coder.ExternalDependency クラス
パッケージ: coder
外部コードへのインターフェイス
説明
coder.ExternalDependency
は、コード生成のために、外部コードと MATLAB® コード間のインターフェイスを開発する抽象クラスです。coder.ExternalDependency
から派生するクラスを定義して、外部ライブラリ、オブジェクト ファイルおよび C/C++ ソース コードに対するインターフェイスをカプセル化できます。このカプセル化を使用して、インターフェイスの詳細を MATLAB コードから分離できます。
coder.ExternalDependency
から派生したクラスを定義するには、サブクラスを作成します。以下に例を示します。
classdef myClass < coder.ExternalDependency
メソッドにリストされているすべてのメソッドを定義しなければなりません。これらのメソッドは静的で、コンパイルされません。コード ジェネレーターは、コード生成が完了して生成されたコードのビルドを設定した後に MATLAB でこれらのメソッドを呼び出します。ビルド情報とビルド コンテキストを記述する RTW.BuildInfo
オブジェクトおよび coder.BuildConfig
オブジェクトは、ビルド プロセス中に自動的に作成されます。updateBuildInfo
メソッドは、これらのオブジェクトへのアクセスを提供します。ビルド情報のカスタマイズの詳細については、ビルド プロセスのカスタマイズを参照してください。
また、外部コードを呼び出すメソッドも定義します。これらのメソッドはコンパイルされます。呼び出す外部関数ごとに、関数に対するプログラミング インターフェイスを定義するメソッドを記述します。このメソッドでは、関数 coder.ceval
を使用して外部関数を呼び出します。
メソッド
例
バージョン履歴
R2013b で導入