GeographicBubbleChart のプロパティ
スタンドアロンの地理バブル チャートの外観と動作
GeographicBubbleChart
プロパティは、GeographicBubbleChart
オブジェクトの外観と動作を制御します。プロパティの値を変更することによって、チャートの特定の要素を変更できます。プロパティのクエリと設定にはドット表記を使用します。
gb = geobubble(1:10,1:10); v = gb.GridVisible; gb.GridVisible = "off";
バブルの位置
緯度座標 (度単位)。範囲 [–90, 90] の要素をもつベクトルまたは空の配列 ([]
) として指定します。このベクトルには NaN
値を含めることができます。LatitudeData
および LongitudeData
のサイズは一致する必要があります。
ほとんどの場合、チャートの緯度の範囲は [-85, 85] 度の範囲を超えることはありません。チャートの MapCenter
および ZoomLevel
プロパティを設定すると、緯度の範囲がこの範囲を超えることがあります。詳細については、Interact with Geographic Axesを参照してください。
データ型: single
| double
緯度座標を含む table 変数。次のインデックス方式のいずれかを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
変数名に関係なく、プロットの軸ラベルは常に Latitude
です。
指定する変数には、single
または double
型の数値データが含まれていなければなりません。データは、[–90, 90] の範囲内でなければなりません。
このプロパティを設定すると、MATLAB® は LatitudeData
プロパティを更新し、LatitudeData
プロパティを読み取り専用に設定します。
経度座標 (度単位)。ベクトルまたは空の配列 ([]
) として指定します。このベクトルには NaN
値を含めることができます。LatitudeData
および LongitudeData
のサイズは一致する必要があります。
データ型: single
| double
経度座標を含む table 変数。次のインデックス方式のいずれかを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
変数名に関係なく、プロットの軸ラベルは常に Longitude
です。
指定する変数には、single
または double
型の数値データが含まれていなければなりません。
このプロパティを設定すると、MATLAB は LongitudeData
プロパティを更新し、LongitudeData
プロパティを読み取り専用に設定します。
バブルのサイズ
バブルの直径の最小値と最大値。正のスカラーまたは正の数値の 1 行 2 列のベクトルとして指定します。2 番目の数値は最初の数値よりも大きくなります。すべてのバブルを同じサイズにするには、スカラーを指定します。バブルの直径をポイント単位で指定します。1 ポイントは 1/72 インチに相当します。値は範囲 [1, 100] 内になければなりません。
バブルの相対サイズ。次のいずれかの形式で指定します。
スカラー — すべてのバブルに同じサイズを使用します。
ベクトル — バブルごとに異なるサイズを使用します。
SizeData
をLatitudeData
と同じ長さのベクトルとして指定します。
SizeData
には NaN
値を含めることができます。
サイズの範囲。非降順値の 1 行 2 列のベクトルまたは空の配列 ([]
) として指定します。このプロパティは、サイズ データ値がバブルの幅にどのようにマッピングされるかを決定します。ここで、各要素は次のとおりです。
最初の要素は、最小のバブルにマッピングされるサイズ データ値を指定します。
2 番目の要素は、最大のバブルにマッピングされるサイズ データ値を指定します。
すべて同じサイズのバブルを作成するには、各要素に同じ値を指定します。
バブルのサイズの制御の詳細については、スタンドアロンの地理バブル チャートでのバブルの制御を参照してください。
バブルのサイズのデータを含む table 変数。次のインデックス方式のいずれかを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
指定する変数には、任意の数値型を含めることができます。SizeVariable
プロパティを設定すると、MATLAB は SizeData
プロパティを更新します。
バブルの色
バブルの色のリスト。次のいずれかの形式を使用して指定します。
色の赤、緑、青の成分の強度を指定する要素をもつ、RGB 3 成分の 3 列の行列。RGB 3 成分の 3 列の行列を生成する便利な方法として、
turbo
などの事前定義されたカラーマップを使用したり、orderedcolors
関数を使用して事前定義されたカラー パレットの色を返したりすることができます。"red"
、"green"
、"blue"
などの色名。"r"
、"g"
、"b"
などの省略名。["red","green","blue"]
や["r","g","b"]
など、色名または省略名を示す string スカラーのベクトル。{'red','green','blue'}
や{'r','g','b'}
など、色名または省略名を示す文字ベクトルの cell 配列。
