bwlabel
2 次元バイナリ イメージ内の連結要素をラベル付け
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
この関数は、各要素の
top-left極値を基準に、連結要素を左から右に並べ替えます。複数の要素の水平位置が同じ場合、関数はそれらの要素を上から下に並べ替えます。この図は、2 つの異なる領域の極値を示しています。関数
bwlabel、bwlabeln、およびbwconncompはすべて、バイナリ イメージの連結要素を計算します。bwconncompは使用するメモリが大幅に少なく、場合によっては他の関数よりも高速です。入力次元 出力形式 メモリの使用 連結性 bwlabel2 次元 倍精度ラベル行列 高 4 または 8 bwlabelnN 次元 倍精度ラベル行列 高 任意 bwconncompN 次元 CC 構造体 低 任意 MATLAB® 関数
findをbwlabelと組み合わせて使用して、特定のオブジェクトを構成するピクセルのインデックスのベクトルを返すことができます。たとえば、オブジェクト 2 内のピクセルの座標を返すには、次のように入力します。[r,c] = find(bwlabel(BW)==2)
出力行列は、疑似色のインデックス付きイメージとして表示できます。各オブジェクトは別の色で表示されるため、元のイメージ内にあるときと比べて区別するのが簡単になります。詳細については、
label2rgbを参照してください。既定の連結性を持つ
regionpropsを使用してバイナリ イメージから特徴を抽出するには、regionprops(BW)コマンドを使用してBWを直接regionpropsに渡します。関数
bwlabelは、データ型がlogical、uint8およびsingleの場合、ハードウェアの最適化を利用してより高速に実行できます。ハードウェア最適化では、markerとmaskが 2 次元イメージで、connが 4 または 8 である必要があります。
アルゴリズム
bwlabel は、参考文献 [1] pp. 40-48 の説明にある一般的な処理を使用します。
入力イメージは、実行長によりエンコードされます。
実行をスキャンし、予備ラベルを割り当て、ラベル等価を局所的な等価テーブルに記録します。
等価クラスを解決します。
対応済みの等価クラスに基づいて、実行の再ラベル付けを行います。
参照
[1] Haralick, Robert M., and Linda G. Shapiro, Computer and Robot Vision, Volume I, Addison-Wesley, 1992, pp. 28-48.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入参考
bwconncomp | bwlabeln | bwselect | labelmatrix | label2rgb | regionprops

