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チャートのテキスト内のギリシャ文字と特殊文字

TeX マークアップを使用してギリシャ文字や特殊文字を含むテキストをチャートに追加できます。また、TeX マークアップを使用すると、上付き文字と下付き文字の追加と、テキストのタイプと色の変更も行えます。MATLAB® では、既定で TeX マークアップのサブセットをサポートしています。積分記号や総和記号などの追加の特殊文字を使用するには、代わりに LaTeX マークアップを使用できます。この例では、ギリシャ文字、上付き文字、および注釈をチャートのテキストに挿入し、さらにその他の利用可能な TeX オプションについて説明します。

ギリシャ文字の追加

簡単なライン プロットを作成し、タイトルを追加します。タイトルにギリシャ文字 π を含めるには、TeX マークアップ \pi を使用します。

x = linspace(0,2*pi);
y = sin(x);
plot(x,y)
title('x ranges from 0 to 2\pi')

上付き文字と注釈の追加

ライン プロットを作成し、チャートにタイトルと軸ラベルを追加します。タイトルに上付き文字を表示するには、^ 文字を使用します。^ 文字はその直後の文字を修飾します。複数の文字を上付き文字に追加するには、中かっこ {} で囲みます。テキストにギリシャ文字 αμ を含めるには、TeX マークアップ \alpha\mu をそれぞれ使用します。

t = 1:900;
y = 0.25*exp(-0.005*t);

figure
plot(t,y)
title('Ae^{\alphat} for A = 0.25 and \alpha = -0.0005')
xlabel('Time')
ylabel('Amplitude')

t = 300 となるデータ点にテキストを追加します。指定した点にマーカーを追加するには、TeX マークアップ \bullet を使用し、左向き矢印を含めるには \leftarrow を使用します。既定では、指定したデータ点はテキストの左側に配置されます。

txt = '\bullet \leftarrow 0.25t e^{-0.005t} at t = 300';
text(t(300),y(300),txt)

TeX マークアップのオプション

MATLAB では、TeX マークアップのサブセットをサポートしています。TeX マークアップを使用して、上付き文字や下付き文字の追加、テキストのタイプや色の変更、および特殊文字の追加を行います。MATLAB は、text オブジェクトの Interpreter プロパティが 'tex' (既定) に設定されている限り、TeX マークアップを解釈します。

修飾子の効果はテキストの末尾まで適用されます。上付き文字と下付き文字は例外であり、次の 1 文字または中かっこで囲まれた文字にのみ適用されます。Interpreter プロパティを 'tex' に設定した場合にサポートされる修飾子は次のとおりです。

修飾子説明
^{ }上付き文字'text^{superscript}'
_{ }下付き文字'text_{subscript}'
\bf太字フォント'\bf text'
\itイタリック フォント'\it text'
\sl斜体フォント (通常はイタリック フォントと同じ)'\sl text'
\rm標準フォント'\rm text'
\fontname{specifier}フォント名 — specifier をフォント ファミリの名前に置き換えます。これは他の修飾子と組み合わせて使用できます。'\fontname{Courier} text'
\fontsize{specifier}フォント サイズ — specifier をポイント単位の数値スカラーに置き換えます。'\fontsize{15} text'
\color{specifier}フォントの色 — specifier を、redgreenyellowmagentablueblackwhitegraydarkGreenorangelightBlue の色のいずれかに置き換えます。'\color{magenta} text'
\color[rgb]{specifier}フォントのカスタムの色 — specifier を RGB 3 成分に置き換えます。'\color[rgb]{0,0.5,0.5} text'

次の表に、Interpreter プロパティが 'tex' に設定されている場合にサポートされる特殊文字を示します。

文字列記号文字列記号文字列記号

\alpha

α

\upsilon

υ

\sim

~

\angle

\phi

\leq

\ast

*

\chi

χ

\infty

\beta

β

\psi

ψ

\clubsuit

\gamma

γ

\omega

ω

\diamondsuit

\delta

δ

\Gamma

Γ

\heartsuit

\epsilon

ϵ

\Delta

Δ

\spadesuit

\zeta

ζ

\Theta

Θ

\leftrightarrow

\eta

η

\Lambda

Λ

\leftarrow

\theta

θ

\Xi

Ξ

\Leftarrow

\vartheta

ϑ

\Pi

Π

\uparrow

\iota

ι

\Sigma

Σ

\rightarrow

\kappa

κ

\Upsilon

ϒ

\Rightarrow

\lambda

λ

\Phi

Φ

\downarrow

\mu

µ

\Psi

Ψ

\circ

º

\nu

ν

\Omega

Ω

\pm

±

\xi

ξ

\forall

\geq

\pi

π

\exists

\propto

\rho

ρ

\ni

\partial

\sigma

σ

\cong

\bullet

\varsigma

ς

\approx

\div

÷

\tau

τ

\Re

\neq

\equiv

\oplus

\aleph

\Im

\cup

\wp

\otimes

\subseteq

\oslash

\cap

\in

\supseteq

\supset

\lceil

\subset

\int

\cdot

·

\o

ο

\rfloor

\neg

¬

\nabla

\lfloor

\times

x

\ldots

...

\perp

\surd

\prime

´

\wedge

\varpi

ϖ

\0

\rceil

\rangle

\mid

|

\vee

\langle

\copyright

©

LaTeX を使用した数式を含むテキスト

既定では、MATLAB は TeX マークアップを使用してテキストを解釈します。ただし、より詳細な書式オプションについては、LaTeX マークアップを代わりに使用できます。たとえば、LaTeX を使用してテキストに数式を含めることができます。LaTeX マークアップを使用するには、Text オブジェクトの Interpreter プロパティを 'latex' に設定します。

この例では、y=x2sin(x) をプロットし、x=2 に垂直線を引きます。グラフに、LaTeX マークアップを使用して積分式を含むテキストを追加します。

x = linspace(0,3);
y = x.^2.*sin(x);
plot(x,y)
line([2,2],[0,2^2*sin(2)])

str = '$$ \int_{0}^{2} x^2\sin(x) dx $$';
text(1.1,0.5,str,'Interpreter','latex')

LaTeX の使用についての詳細は、LaTeX プロジェクトの Web サイトを参照してください。

参考

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