target.LanguageImplementation クラス

名前空間: target

C および C++ コンパイラの実装の詳細を提供

説明

target.LanguageImplementation クラスを使用して、ターゲット ハードウェアの C および C++ コンパイラに関する実装の詳細を提供します。たとえば、バイト順などです。

target.LanguageImplementation オブジェクトの作成には関数 target.create を使用します。

プロパティ

AtomicFloatSize — 最大 Atomic 浮動小数点サイズ

整数

ハードウェアでアトミックに読み込んで保存できる最大浮動小数点データ型のビット単位のサイズ

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int32

AtomicIntegerSize — 最大 Atomic 整数サイズ

整数

ハードウェアでアトミックに読み込んで保存できる最大整数のビット単位のサイズ

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int32

Endianess — バイト順

'Little' (既定値) | 'Big' | 'Unspecified'

ターゲット ハードウェアで実装されたバイト順。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

DataTypes — データ型の定義

target.DataTypes オブジェクト

以下の表に示すプロパティを介して C および C++ データ型定義を提供します。

プロパティ名	目的
Char	char の target.DataTypes.Char オブジェクト。
Short	short の target.DataTypes.Short オブジェクト。
Int	int の target.DataTypes.Int オブジェクト。
Long	long の target.DataTypes.Long オブジェクト。
LongLong	longlong の target.DataTypes.LongLong オブジェクト。
Half	ターゲット ハードウェアで使用する半精度データ型の target.DataTypes.Half オブジェクト。
Float	float の target.DataTypes.Float オブジェクト。
Double	double の target.DataTypes.Double オブジェクト。
Pointer	pointer の target.DataTypes.Pointer オブジェクト。
SizeT	size_t の target.DataTypes.SizeT オブジェクト。
PtrDiffT	ptrdiff_t の target.DataTypes.PtrDiffT オブジェクト。
NonStandardDataTypes	C 言語標準では規定されていないターゲット ハードウェアのデータ型のtarget.FloatingPointDataType (Simulink Coder)オブジェクト配列。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	private

Id — オブジェクト識別子

文字ベクトル | string

Name プロパティの値。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	private

Name — 名前

文字ベクトル | string

ターゲット言語実装の名前

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

WordSize — ネイティブなワード サイズ

整数

ターゲット ハードウェアのネイティブなワード サイズ。

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: int32

例

新しいハードウェア実行の作成

このクラスを使用する例については、次を参照してください。

• 新しいデバイスのハードウェア実行の指定

• 既存の実行を変更してハードウェア実行を作成

• 既存の実行を再利用してハードウェア実行を作成

バージョン履歴

R2019a で導入

参考

target.Processor | target.create

トピック

• 新しいハードウェア デバイスの登録