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カスタム データ ヒントの作成

データ点にカーソルを合わせると、データ ヒントが表示されます。既定では、選択した点の座標がデータ ヒントに表示されます。ただし、一部のタイプのチャートでは、ラベルの変更、新しい行の追加など、データ ヒントに表示される情報をカスタマイズすることができます。

これらのカスタマイズをサポートするチャートには DataTipTemplate プロパティがあります。たとえば、関数 plot で作成された Line オブジェクトなどです。

ラベルの変更と行の追加

散布図でデータ ヒントの内容を変更します。まず、サンプルの事故データを読み込んで散布図を作成します。データ点にカーソルを合わせると、既定のデータ ヒントが表示されます。

load('accidents.mat','hwydata','statelabel')
s = scatter(hwydata(:,14),hwydata(:,4));

プロットされたオブジェクトの DataTipTemplate プロパティにアクセスして Label プロパティを設定することにより、データ ヒントのラベルを XY から PopulationFatalities に変更します。

s.DataTipTemplate.DataTipRows(1).Label = 'Population';
s.DataTipTemplate.DataTipRows(2).Label = 'Fatalities';

データ ヒントに新しい行を追加します。ラベルには、State を使用します。値には、ワークスペースの変数 statelabel に含まれている州名を使用します。

row = dataTipTextRow('State',statelabel);
s.DataTipTemplate.DataTipRows(end+1) = row;

データ ヒントでの table 値の表示

散布図のデータ ヒントの内容を、table のデータを含めるよう変更します。最初に、患者データのサンプル スプレッドシートから table を作成します。データをプロットします。

tbl = readtable('patients.xls');
s = scatter(tbl.Height,tbl.Weight);

データ ヒントのラベルを XY から HeightWeight に変更します。次に、ラベル Age を使用し、table の Age 列の値を表示する新しい行をデータ ヒントに追加します。

s.DataTipTemplate.DataTipRows(1).Label = 'Height';
s.DataTipTemplate.DataTipRows(2).Label = 'Weight';
row = dataTipTextRow('Age',tbl.Age);
s.DataTipTemplate.DataTipRows(end+1) = row;

R2018b 以前を使用している場合は、DataTipTemplate オブジェクトを使用する代わりに、datacursormode オブジェクトの UpdateFcn プロパティを設定することによってデータ ヒントをカスタマイズします。

参考

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