生成コードで使用されるデータ型の指定
MATLAB® Coder™ は、組み込みの C データ型または rtwtypes.h
からの事前定義された型を生成されたコードで使用できます。既定では生成されたコードで変数が宣言されるときは、組み込みの C の型が使用されます。
生成されたコードで使用されるデータ型は、[プロジェクトの設定] ダイアログ ボックスまたはコマンド ラインで明示的に指定できます。
MATLAB Coder アプリを使用したデータ型の指定
[生成] ダイアログ ボックスを開くために、[コード生成] ページの [生成] 矢印 をクリックします。
(要件に応じて) [ビルド タイプ] を
[ソース コード]
、[スタティック ライブラリ]
、[ダイナミック ライブラリ]
または[実行可能ファイル]
に設定します。[詳細設定] をクリックします。
組み込みの C の型を使用するには、[コード外観] タブで、[データ型の置換] を
[組み込みの C データ型を使用]
に設定します。rtwtypes.h
からの事前定義された型を使用するには、[データ型の置換] を[Coder の typedef を使用]
に設定します。
コマンド ラインでのデータ型の指定
コード生成の構成オブジェクトを作成します。
coder.config
を、引数'lib'
、'dll'
または'exe'
を (要件に応じて) 指定して使用します。次に例を示します。cfg = coder.config('lib');
組み込みの C の型を使用するには、
DataTypeReplacement
プロパティを'CBuiltIn'
に設定します。cfg.DataTypeReplacement = 'CBuiltIn';
rtwtypes.h
の事前定義された型を使用するには、DataTypeReplacement
プロパティを'CoderTypedefs'
に設定します。