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ライブ エディターへの数式の挿入

コードで使用される数学的なプロセスまたは手法について説明するため、ライブ スクリプトまたはライブ関数に数式を挿入します。数式を含むことができるのはテキスト行のみです。数式をコード行に挿入すると、MATLAB® は、選択したコード行のすぐ下に、新しいテキスト行で数式を配置します。

ライブ スクリプトまたはライブ関数に数式を挿入する方法には次の 2 つがあります。

  • 数式を対話的に挿入 — 記号や構造体のグラフィカル表示から選択して数式を対話的に作成できます。

  • LaTeX 式を挿入 — LaTeX コマンドを入力して、ライブ エディターで対応する数式を挿入します。

数式を対話的に挿入

数式を対話的に挿入するには、次を行います。

  1. [挿入] タブに移動して [式] をクリックします。

    空白の数式が表示されます。

  2. [式] タブに表示されるオプションから記号、構造体、行列を選択して、数式を作成します。各セクションの右側にある をクリックして追加のオプションを表示します。

    行列を追加または編集する場合、コンテキスト メニューが表示され、これを使用して行や列の削除と挿入を行えます。コンテキスト メニューを使用して行列区切り記号を変更または削除することもできます。

  3. [テキスト] セクションのオプションを使用して、式の書式を設定します。書式設定は、式内のテキストにのみ使用できます。数字や記号は書式設定できません。書式設定が可能なテキスト内にカーソルが置かれている場合を除き、書式設定オプションは無効になります。

数式編集のキーボード ショートカット

数式エディターには、数式に要素を追加するためのショートカットがいくつか用意されています。

  • 記号、構造体、行列を挿入するには、バックスラッシュの後に記号の名前を入力します。たとえば、π の記号を数式に挿入するには、\pi と入力します。記号または構造体の名前を確認するには、[式] タブで対応するボタンにカーソルを合わせます。数式エディターにバックスラッシュを入力して、サポートされるすべての名前を含む補完メニューを表示することもできます。

    メモ

    \name 構文は LaTeX コマンド構文によく似ていますが、数式を対話的に挿入する場合、完全な LaTeX 式の入力はサポートされていません。

  • 下付き文字、上付き文字、分数を入力するには、'_'、'^'、'/' のいずれかの記号を使用します。以下に例を示します。

    • 数式に x2 を挿入するには、x_2 と入力

    • 数式に x2 を挿入するには、x^2 と入力

    • 数式に x2 を挿入するには、x/2 と入力

  • 行列に新しい列を挿入するには、行列の行の最後のセルの末尾に ',' を入力します。新しい行を挿入するには、行列の列の最後のセルの末尾にセミコロン ';' を入力します。

  • 以下の表に示す一般的な記号を挿入するには、他のシンボルを組み合わせて入力します。

    キーボード入力記号キーボード入力記号キーボード入力記号
    | |=>!=
    |=<-->!<
    |–<->!>
    –|<=!<=
    ->>=!>=
    <-<>  
    <--~=  

LaTeX 式の挿入

LaTeX 式を挿入するには、以下を行います。

  1. [挿入] タブに移動し、[式] をクリックして [LaTeX 式] を選択します。

  2. 表示されたダイアログ ボックスに LaTeX 式を入力します。たとえば、\sin(x) = \sum_{n=0}^{\infty}{\frac{(-1)^n x^{2n+1}}{(2n+1)!}} と入力できます。

    プレビュー ペインに、ライブ スクリプトで表示されるとおりに、数式のプレビューが表示されます。

  3. ライブ スクリプトを HTML にエクスポートするときに LaTeX 式の説明を含めるには、テキストを [代替テキスト] フィールドに追加します。たとえば、Maclaurin series for sin(x) というテキストを入力できます。

    この説明は式の代替テキストを指定し、HTML ドキュメントに alt 属性として保存されます。ユーザーがスクリーン リーダーを使用している場合などに、式に関する詳細情報を提供するために使用されます。

  4. [OK] をクリックして、数式をライブ スクリプトに挿入します。

LaTeX 式は、広範な数式を記述します。次の表は、LaTeX 式と、ライブ スクリプトに挿入されたときの表示の例をいくつか示しています。

LaTeX 式ライブ スクリプトにおける数式
a^2 + b^2 = c^2a2+b2=c2
\int_{0}^{2} x^2\sin(x) dx02x2sin(x)dx
\sin(x) = \sum_{n=0}^{\infty}{\frac{(-1)^n x^{2n+1}}{(2n+1)!}}sin(x)=n=0(1)nx2n+1(2n+1)!
{a,b,c} \neq \{a,b,c\}a,b,c{a,b,c}
x^{2} \geq 0\qquad \text{for all}x\in\mathbf{R}x20for all xR
\matrix{a & b \cr c & d}abcd

