Main Content

class

オブジェクトのクラス

説明

className = class(obj)obj のクラス名を返します。

すべて折りたたむ

Java® オブジェクトのクラス名を取得します。

jObject = java.lang.String('Java string');
className = class(jObject);
disp(className)
java.lang.String

変数のクラスを判別します。

h = @sin;
className = class(h);
disp(className)
function_handle

入力引数

すべて折りたたむ

オブジェクトまたはリテラル。変数または式として指定します。

例: class(date)

出力引数

すべて折りたたむ

クラス名。文字ベクトルとして返されます。

詳細

すべて折りたたむ

旧式のクラス定義構文

MATLAB® 7.6 より前のクラス定義 (classdef ステートメントなしでクラスを定義) では、クラス コンストラクターが関数 class を呼び出してオブジェクトを作成していました。次に示す関数 class の構文は、Version 7.6 より前に定義されたクラス内にのみ適用されます。

obj = class(s,ClassName) は、指定されたクラスのオブジェクト配列を作成します。そのときに、struct s をパターンとして使用して、obj のサイズを決定します。

obj = class(s,ClassName,parent1,parent2,...) は、指定された親オブジェクトのメソッドとフィールドを継承します。親オブジェクトのサイズは、s のサイズと一致するか、スカラー (1 行 1 列) でなければなりません。スカラーの場合、MATLAB はスカラー拡張を行います。

obj = class(struct([]),ClassName,parent1,parent2,...) は、親オブジェクトから継承したフィールドのみを格納したオブジェクトを作成します。親のサイズはいずれも非ゼロの同じサイズでなければならず、返されるオブジェクトのサイズはこのサイズによって決定されます。

objStruct = class(structArray,ClassName,parentArray) は、parentArray の各要素を structArray の対応する要素にマップして、オブジェクト objStruct の出力配列を生成します。

配列はすべて同じサイズでなければなりません。structArray または parentArray のいずれかのサイズが 1 行 1 列である場合、MATLAB はスカラー拡張を行って配列サイズを一致させます。

サイズが 0 行 0 列のオブジェクト配列を作成するには、structArrayparentArray のサイズを 0 行 0 列に設定します。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入