イメージの強度プロファイル
イメージの強度プロファイルは、イメージ内のライン セグメントまたは複数ライン セグメントの経路に沿って等間隔に配置された点から取った強度値の集合です。強度プロファイルを作成するには、関数 improfile を使用します。この関数は、イメージ内のライン セグメントまたは複数ライン セグメントの経路に沿った強度値を計算してプロットします。ライン セグメント (または複数ライン セグメント) は入力引数として座標値を指定するか、マウスを対話的に使用して定義します。ピクセルの中心に位置しない点の強度値は内挿されます。既定の設定では improfile は最近傍内挿を使用しますが、別の方法を選択することもできます。内挿法の詳細については、イメージのサイズ変更を参照してください。関数 improfile はグレースケール イメージとトゥルーカラー イメージで最もよく機能します。
イメージの強度プロファイルの作成
この例では、improfile を使用してイメージの強度プロファイルを対話的に作成する方法を説明します。
イメージを読み取り、それを表示します。
I = fitsread("solarspectra.fts");
imshow(I,[]);強度プロファイルを作成します。improfile を引数なしで呼び出します。表示されたイメージの上にカーソルを移動するとカーソルが十字に変わります。マウスを使用して端点をクリックすることでライン セグメントを指定します。improfile は端点の間に線を引きます。パスを指定し終わったら Return キーを押します。次の図では、線が赤で表示されています。
improfile

イメージ上に線を描画し終わると、improfile によりその線に沿ったデータがプロットされます。プロットのピークと谷がイメージの明るい帯と暗い帯に対応していることに注目してください。

RGB イメージの強度プロファイルの作成
この例では RGB イメージの強度値をプロットする方法を説明します。単一ライン セグメントに対しては、improfile は強度値を 2 次元表示します。複数線分の経路に対しては、improfile は強度値を 3 次元表示でプロットします。
imshow を使用して RGB イメージを表示します。
imshow("peppers.png")improfile を引数なしで呼び出して、対話形式でイメージ内にライン セグメントを引きます。図では黒い線が上から下に引かれたライン セグメントを示します。ダブルクリックしてライン セグメントを終了します。
improfile

関数 improfile はライン セグメントに沿った強度値のプロットを表示します。プロットには赤、緑、青の強度が別々の線で表示されます。青の値を見ると、線分の始めの部分がオレンジ色のペッパーの上を通るのに対応して、非常に低い値になっています。
RGB イメージ上のライン セグメントに沿った強度値