サポートされる LaTeX コマンド

MATLAB では、大半の標準の LaTeX 数式モード コマンドがサポートされています。以下の表は、サポートされる LaTeX コマンドのリストを示しています。

ギリシャ文字/ヘブライ文字

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
αalphaνnuξxi
βbetaωomega ζzeta
χchiоomicronɛvarepsilon
δdeltaϕphiφvarphi
εepsilonπpi ϖvarpi
ηetaψpsiϱvarrho
vgamma ρrhoςvarsigma
ιiotaσsigma ϑvartheta
κkappaτtauאaleph
λlambda θtheta   
μmuυupsilon  
      
ΔDelta ΦPhiΘTheta
ΓGammaΠPi ϒUpsilon
ΛLambda ΨPsiΞXi
ΩOmega ΣSigma   

演算子記号

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
*ast±pmcap
starmpcup
·cdotamalguplus
circodot sqcap
bulletominus sqcup
diamondoplus wedgeland
setminusoslash veelor
×timesotimestriangleleft
÷divdaggertriangleright
botperpddaggerbigtriangleup
topwrbigtriangledown
sumprodintintop
biguplusbigoplusbigvee
bigcapbigotimesbigwedge
bigcupbigodotbigsqcup

関係を表す記号

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
equiv <lt>gt
congleleq gegeq
neqnenot=not<not>
simprecsucc
simeqpreceqsucceq
approxllgg
asympsubsetsupset
doteqsubseteqsupseteq
proptosqsubseteqsqsupseteq
modelsmidin
bowtieparallelnotin
vdashiffniowns
dashv    

メモ

leqgeqequivapproxcongsimsimeqmodelsnisuccsucceqprecpreceqparallelsubsetsupsetsubseteqsupseteq の各コマンドを not コマンドと組み合わせて、記号の否定バージョンを作成できます。たとえば、\not\leq で、記号 ≰ が作成されます。

矢印

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
leftarrowrightarrowuparrow
LeftarrowRightarrowUparrow
longleftarrowlongrightarrowdownarrow
LongleftarrowLongrightarrowDownarrow
hookleftarrowhookrightarrowupdownarrow
leftharpoondownrightharpoondownUpdownarrow
leftharpoonuprightharpoonupleftrightarrow
swarrownearrowLeftrightarrow
nwarrowsearrowlongleftrightarrow
mapstolongmapstoLongleftrightarrow

かっこ

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
{lbrace}rbrace|vert
[lbrack]rbrackVert
langlerangle\backslash
lceilrceil  
lfloorrfloor  
サンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンド  
bigbiglbigrbigm{abc}brace  
BigBiglBigrBigm[abc]brack  
biggbigglbiggrbiggm(abc)choose  
BiggBigglBiggrBiggm    

その他の記号

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
infty forallwp
nablaexistsangle
partialemptysettriangle
Imiħhbar
Rejprime
ellimath¬lnotneg
dotsldotsjmathsurd
cdots:colongets
ddotscdotpto
vdots.ldotp  

メモ

exists コマンドを not コマンドと組み合わせると、記号の否定バージョンを作成できます。たとえば、\not\exists で、記号 ∄ が作成されます。

アクセント

記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド記号LaTeX コマンド
áacutea¨ddota˜tilde
a¯bara˙dotavec
abreveàgrave  
aˇchecka^hat  

関数

サンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンド
arccosarccosdetdetlnln
arcsinarcsindimdimloglog
arctanarctanexpexpmaxmax
argarggcdgcdminmin
coscoshomhomPrPr
coshcoshkerkersecsec
cotcotlglgsinsin
cothcothlimlimsinhsinh
csccscliminfliminfsupsup
degdeglimsuplimsuptantan

数学表現

サンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンド
abcxyzfracaboverbastackreloverset
abcsqrt[ab]overwithdelimsbaunderset
modabmodabcoverleftarrow(abcd)pmatrix
(moda)pmodabcoverrightarrowabcdmatrix
abc^widehatabcoverleftrightarrowabcdbegin{array}
abc˜widetildeablimits{abcdbegin{cases}
 left rightab¯cd¯hline

メモ

matrix コマンドと pmatrix コマンドを使用して行列を作成するには、& 記号で列を区切り、\cr で行を区切ります。たとえば、2 行 2 列の行列を作成するには、式 \matrix{a & b \cr c & d} を使用します。

空白

サンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンド
negthinspaceabcmathorda[bmathopen
abthinspaceabmathopa]bmathclose
abenspacea+bmathbina|bmathinner
abquada=bmathrelabkernmkern
abqquada,bmathpunct  

テキストのスタイル

サンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンドサンプルLaTeX コマンド

displaystyleABCDEtexttextnormalABCDEtexttt

textstyleABCDEbftextbfmathbfABCDEtextsf

scriptstyleABCDEittextitmathitACDcalmathcal

scriptscriptstyleABCDErmtextrmmathrmABCDEhboxmbox

関連するトピック

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