自動計算されるプロパティの既定値
自動計算されるプロパティとは
グラフを作成する場合、MATLAB® ではそのグラフに適切なプロパティ値が設定されます。これらのプロパティ (軸の範囲をコントロールするプロパティなど) には、モード プロパティが関連付けられています。
このモード プロパティは、MATLAB がプロパティの値を計算するか (モードが auto)、プロパティが指定された値を使用するか (モードが manual) を決定します。
自動計算されるプロパティの既定値
自動計算されるプロパティの既定値を設定するには、2 つの手順が必要です。
プロパティの既定値を設定
モード プロパティの既定値を
manualとして定義
X 軸の範囲の設定
X 軸の範囲に対して既定値を定義する場合を考えます。座標軸の XLim プロパティは通常自動計算されるため、関連付けられているモード プロパティ (XLimMode) を manual に設定しなければなりません。
set(groot,'defaultAxesXLim',[0 8]) set(groot,'defaultAxesXLimMode','manual') plot(1:20)
座標軸は既定の X 軸の範囲 [0 8] を使用します。