既定では、バブル チャートは標準 7 色の順序付きリストから色を選択します。ColorData
で指定されたカテゴリの数が 7 より多い場合、バブル チャートは循環的に色を繰り返します。
データ型: cell
| string
| double
バブルの色を制御するデータ。categorical ベクトルまたは空の配列 ([]
) として指定します。地理バブル チャートは、BubbleColorList
プロパティに保存された色を使用して各カテゴリに色を割り当てます。同じカテゴリに関連付けられたバブルは、マップ上で同じ色になります。
ColorData
のサイズは、空の配列を指定した場合を除いて、LatitudeData
のサイズに一致しなければなりません。
地理バブル チャートでは、カテゴリ値が色の凡例で表示されます。値にアンダースコアなどの TeX マークアップ文字が含まれている場合、色の凡例に予期しない書式が表示されることがあります。
通常のテキストで TeX マークアップ文字を使用するには、
renamecats
関数を使用してカテゴリの名前を編集し、含める文字の前に TeX エスケープ文字 (\
) を挿入します。MATLAB では、凡例に表示されるテキストに TeX マークアップのサブセットがサポートされています。TeX マークアップの使用の詳細については、チャートのテキスト内のギリシャ文字と特殊文字を参照してください。
データ型: categorical
バブルの色のデータを含む table 変数。次のインデックス方式のいずれかを使用して指定します。
インデックス方式 | 例 |
---|---|
変数名:
|
|
変数インデックス:
|
|
変数の型:
|
|
指定する変数には、categorical 値が含まれていなければなりません。ColorVariable
プロパティを設定すると、MATLAB は ColorData
プロパティを更新します。
ラベル
地理バブル チャートのタイトル。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラー、string 配列、数値または categorical
値として指定します。categorical
配列を使用してこのプロパティを指定した場合、MATLAB はカテゴリではなく、配列内の値を使用します。
あるいは、title
関数を使用してタイトルを追加できます。
色の凡例のタイトル。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラー、string 配列、数値または categorical
値として指定します。categorical
配列を使用してこのプロパティを指定した場合、MATLAB はカテゴリではなく、配列内の値を使用します。
サイズの凡例のタイトル。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラー、string 配列、数値または categorical
値として指定します。categorical
配列を使用してこのプロパティを指定した場合、MATLAB はカテゴリではなく、配列内の値を使用します。
サイズと色の凡例の可視性。'on'
または 'off'
、もしくは logical 値 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。
あるいは、legend
関数を使用して凡例の表示/非表示を切り替えることもできます。
データ型: char
| string
| logical
フォント
フォント名。サポートされているフォント名または "FixedWidth"
として指定します。テキストを正しく表示し印刷するには、システムでサポートされているフォントを選択しなければなりません。既定のフォントは、オペレーティング システムとロケールによって異なります。
どのロケールでもテキストが整って見える固定幅のフォントを使用するには、"FixedWidth"
を使用します。固定幅フォントは、ルートの FixedWidthFontName
プロパティによって決まります。ルートの FixedWidthFontName
プロパティを設定すると、表示内容が新しいフォントを使用して直ちに更新されます。
地理バブル チャートで使用するフォント サイズ。正のスカラーとして指定します。既定のフォント サイズは、特定のオペレーティング システムとロケールによって異なります。地理バブル チャートにおけるフォント サイズの単位はポイントです。1 ポイントは 1/72 インチに相当します。
マップ
データがプロットされるマップ。表にリストされている値のいずれかとして指定します。6 つのベースマップは、Natural Earth を使用して作成されたタイル表示のデータ セットです。5 つのベースマップは、Esri® によってホストされる高ズームレベルのマップです。
|
地理コンテキストを提供し、明るい背景にユーザー データを強調表示するように設計されたマップ。 Esri によりホストされています。 | |
地理コンテキストを提供し、暗い背景にユーザー データを強調表示するように設計されたマップ。 Esri によりホストされています。 |
|
道路と輸送網を正確で見やすいスタイルで強調した汎用道路マップ。 Esri によりホストされています。 | |
高解像度の衛星写真で構成される地球全体のベースマップ。 Esri によりホストされています。 |
