ドキュメンテーション

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title

構文

title(txt)
title(target,txt)
title(___,Name,Value)
t = title(___)

説明

title(txt) は、指定したタイトルを gca コマンドで返された座標軸またはチャートに追加します。title コマンドを再度実行すると、古いタイトルが新しいタイトルに置き換えられます。

title(target,txt) は、target で指定した座標軸、凡例、またはチャートにタイトルを追加します。

title(___,Name,Value) は、1 つ以上の名前と値のペア引数を使用してタイトルの外観を変更します。たとえば、'FontSize',12 はフォント サイズを 12 ポイントに設定します。名前と値のペアの引数は、その他すべての入力引数の後に指定します。タイトルの外観の変更は、すべてのタイプのチャートでサポートされているわけではありません。

t = title(___) はタイトルに使用するオブジェクトを返します。t はタイトルを後で変更する場合に使用します。

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Figure を作成して現在の Axes にタイトルを表示します。

plot((1:10).^2)
title('My Title')

テキストを返す関数を使用して title を呼び出すこともできます。たとえば、関数 date は今日の日付を含むテキストを返します。

title(date)

MATLAB® は、date の出力を座標軸のタイトルに設定します。

変数 c の値をタイトルに含めます。

figure
plot((1:10).^2)
f = 70;
c = (f-32)/1.8;
title(['Temperature is ',num2str(c),' C'])

色の修飾子 \color を使用して、後続の文字の色を元の色から変更します。

plot((1:10).^2)
title(['\fontsize{16}black {\color{magenta}magenta '...
'\color[rgb]{0 .5 .5}teal \color{red}red} black again'])

Name,Value ペア 'Color','m' を使って、タイトルの色をマゼンタに設定します。

figure
plot((1:10).^2)
title('Case number # 3','Color', 'm')

TeX マークアップを使用してタイトルにギリシャ文字を追加します。

t = (0:0.01:0.2);
y = exp(-25*t);
figure
plot(t,y)
title('y = \ite^{\lambda t}','Color','b')

'Interpreter' プロパティは、'tex' (既定) でなければなりません。

figure
plot((1:10).^2)
title('\alpha^2 and X_1')

上付き文字 "^" と下付き文字 "_" は、直後の文字または中かっこ内に指定された部分文字列にかかります。

複数行の cell 配列を使用して、複数行のタイトルを作成します。

figure
plot((1:10).^2)
title({'First line';'Second line'})

Interpreter プロパティを 'none' に設定し、X_1 というテキストを、1X の下付き文字として表示せず、入力されたとおりに Figure に表示されるようにします。

plot((1:10).^2)
title('X_1','Interpreter','none')

2 つのサブプロットを作成し、Axes オブジェクトのハンドル s(1)s(2) を返します。

figure
s(1) = subplot(2,1,1);
plot((1:10).^2)
s(2) = subplot(2,1,2);
plot((1:10).^3)

Axes ハンドル s(1) または s(2) を参照して、サブプロットごとにタイトルを追加します。

title(s(1),'Top Plot')
title(s(2),'Bottom Plot')

プロットにタイトルを追加して text オブジェクトを返します。

plot((1:10).^2)
t = title('My Title');

タイトルの色を赤に設定します。R2014b から、プロパティの設定にドット表記を使用できるようになりました。それより前のリリースを使用している場合は、代わりに関数setを使用してください。

t.Color = 'red';

入力引数

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タイトルとして表示するテキスト。string、文字ベクトル、string 配列、文字配列、cell 配列、または数値として指定します。

例: 'my label'

例: {'first line','second line'}

例: 123

タイトルに数値変数とテキストを含めるには、関数 num2str を使用します。以下に例を示します。

x = 42;
str = ['The value is ',num2str(x)];

上付き文字、下付き文字、ギリシャ文字、数学記号などの特殊文字を含めるには、TeX マークアップを使用します。サポートされるマークアップの一覧については、Interpreter プロパティを参照してください。

複数行のタイトルを作成するには、次の手順に従います。

  • string 配列を使用して、["first line", "second line"] のように、各要素にテキストを 1 行ずつ含めます。

  • cell 配列を使用して、{'first line','second line'} のように、各セルにテキストを 1 行ずつ含めます。

  • 文字配列を使用して、['abc'; 'ab '] のように、各行にテキストを 1 行ずつ含めます。この手法を使用する場合、各行の文字数が同じでなければなりません。

  • sprintf を使用して、sprintf('first line \n second line') のように、改行文字を含む文字ベクトルを作成します。

数値タイトルは sprintf('%g',value) を使用してテキストに変換されます。たとえば、123456781.23457e+07 として表示されます。

メモ

defaultfactory および remove という語は予約語で、通常の文字ベクトルとして引用符で囲んだ場合はタイトルに表示されません。これらの語を個別に表示するには、'\default' または '\remove' のように、その語の前にバックスラッシュを付けます。

