イメージ ビューアー アプリでのピクセル情報の取得
イメージ ビューアー アプリを使用すると、個々のピクセルやピクセルのグループのピクセル値および座標を確認できます。
イメージ ビューアーでの個々のピクセル値の特定
イメージ ビューアーは、メイン表示ペインの左下隅にイメージの個々のピクセルの xy 位置と値を表示します。表示される情報は、ポインターの現在位置のピクセルに対応します。イメージ上でポインターを動かすと、イメージ ビューアーでこの情報が更新されます。
次の図は、グレースケール イメージ ピクセルの位置と値を表示するイメージ ビューアーを示しています。
メモ
関数 impixelinfo
を使用して、imshow
で作成された Figure からピクセル値情報を取得することもできます。
グレースケール イメージとインデックス付きイメージで、関数 imageViewer
の名前と値の引数 DisplayRange
を使用するかアプリ内でコントラストを調整した場合、イメージ ビューアーには元のピクセル値と調整されたピクセル値が表示されます。コントラスト調整の詳細については、イメージ ビューアー アプリでのイメージ コントラストの調整を参照してください。
次の図は、グレースケール イメージ ピクセルの位置、インポートされた元の値、およびコントラスト調整された値を表示するイメージ ビューアーを示しています。
ピクセル値の形式はイメージ タイプによって異なります。
イメージ タイプ | 値の説明 |
---|---|
強度 (グレースケール) | ピクセル強度を表す数値スカラー。 関数 |
インデックス付き | カラーマップのインデックスを表す数値スカラー。 関数 |
バイナリ | logical スカラー ( |
トゥルーカラー (RGB) | 各要素がカラー チャネルの強度を指定する 3 要素のベクトル |
イメージ領域のピクセル値の表示
イメージを十分にズームインすると、イメージ上にオーバーレイされたピクセル値を表示できます。
アプリのツールストリップの [ビューアー] タブの [ズーム] セクションで、ドロップダウンを開いて
[Zoom To Pixels]
を選択します。アプリは、イメージの個々のピクセルが表示されるまで自動的にズームインします。[ピクセル値の表示] を選択します。
[内挿法] を
[nearest]
に設定すると、値ラベルに対応するピクセル要素のグリッドとしてイメージ データが表示されます。
拡大されたピクセルの場所をイメージ全体で確認するには、アプリのツールストリップの [ビューアー] タブで [イメージの概要] を選択して、[概要] ペインを開きます。[概要] ペインにはイメージ全体が表示され、イメージのどの部分がメイン表示に表示されているかを示す四角形が表示されます。メイン表示をパンするには、[概要] ペインで四角形をドラッグするか、メイン表示ペインの右上隅にあるパン を選択してメイン表示ペイン内のイメージをドラッグします。イメージをパンすると、ピクセル値が更新されます。
次の図は、メイン表示ペインにピクセル値が表示されたイメージ ビューアーと、イメージの現在表示されている部分を示す [概要] ペインを示しています。
ピクセル値の形式はイメージ タイプによって異なります。
イメージ タイプ | 値の説明 |
---|---|
強度 (グレースケール) | ピクセル強度を表す数値スカラー イメージのコントラストを調整すると、アプリにはインポートされた元の値 |
インデックス付き | カラーマップのインデックスを表す数値スカラー イメージのコントラストを調整すると、アプリにはインポートされた元の値 |
バイナリ | logical スカラー |
トゥルーカラー (RGB) | 3 つのカラー チャネルに対する 3 つの値 ( |
メモ
関数 impixelregion
を使用して、imshow
で作成された Figure からピクセル領域情報を取得することもできます。
参考
イメージ ビューアー | impixelregion
| impixelinfo