|
地形的な特徴を示すスタイルを備えた汎用マップ。 Esri によりホストされています。 | |
衛星から得られた土地被覆データ、影付きの起伏および海底起伏を組み合わせたマップ。主題マップと参照マップには、明るくナチュラルなパレットが適しています。 Natural Earth を使用して作成されています。 |
|
土地被覆パレットとブレンドされた影付き起伏マップ。高湿度の低地は緑、乾燥した低地は茶。 Natural Earth を使用して作成されています。 | |
グレー階調の地形マップ。影付きの起伏により、高山と、低地で検出された微小地形の両方が強調されます。 Natural Earth を使用して作成されています。 |
|
2 トーンの陸海マップ。陸地部分は薄い緑、水域は薄い青。 Natural Earth を使用して作成されています。 | |
2 トーンの陸海マップ。陸地部分はグレー、水域は白。 Natural Earth を使用して作成されています。 |
|
2 トーンの陸海マップ。陸地部分はライト グレー、水域はダーク グレー。このベースマップは MATLAB と共にインストールされています。 Natural Earth を使用して作成されています。 |
空白の背景。緯度経度グリッド、目盛り、ラベルを使用してデータをプロットします。 |
'darkwater'
以外のすべてのベースマップで、インターネット アクセスが必要です。'darkwater'
ベースマップは、MATLAB に含まれています。
インターネットへの安定したアクセスがない場合、アドオン エクスプローラーを使用して、Natural Earth を使用して作成されたベースマップをローカル システムにダウンロードできます。5 つの高ズームレベル マップはダウンロードできません。ローカル システムでのベースマップのダウンロードと、既定のベースマップの変更の詳細については、地理座標軸とチャートのベースマップへのアクセスを参照してください。
Esri によってホストされるベースマップは定期的に更新されます。そのため、可視化で表示される内容は時間が経過すると変わることがあります。
境界の配置と地域ラベルはデータ ベンダーが提供する機能による表現であり、MathWorks® の承認を意味するものではありません。
データ型: char
| string
プロットするデータが含まれるソース table。table または timetable として指定します。
グリッド ラインの可視性。'on'
または 'off'
、もしくは logical 値 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。
あるいは、grid
関数を使用してグリッド ラインの表示/非表示を切り替えることもできます。
データ型: logical
| char
| string
この プロパティ は読み取り専用です。
マップの緯度の範囲。[latmin latmax]
という形式の 2 要素ベクトルとして返されます。各要素は範囲 [-90, 90] 内の度です。
geolimits
関数を使用して、緯度の範囲を変更します。
ウィンドウのサイズを変更してチャートのサイズを変更しても、マップの縦横比の変更に適合させる場合を除き、緯度の範囲は変わりません。
例: [-85 85]
データ型: double
この プロパティ は読み取り専用です。
マップの経度の範囲。[lonmin lonmax]
という形式の 2 要素ベクトルとして返されます。
geolimits
関数を使用して、経度の範囲を変更します。
ウィンドウのサイズを変更してチャートのサイズを変更しても、マップの縦横比の変更に適合させる場合を除き、経度の範囲は変わりません。
例: [-100 100]
データ型: double
マップの中心点。[center_latitude center_longitude]
という形式の 2 要素数値ベクトルとして指定します。ここで、center_latitude
は度単位の緯度、center_longitude
は度単位の経度です。緯度の値は (-90、90) の範囲内でなければなりません。
データ型: single
| double
はめ込みや装飾を含むマップのレイアウト。'normal'
または 'maximized'
として指定します。
値 | 説明 | 図 |
---|---|---|
'normal' | マップは、OuterPosition プロパティの定義に従って、チャートの端からはめ込まれます。座標軸ラベル、目盛り、および目盛りラベルが表示されます。タイトルが指定されている場合、タイトルが表示されます。凡例が存在する場合、マップの右外側に表示されます。 | |
'maximized' | マップが OuterPosition プロパティで定義された全空間を埋めます。座標軸ラベル、目盛り、および目盛りラベルは非表示になります。タイトルが指定されている場合でも、タイトルは非表示になります。GridVisible プロパティの値が 'on' の場合でも、グリッドは非表示になります。凡例が存在する場合、マップ内の右上隅に表示されます。 | |
データ型: char
| string
マップ上のスケール バーの可視性。'on'
または 'off'
、あるいは logical 値 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。
データ型: logical
| char
| string