タイトルのターゲット。Title プロパティをもつ Axes オブジェクト、PolarAxes オブジェクト、Legend オブジェクト、またはグラフィックス オブジェクトとして指定します。たとえば、タイトルを HeatmapChart オブジェクトに追加することができます。

タイトルのターゲットを指定しない場合、関数 titlegca コマンドにより返されるグラフィックス オブジェクトにタイトルを追加します。

メモ

一部のチャートでは、色などのタイトルの外観の変更や、text オブジェクトを出力引数として返すことはサポートされていません。

名前と値のペアの引数

オプションの Name,Value の引数ペアをコンマ区切りで指定します。Name は引数名で、Value は対応する値です。Name は引用符で囲まなければなりません。Name1,Value1,...,NameN,ValueN のように、複数の名前と値のペアの引数を任意の順序で指定できます。

例: 'Color','red','FontSize',14 は赤色の 14 ポイント フォントでタイトルを追加します。

以下に加え、Name,Value のペア引数を使用してその他の text オブジェクト プロパティを指定できます。Text のプロパティ を参照してください。

フォント サイズ。ポイント単位の 0 より大きいスカラー値として指定します。1 ポイントは 1/72 インチです。フォントの単位を変更するには、FontUnits プロパティを使用します。

タイトルを axes オブジェクトに追加した場合、座標軸のフォント サイズ プロパティもタイトルのフォント サイズに影響します。タイトルのフォント サイズは、座標軸のフォント サイズにタイトルの倍率を乗算したサイズと等しくなるように更新されます。座標軸の FontSize プロパティには座標軸のフォント サイズが含まれています。座標軸の TitleFontSizeMultiplier プロパティにはスケール係数が含まれています。既定では、座標軸のフォント サイズは 10 ポイントで、倍率が 1.1 であるため、タイトルのフォント サイズは 11 ポイントです。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

テキスト文字の太さ。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'bold' — 標準よりも太い文字

  • 'normal' — 各フォントで定義されている標準の太さ

MATLAB® ではフォントは、FontWeight プロパティを使用して、ユーザーのシステムで使用可能なフォントから選択します。すべてのフォントに太字フォントがあるとは限りません。そのため、太字フォントを指定しても標準フォントの太さと変わらない場合があります。

タイトルを axes オブジェクトに追加した場合、関連する座標軸の TitleFontWeight プロパティもタイトルの FontWeight 値に影響します。

メモ

フォントの太さの値 'light' および 'demi' は削除されました。代わりに 'normal' を使用してください。

フォント名。サポートされているフォント名または 'FixedWidth' として指定します。テキストを正しく表示し印刷するには、システムでサポートされているフォントを選択しなければなりません。既定のフォントは、オペレーティング システムとロケールによって異なります。

どのロケールでもテキストが整って見える固定幅のフォントを使用するには、'FixedWidth' を使用します。固定幅フォントは、ルートの FixedWidthFontName プロパティによって決まります。ルートの FixedWidthFontName プロパティを設定すると、表示内容が新しいフォントを使用して直ちに更新されます。

テキストの色。RGB 3 成分または表にリストされた色オプションのいずれかとして指定します。既定値 [0 0 0] は、黒に相当します。

カスタム色を使用する場合は、RGB 3 成分を指定します。RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は [0,1] の範囲でなければなりません。たとえば [0.4 0.6 0.7] のようになります。あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、色の完全名および省略名のオプションと、等価の RGB 3 成分の値を示します。

オプション説明等価の RGB 3 成分
'red' または 'r'[1 0 0]
'green' または 'g'[0 1 0]
'blue' または 'b'[0 0 1]
'yellow' または 'y'[1 1 0]
'magenta' または 'm'マゼンタ[1 0 1]
'cyan' または 'c'シアン[0 1 1]
'white' または 'w'[1 1 1]
'black' または 'k'[0 0 0]
'none'色なし該当なし

例: 'blue'

例: [0 0 1]

テキスト文字の解釈。次の値の 1 つとして指定します。

  • 'tex' — TeX マークアップのサブセットを使用して文字を解釈します。

  • 'latex' — LaTeX マークアップを使用して文字を解釈します。

  • 'none' — リテラル文字を表示します。

TeX マークアップ

MATLAB では、既定で TeX マークアップのサブセットをサポートしています。TeX マークアップを使用して、上付き文字や下付き文字の追加、フォントのタイプや色の変更、テキストへの特殊文字の挿入を行うことができます。

