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ビルド構成
出力ファイルの名前、場所、種類、言語などのビルド設定の構成
バイナリ コードを生成するビルド プロセスを制御および設定するには、多くのパラメーターや設定があります。これらの設定は、出力ビルドの種類 (MEX、lib、dll または exe) および C と C++ 言語などの属性を制御します。他のビルド設定により、可読性、パフォーマンスおよび外部コードの統合などの特定のニーズに応じて、ビルド出力をカスタマイズできます。アプリまたはコマンド ラインからコード生成構成オブジェクトのビルド オプションを変更できます。coder.config
を使用して、構成オブジェクトを作成できます。open
を使用して、編集アプリでオブジェクトを開きます。追加のビルド ファイルおよびフラグを関数コード内から指定するには、coder.updateBuildInfo
を使用します。
関数
オブジェクト
coder.MexCodeConfig | MATLAB からの MEX 関数生成用構成パラメーター |
coder.CodeConfig | MATLAB コードから C/C++ コードを生成するための構成パラメーター |
coder.EmbeddedCodeConfig | Embedded Coder で MATLAB コードから C/C++ コードを生成するための構成パラメーター |
coder.HardwareImplementation | MATLAB コードから C/C++ コードを生成するためのハードウェア固有の構成パラメーター |
coder.hardware | MATLAB コードから C/C++ コード生成用ハードウェア ボード構成オブジェクトを作成します。 |
coder.ReplacementTypes | C/C++ コード生成における MATLAB 組み込みデータ型のカスタム名を指定する構成パラメーター。 (R2019b 以降) |
RTW.BuildInfo | 生成されたコードのコンパイルとリンクに関する情報を提供する |
クラス
coder.ExternalDependency | 外部コードへのインターフェイス |
target.Alias | ターゲット オブジェクトの代替識別子を作成 (R2019a 以降) |
target.CMake | Specify CMake installation for building generated code (R2022b 以降) |
target.CMakeBuilder | Configure how CMake builds generated code (R2022b 以降) |
target.CMakeBuildType | Describe CMake build type or build configuration (R2022b 以降) |
target.CMakeCacheEntry | Configure a CMake cache entry (R2022b 以降) |
target.EnvironmentConfiguration | Configure system environment for toolchain (R2022b 以降) |
target.HardwareComponentSupport | Describe support for a hardware component (R2022b 以降) |
target.LanguageImplementation | C および C++ コンパイラの実装の詳細を提供 (R2019a 以降) |
target.Object | ターゲット タイプの基底クラス (R2019b 以降) |
target.Processor | ターゲット プロセッサ情報の提供 (R2019a 以降) |
target.Toolchain | Capture high-level information about toolchain (R2022b 以降) |
パッケージ
target | ターゲット ハードウェアとビルド ツールの情報の管理 (R2019a 以降) |
トピック
ビルド構成の基礎
- ビルド設定の構成
ビルド構成パラメーターをコマンド ラインまたは MATLAB® Coder™ アプリで設定します。 - ビルド プロセスのカスタマイズ
コード生成後のコンパイル前に発生するビルド プロセスの内容を制御します。 - パスとファイル構造の設定
カスタム コードの場所を指定します。 - ビルド構成設定の共有
プロジェクト設定をコード生成構成オブジェクトにエクスポートするか、設定をプロジェクトにインポートします。 - コマンド ライン ワークフローで対話的に構成パラメーターを指定
コード生成構成オブジェクトを対話的に編集する。 - 符号付き整数のオーバーフローに関する C コンパイラの考慮事項
符号付き整数 C の演算から正確な結果を得るために、C コンパイラはオーバーフロー時にラップする動作を保持しなければなりません。 - 符号付き整数表現の要件
符号付き整数値について 2 の補数表現を使用するターゲットで生成されたコードをコンパイルします。 - Build Process Support for File and Folder Names
Troubleshoot build process errors that occur when file system issues prevent file processing.
特定のビルド オプション
- 生成されたコードでの変数名の保持
生成されたコードで変数名を保持すると、生成された C/C++ コードの可読性が向上します。 - MATLAB Coder が生成コードを分割する方法
ファイルの分割法を選択します。 - 言語標準の変更
算術演算の呼び出しの場合、コード ジェネレーターはビルド設定で指定する言語標準を使用します。 - 生成コードで使用されるデータ型の指定
組み込みの C の型または MathWorks® の事前定義された型を生成します。 - 新しいハードウェア デバイスの登録
新しいデバイスを登録することで、サポートされるハードウェアの範囲を拡大する。 - Configure CMake Build Process
Specify CMake toolchain definition for building generated code. - Create Custom CMake Toolchain Definition
Capture high-level information about CMake-based toolchain and the target hardware it supports.
トラブルシューティング
- コンパイラとリンカーのエラー
ビルド中に発生するエラーの一般的な原因に対処します。