マップのズーム レベル。範囲 [0, 25] 内の数値スカラーとして指定します。値は、基底 2 の対数マップ スケールです。ZoomLevel
値を 1 増加すると、マップ スケールは 2 倍になります。
データ型: single
| double
位置
装飾の追加、削除または変更を行うときに一定に保つ位置プロパティ。次の値のいずれかとして指定します。
"outerposition"
— タイトルや軸ラベルなどの装飾の追加、削除、または変更を行うときに、OuterPosition
プロパティが一定に保たれます。位置の調整が必要な場合、MATLAB はInnerPosition
プロパティを調整します。"innerposition"
— タイトルや軸ラベルなどの装飾の追加、削除、または変更を行うときに、InnerPosition
プロパティが一定に保たれます。位置の調整が必要な場合、MATLAB はOuterPosition
プロパティを調整します。
メモ
親コンテナーが TiledChartLayout
オブジェクトの場合、このプロパティを設定しても効果はありません。
ラベルと凡例を含む外側のサイズと位置。[left bottom width height]
という形式の 4 要素ベクトルとして指定します。既定では、MATLAB は親コンテナーを基準に正規化された単位で値を測定します。単位を変更するには、Units
プロパティを設定します。既定値 [0 0 1 1]
は、コンテナーの内側全体になります。
left
要素とbottom
要素で、コンテナーの左下隅から地理バブル チャートの左下隅までの距離を定義します。width
要素とheight
要素は、周囲のラベルと凡例の余白を含む、地理バブル チャートの寸法です。
以下の図に、OuterPosition
値 (青) と InnerPosition
値 (赤) で定義された領域を示します。
メモ
親コンテナーが TiledChartLayout
オブジェクトの場合、このプロパティを設定しても効果はありません。
ラベルと凡例を除いた内側のサイズと位置。[left bottom width height]
という形式の 4 要素ベクトルとして指定します。既定では、MATLAB は親コンテナーを基準に正規化された単位で値を測定します。単位を変更するには、Units
プロパティを設定します。
left
要素とbottom
要素で、コンテナーの左下隅から地理バブル チャートの左下隅までの距離を定義します。width
要素とheight
要素は、ラベルと凡例を除いた、地理バブル チャートの寸法です。
以下の図に、OuterPosition
値 (青) と InnerPosition
値 (赤) で定義された領域を示します。
メモ
親コンテナーが TiledChartLayout
オブジェクトの場合、このプロパティを設定しても効果はありません。
ラベルと凡例を除いたサイズと位置。[left bottom width height]
という形式の 4 要素ベクトルとして指定します。このプロパティは、InnerPosition
プロパティと等価です。
メモ
親コンテナーが TiledChartLayout
オブジェクトの場合、このプロパティを設定しても効果はありません。
位置の単位。次の値のいずれかとして指定します。
Units | 説明 |
---|---|
'normalized' (既定) | コンテナー (通常は Figure またはパネル) を基準に正規化されます。コンテナーの左下隅は (0,0) に、右上隅は (1,1) にマッピングされます。 |
'inches' | インチ |
'centimeters' | センチメートル |
'characters' | グラフィックス ルート オブジェクトの既定の
|
'points' | タイポグラフィのポイント。1 ポイントは 1/72 インチです。 |
'pixels' | ピクセル。 Windows® システムおよび Macintosh システムでは、ピクセルのサイズは 1/96 インチです。このサイズはシステムの解像度に依存しません。 Linux® システムでは、ピクセルのサイズは使用しているシステムの解像度によって決まります。 |
オブジェクトの作成中に名前と値の引数を使用して単位を指定する場合、それらの単位を使用するプロパティ (OuterPosition
など) を指定する前に Units
プロパティを設定しなければなりません。
レイアウト オプション。TiledChartLayoutOptions
オブジェクトまたは GridLayoutOptions
オブジェクトとして指定します。このプロパティは、チャートがタイル表示チャート レイアウトまたはグリッド レイアウトのいずれかである場合に役立ちます。
タイル表示チャート レイアウトのグリッド内にチャートを配置するには、TiledChartLayoutOptions
オブジェクトの Tile
プロパティと TileSpan
プロパティを設定します。たとえば、3 行 3 列のタイル表示チャート レイアウトについて考えます。レイアウトの中央にタイルのグリッドがあり、外側のエッジに沿って 4 つのタイルがあります。実際には、グリッドは非表示であり、座標軸またはチャートが入力されるまで、外側のタイルは領域を占有しません。
次のコードは、チャート c
をグリッドの 3 番目のタイルに配置します。
c.Layout.Tile = 3;
複数のタイルにわたってチャートを広げるには、TileSpan