修飾子の効果はテキストの末尾まで適用されます。上付き文字と下付き文字は例外であり、次の 1 文字または中かっこで囲まれた文字にのみ適用されます。Interpreter プロパティを 'tex' に設定した場合にサポートされる修飾子は次のとおりです。

修飾子説明
^{ }上付き文字'text^{superscript}'
_{ }下付き文字'text_{subscript}'
\bf太字フォント'\bf text'
\itイタリック フォント'\it text'
\sl斜体フォント (通常はイタリック フォントと同じ)'\sl text'
\rm標準フォント'\rm text'
\fontname{specifier}フォント名 — specifier をフォント ファミリの名前に置き換えます。これは他の修飾子と組み合わせて使用できます。'\fontname{Courier} text'
\fontsize{specifier}フォント サイズ — specifier をポイント単位の数値スカラーに置き換えます。'\fontsize{15} text'
\color{specifier}フォントの色 — specifier を、redgreenyellowmagentablueblackwhitegraydarkGreenorangelightBlue の色のいずれかに置き換えます。'\color{magenta} text'
\color[rgb]{specifier}フォントのカスタムの色 — specifier を RGB 3 成分に置き換えます。'\color[rgb]{0,0.5,0.5} text'

次の表に、Interpreter プロパティが 'tex' に設定されている場合にサポートされる特殊文字を示します。

文字列記号文字列記号文字列記号

\alpha

α

\upsilon

υ

\sim

~

\angle

\phi

\leq

\ast

*

\chi

χ

\infty

\beta

β

\psi

ψ

\clubsuit

\gamma

γ

\omega

ω

\diamondsuit

\delta

δ

\Gamma

Γ

\heartsuit

\epsilon

ϵ

\Delta

Δ

\spadesuit

\zeta

ζ

\Theta

Θ

\leftrightarrow

\eta

η

\Lambda

Λ

\leftarrow

\theta

θ

\Xi

Ξ

\Leftarrow

\vartheta

ϑ

\Pi

Π

\uparrow

\iota

ι

\Sigma

Σ

\rightarrow

\kappa

κ

\Upsilon

ϒ

\Rightarrow

\lambda

λ

\Phi

Φ

\downarrow

\mu

µ

\Psi

Ψ

\circ

º

\nu

ν

\Omega

Ω

\pm

±

\xi

ξ

\forall

\geq

\pi

π

\exists

\propto

\rho

ρ

\ni

\partial

\sigma

σ

\cong

\bullet

\varsigma

ς

\approx

\div

÷

\tau

τ

\Re

\neq

\equiv

\oplus

\aleph

\Im

\cup

\wp

\otimes

\subseteq

\oslash

\cap

\in

\supseteq

\supset

\lceil

\subset

\int

\cdot

·

\o

ο

\rfloor

\neg

¬

\nabla

\lfloor

\times

x

\ldots

...

\perp

\surd

\prime

´

\wedge

\varpi

ϖ

\0

\rceil

\rangle

\mid

|

\vee

\langle

\copyright

©

LaTeX マークアップ

LaTeX マークアップを使用するには、Interpreter プロパティを 'latex' に設定します。テキストをドル記号で囲みます。たとえば、インライン モードでは '$\int_1^{20} x^2 dx$'、表示モードでは '$$\int_1^{20} x^2 dx$$' を使用します。

テキストは LaTeX の既定のフォント スタイルで表示され、FontNameFontWeightFontAngle のプロパティは無視されます。フォント スタイルを変更するには、LaTeX マークアップを使用します。

LaTeX インタープリターで使用できるテキストの最大サイズは 1200 文字です。複数行のテキストの場合は、さらに 1 行につき 10 文字ほど文字数が少なくなります。

LaTeX システムの詳細については、LaTeX プロジェクトの Web サイト (https://www.latex-project.org/) を参照してください。

出力引数

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タイトル テキストに使用されるオブジェクト。次のタイプのオブジェクトのいずれかとして返されます。

  • text オブジェクト — タイトルに座標軸を追加した場合、title は text オブジェクトを返します。タイトルの作成後、タイトルのプロパティにアクセスしたり変更するには、この text オブジェクトを使用します。text オブジェクトのプロパティのリストについては、Text のプロパティ を参照してください。また、タイトルには、axes オブジェクトの Title プロパティを介してアクセスすることもできます。

  • legend text オブジェクト — タイトルを凡例に追加すると、title は legend text オブジェクトを返します。タイトルの作成後、タイトルのプロパティにアクセスしたり変更するには、この legend text オブジェクトを使用します。legend text オブジェクトのプロパティのリストについては、Text のプロパティ を参照してください。また、タイトルには、legend オブジェクトの Title プロパティを介してアクセスすることもできます。

R2006a より前に導入