジェクト ハンドルは有効なままです。ルートの ShowHiddenHandles
プロパティを "on"
に設定すると、HandleVisibility
プロパティの設定にかかわらず、すべてのオブジェクト ハンドルがリストされます。
識別子
Type
— グラフィックス オブジェクトのタイプ
'patch'
この プロパティ は読み取り専用です。
グラフィックス オブジェクトのタイプ。'patch'
として返されます。プロット階層内にある特定のタイプのすべてのオブジェクトを検出するためにこのプロパティを使用できます。たとえば findobj
を使用してタイプを検索します。
Tag
— オブジェクト識別子
''
(既定値) | 文字ベクトル | string スカラー
オブジェクト識別子。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。オブジェクトの識別子として機能する一意の Tag
値を指定できます。コードの他の部分からオブジェクトにアクセスする必要がある場合、関数 findobj
を使用して Tag
値に基づいてオブジェクトを検索できます。
UserData
— ユーザー データ
[]
(既定値) | 配列
ユーザー データ。任意の MATLAB 配列として指定します。たとえば、スカラー、ベクトル、行列、cell 配列、文字配列、table、または構造体を指定できます。このプロパティを使用して、任意のデータをオブジェクトに保存します。
App Designer を使用している場合は、UserData
プロパティを使用する代わりに、アプリでパブリック プロパティまたはプライベート プロパティを作成してデータを共有します。詳細については、App Designer アプリ内でのデータの共有を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入R2023b: SeriesIndex
プロパティを使用した色の自動選択の制御
SeriesIndex
プロパティを設定することにより、Patch
オブジェクトの色がどのように変化するかを制御します。このプロパティは、座標軸内の異なるオブジェクトの色を一致させる場合に便利です。
R2020a: UIContextMenu
プロパティは非推奨
UIContextMenu
プロパティの設定や取得は推奨されていません。代わりに、ContextMenu
プロパティを使用してください。これは、UIContextMenu
プロパティと同じタイプの入力を受け入れ、同じように動作します。
UIContextMenu
プロパティを削除する予定はありませんが、関数 set
、get
、または properties
を Patch
オブジェクトで呼び出す際にリストされなくなりました。
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