領域とイメージのプロパティ
イメージ内のオブジェクトに関する情報の取得
"オブジェクト"、"連結要素"、または "ブロブ" とも呼ばれるイメージ領域は面積、重心、向き、境界ボックスなどのプロパティをもつことができます。このようなプロパティ (他にも多数あり) を計算するには、イメージの領域解析アプリまたは関数 regionprops
を使用します。
イメージ内のパスに沿った、またはイメージ全体で集約された個々のピクセルのピクセル値を測定することもできます。
アプリ
イメージの領域解析 | イメージ内の連結要素の参照とフィルター処理 |
関数
トピック
領域とオブジェクトのプロパティ
- バイナリ イメージ内の連結要素のラベル付けと測定
バイナリ イメージ内のオブジェクトは、同じ値を持つ連結したピクセルの集合です。オブジェクトのカウント、ラベル付け、分離が実行でき、また面積などのオブジェクトのプロパティを求めることができます。 - イメージの領域解析を使用したイメージ領域のプロパティの計算
この例では、イメージの領域解析アプリを使用してバイナリ イメージの領域のプロパティを計算する方法を説明します。
ピクセルとパスのプロパティ
- ピクセル値
イメージ内の 1 つ以上のピクセルの値を決定するには、イメージ上でポイントを対話的に選択する方法か、配列内のピクセル座標を指定する方法があります。 - イメージ ビューアー アプリでのピクセル情報の取得
個々のピクセルまたはピクセルの小さな近傍の場所と値に関する情報を表示します。 - イメージ ビューアー アプリでのピクセル間の距離の測定
2 つのピクセルの間に描画されたライン セグメントの長さを測定します。ライン セグメントの位置を調整し、複数の測定値を作ることができます。 - イメージの強度プロファイル
イメージの強度プロファイルは、イメージ内のラインまたは経路に沿って等間隔に配置された点から取った強度値の集合です。
イメージのプロパティ
- イメージの平均、標準偏差および相関係数
2 次元イメージ内のすべてのピクセルの標準的な統計量が計算可能です。ツールボックスの統計量は、イメージの各列に個別に作用する 1 次元対応量とは異なります。 - イメージ ヒストグラムの作成
グレースケール イメージの強度の分布を表すヒストグラムを作成します。 - バイナリ イメージの距離変換
バイナリ イメージの距離変換は各ピクセルから非ゼロ ピクセルまでの距離を表します。2 つのピクセル間の距離を測定するには、さまざまな方法があります。 - イメージ データの等高線図
等高線はイメージ内の一定の強度値に沿った線です。等高線図では、イメージ内のオブジェクトの輪郭を表示したり、あるいは 3 次元形状を 2 次元平面で表現できます。