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イメージの領域解析
イメージ内の連結要素の参照とフィルター処理
説明
イメージの領域解析アプリは、バイナリ イメージ内の各連結要素 (オブジェクトまたは領域とも呼ばれる) の一連のプロパティを評価し、その情報をテーブル形式で表示します。また、このアプリを使用すると、領域のプロパティを条件にしてイメージをフィルター処理し、別のバイナリ イメージを作成することもできます。
イメージの領域解析は次のようなプロパティを計算できます。
| プロパティ名 | 説明 |
|---|---|
"Area" | 領域内のピクセル数。 |
"Circularity" | オブジェクトの丸さ。真円度値は次のように計算されます。
最大真円度値は 1 です。 |
"ConvexArea" | 凸包内のピクセル数。凸包は、領域を含むことができる最小の凸多角形です。凸包の境界上のピクセルの分類の詳細については、ROI によって部分的に囲まれたピクセルの分類を参照してください。 |
"Eccentricity" | 領域と同じ 2 次モーメントをもつ楕円の離心率。離心率とは、楕円の焦点間の距離と長軸の長さの割合です。この値は 0 ~ 1 になります (0 と 1 は変性した場合です。実際には、離心率が 0 の楕円は円で、離心率が 1 の楕円はライン セグメントです)。 |
"EquivDiameter" | 領域と同じ面積をもつ円の直径 (ピクセル単位)。sqrt(4*Area/pi) で計算されます。 |
"EulerNumber" | オイラー数 (オイラー標数とも呼ばれる)。1 から領域内の穴の数を引いて計算されます。 |
"Extent" | 境界ボックス全体のピクセル数に対する領域内ピクセル数の割合。Area を境界ボックスの面積で除算して計算されます。 |
"FilledArea" | 領域内のすべての穴を塗りつぶした後の領域内のピクセル数。 |
"MajorAxisLength" | 領域と同じ正規化された 2 次中心モーメントをもつ楕円の長軸の長さ (ピクセル単位)。 |
"MinorAxisLength" | 領域と同じ正規化された 2 次中心モーメントをもつ楕円の短軸の長さ (ピクセル単位)。 |
"Orientation" | "x" 軸と、領域と同じ 2 次モーメントをもつ楕円の長軸との角度 (度単位)。値の範囲は (–90, 90] です。 この図は、楕円の軸と方向を示しています。図の左側は、イメージ領域とその対応する楕円を示しています。右側は同じ楕円を示し、青の実線で軸を表しています。赤い点は焦点で、方向は水平の点線と長軸の角度になります。
|
"Perimeter" | 領域の境界の周囲長 (ピクセル単位)。領域の境界の周りで隣接するピクセルの組の距離を加算することによって計算します。次の図は、サンプル領域の周囲の計算に含まれるピクセルを示しています。
|
"Solidity" | 領域内にもある凸包のピクセルの比率。Area/ConvexArea として計算されます。 |
イメージの領域解析 アプリを開く
MATLAB® ツールストリップ: [アプリ] タブで [イメージ処理とコンピューター ビジョン] の下にある [イメージの領域解析] アプリ アイコンをクリックします。
MATLAB コマンド プロンプト:
imageRegionAnalyzerと入力します。
プログラムでの使用
ヒント
イメージの領域解析アプリがイメージ内の領域を識別し、それらの領域のプロパティを計算する際、関数
regionpropsが使用されます。regionpropsには、領域のプロパティを計算するための次の追加機能があることに注意してください。不連続領域をもつイメージのプロパティの計測
重心、最大フェレ径、最小フェレ径、最大フェレ角、最小フェレ角などの追加プロパティの計測
グレースケール イメージのピクセル値プロパティの計測
N 次元イメージのプロパティのサブセットの計測
GPU での計測の実行とコードの生成
イメージの領域解析では、関数
bwpropfiltと関数bwareafiltを使用して、バイナリ イメージをフィルター処理します。


