ドキュメンテーション

最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

DataTipTemplate のプロパティ

データ ヒントの内容と外観

DataTipTemplate プロパティは、データ ヒントの内容と外観を制御します。プロパティの値を変更することによって、データ ヒントの一部の特性を変更できます。

p = plot(1:10);
dtt = p.DataTipTemplate

内容

すべて展開する

行の内容。DataTipTextRow オブジェクトの配列として指定します。既定のデータ ヒントには、プロットされるデータに応じて 2 行または 3 行があります。

DataTipTextRow オブジェクトのプロパティを設定することにより、既存の行を変更できます。特定の行にアクセスするには、オブジェクトの配列のインデックスを指定します。

例: dtt.DataTipRows(1).Label = 'My label' は、最初の行のラベルを変更します。

例: dtt.DataTipRows(1).Value = 'YData' は、最初の行で用いる値のソースに、プロットされるオブジェクトの YData プロパティを使用するよう変更します。

例: dtt.DataTipRows(1).Format = 'usd' は、最初の行で用いる値の形式を変更します。

あるいは、関数 dataTipTextRow を使用して、データ ヒントに新しい行を追加できます。

例: dtt.DataTipRows(end+1) = dataTipTextRow(label,value) は、指定したラベルと値のソースをもつ新しい行をデータ ヒントに追加します。

フォント

すべて展開する

フォント サイズ。ポイント単位のゼロより大きいスカラー値として指定します。既定のフォント サイズは、特定のオペレーティング システムとロケールによって異なります。1 ポイントは 1/72 インチです。

例: dtt.FontSize = 12;

テキスト文字の解釈。次の値の 1 つとして指定します。

  • 'tex' — TeX マークアップのサブセットを使用して文字を解釈します。

  • 'latex' — LaTeX マークアップを使用して文字を解釈します。

  • 'none' — リテラル文字を表示します。

TeX マークアップ

MATLAB® では、既定で TeX マークアップのサブセットをサポートしています。TeX マークアップを使用して、上付き文字や下付き文字の追加、フォントのタイプや色の変更、テキストへの特殊文字の挿入を行うことができます。

修飾子の効果はテキストの末尾まで適用されます。上付き文字と下付き文字は例外であり、次の 1 文字または中かっこで囲まれた文字にのみ適用されます。Interpreter プロパティを 'tex' に設定した場合にサポートされる修飾子は次のとおりです。

修飾子説明
^{ }上付き文字'text^{superscript}'
_{ }下付き文字'text_{subscript}'
\bf太字フォント'\bf text'
\itイタリック フォント'\it text'
\sl斜体フォント (通常はイタリック フォントと同じ)'\sl text'
\rm標準フォント'\rm text'
\fontname{specifier}フォント名 — specifier をフォント ファミリの名前に置き換えます。これは他の修飾子と組み合わせて使用できます。'\fontname{Courier} text'
\fontsize{specifier}フォント サイズ — specifier をポイント単位の数値スカラーに置き換えます。'\fontsize{15} text'
\color{specifier}フォントの色 — specifier を、redgreenyellowmagentablueblackwhitegraydarkGreenorangelightBlue の色のいずれかに置き換えます。'\color{magenta} text'
\color[rgb]{specifier}フォントのカスタムの色 — specifier を RGB 3 成分に置き換えます。'\color[rgb]{0,0.5,0.5} text'

次の表に、Interpreter プロパティが 'tex' に設定されている場合にサポートされる特殊文字を示します。

文字列記号文字列記号文字列記号

\alpha

α

\upsilon

υ

\sim

~

\angle

\phi

\leq

\ast

*

\chi

χ

\infty

\beta

β

\psi

ψ

\clubsuit

\gamma

γ

\omega

ω

\diamondsuit

\delta

δ

\Gamma

Γ

\heartsuit

\epsilon

ϵ

\Delta

Δ

\spadesuit

\zeta

ζ

\Theta

Θ

\leftrightarrow

\eta

η

\Lambda

Λ

\leftarrow

\theta

θ

\Xi

Ξ

\Leftarrow

\vartheta

ϑ

\Pi

Π

\uparrow

\iota

ι

\Sigma

Σ

\rightarrow

\kappa

κ

\Upsilon

ϒ

\Rightarrow

\lambda

λ

\Phi

Φ

\downarrow

\mu

µ

\Psi

Ψ

\circ

º

\nu

ν

\Omega

Ω

\pm

±

\xi

ξ

\forall

\geq

\pi

π

\exists

\propto

\rho

ρ

\ni

\partial

\sigma

σ

\cong

\bullet

\varsigma

ς

\approx

\div

÷

\tau

τ

\Re

\neq

\equiv

\oplus

\aleph

\Im

\cup

\wp

\otimes

\subseteq

\oslash

\cap

\in

\supseteq

\supset

\lceil

\subset

\int

\cdot

·

\o

ο

\rfloor

\neg

¬

\nabla

\lfloor

\times

x

\ldots

...

\perp

\surd

\prime

´

\wedge

\varpi

ϖ

\0

\rceil

\rangle

\mid

|

\vee

\langle

\copyright

©

LaTeX マークアップ

LaTeX マークアップを使用するには、Interpreter プロパティを 'latex' に設定します。テキストをドル記号で囲みます。たとえば、インライン モードでは '$\int_1^{20} x^2 dx$'、表示モードでは '$$\int_1^{20} x^2 dx$$' を使用します。

テキストは LaTeX の既定のフォント スタイルで表示され、FontNameFontWeightFontAngle のプロパティは無視されます。フォント スタイルを変更するには、LaTeX マークアップを使用します。

LaTeX インタープリターで使用できるテキストの最大サイズは 1200 文字です。複数行のテキストの場合は、さらに 1 行につき 10 文字ほど文字数が少なくなります。

LaTeX システムの詳細については、LaTeX プロジェクトの Web サイト (https://www.latex-project.org/) を参照してください。

R2019a で導入