プロパティを 2 要素ベクトルとして指定します。たとえば、次のチャートは 2
行 3
列のタイルに広がります。
c.Layout.TileSpan = [2 3];
チャートを周囲のいずれかのタイルに配置するには、Tile
プロパティを "north"
、"south"
、"east"
、または "west"
として指定します。たとえば、値を "east"
に設定すると、タイル内のチャートはグリッドの右側のタイルに配置されます。
c.Layout.Tile = "east";
アプリ内のレイアウトにチャートを配置するには、このプロパティを GridLayoutOptions
オブジェクトとして指定します。アプリ内でのグリッド レイアウトの使い方の詳細については、uigridlayout
を参照してください。
チャートがタイル表示チャート レイアウトまたはグリッド レイアウトのいずれの子でもない場合 (たとえば、Figure またはパネルの子である場合)、このプロパティは空で、効果はありません。
地理バブル チャートの表示。'on'
または 'off'
、あるいは logical 1
(true
) または false
(0
) として指定します。'on'
の値は true
と等価であり、'off'
の値は false
と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として格納されます。
親/子
親コンテナー。Figure
オブジェクト、Panel
オブジェクト、Tab
オブジェクト、TiledChartLayout
オブジェクト、または GridLayout
オブジェクトとして指定します。
親の Children
プロパティ内でのオブジェクト ハンドルの可視性。次の値のいずれかとして指定します。
"on"
— オブジェクト ハンドルは常に表示されます。"off"
— オブジェクト ハンドルは常に非表示です。このオプションは、他の関数による意図しない変更を防止するために役立ちます。HandleVisibility
を"off"
に設定すると、その関数の実行中にハンドルが一時的に非表示になります。"callback"
— オブジェクト ハンドルはコールバック内から、あるいはコールバックにより呼び出される関数から参照できます。しかし、コマンド ラインから呼び出される関数からは参照できません。このオプションを使用すると、コマンド ラインからのオブジェクトへのアクセスがブロックされますが、コールバック関数からのアクセスは許可されます。
オブジェクトが親の Children
プロパティ内にリストされない場合、オブジェクト階層の検索またはハンドル プロパティのクエリによってオブジェクト ハンドルを取得する関数は、そのオブジェクト ハンドルを返しません。こうした関数の例としては、関数 get
、findobj
、gca
、gcf
、gco
、newplot
、cla
、clf
、および close
などが挙げられます。
非表示のオブジェクト ハンドルは有効なままです。ルートの ShowHiddenHandles
プロパティを "on"
に設定すると、HandleVisibility
プロパティの設定にかかわらず、すべてのオブジェクト ハンドルがリストされます。
バージョン履歴
R2017b で導入Esri によってホストされている "streets-light"
、"streets-dark"
、"streets"
、"topographic"
ベースマップにおいて、高ズーム レベルの外観が改善しました。たとえば、このイメージは R2023a のズーム レベル 21 のベースマップと、R2023b の同じベースマップおよびズーム レベルを比較したものです。
ベースマップは、他のズーム レベルでも異なる外観をもつことがあります。たとえば、このイメージは R2023a のズーム レベル 15 のベースマップと、R2023b の同じベースマップおよびズーム レベルを比較したものです。
R2020a 以降、ActivePositionProperty
の設定または取得は推奨されていません。代わりに、PositionConstraint
プロパティを使用してください。
現時点で ActivePositionProperty
を削除する予定はありませんが、関数 set
、get
、または properties
をチャート オブジェクトで呼び出す際にこのプロパティはリストされなくなりました。
コードを更新するには、以下の変更を行います。
ActivePositionProperty
のすべてのインスタンスをPositionConstraint
に置き換える。"position"
オプションへのすべての参照を"innerposition"
オプションに置き換える。
MATLAB Command
You clicked a link that corresponds to this MATLAB command:
Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
Web サイトの選択
Web サイトを選択すると、翻訳されたコンテンツにアクセスし、地域のイベントやサービスを確認できます。現在の位置情報に基づき、次のサイトの選択を推奨します:
また、以下のリストから Web サイトを選択することもできます。
最適なサイトパフォーマンスの取得方法
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